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2011年5月11日 (水)

Fildes, R., Nikolopoulos, K., Crone, S.F., Syntetos, A.A. (2008) Forecasting and operational research: a review. Journal or Operational Research Society. 59, 1150-1172.
 予測手法について勉強しないとな... しないとなあ...と思い,まず手始めに読んでみた。ORの学術誌に載った予測研究のレビュー。よく知らないけど,第一著者は相当えらい人のようである。
 全くの門外漢の感想なんだけど,「時系列曲線の補外について地道な研究に邁進しても,いまさら劇的な進歩があるでなし,せっかく改善しても実務家は相変わらず指数平滑法なんか使い続けてるし,そうこうしてるうちにあさっての方角からANNだのSVMだの出てきたりして,いやいやこの世界も大変なのよ全く」というぼやきが,行間から聞こえてくるような気がしました。いや,勝手に聞いているだけですが。
 まあそれは幻聴としても,価格決定やプロモーション評価のための先進的システムをせっかく作ろうとしても,クライアントの担当者が異動しちゃって頓挫しちゃうことあるよね... というような話が,ほんとに出てきた。はっはっは。
 ともあれ,よく知らない世界の話なので,とても勉強になりました。レビューを読むのは疲れるのだが,その甲斐はあったぞ。。。ということにしておこう。明日にはもうすっかり忘れちゃっているかもしれないけど。

 ところで,著者らはOR関係の主要12誌から予測関係の論文を選び('85-'06)、被引用回数でランキングしている。1位はKahneman&Lovallo(1993, Management Sci.)、リスク下での楽観バイアスについての論文。以下、ニューラルネット、ブルウィップ効果と続き、顧客維持にCSが大事だというMarketing Sci.の論文(Bolton, 1998)が4位にランクインしている。ふーん。

論文:マーケティング - 読了:Fildes, et.al. (2008) 予測とOR