elsur.jpn.org >

« 読了:「セールスマンの死」 | メイン | 読了:Vincent (2005) 携帯電話への感情的愛着 »

2013年3月14日 (木)

de Vries, I. (2005) Mobile telephony: Realising the dream of ideal communications? in Hamill, L., & Lasen, A. (eds.) "Mobile World: Past, Present and Future." Springer.
仕事の足しになるかと思って先日買った論文集の第一章。著者はユトレヒト大のメディア研究者。電信、電話、ラジオ、テレビ、そしてモバイルと、通信技術の発達を概観する、いささかのんびりした内容であった。こんなの読んでる場合じゃないんだけどな、と焦りながら一読。
 通信発達の社会史は、天使のような完全な意思伝達という夢と、その失敗による失望との繰り返しだった、というようなことをJohn Petersという人が"Speaking into the air"(1999)という本の中で云っているのだそうだ。たとえばラジオの登場は電波による死者との対話という試みを生んだ(エジソンだって霊界通信機をつくった)。この本、面白そうだなあ。英語がスラスラ読めたらいいのだけれど。

論文:マーケティング - 読了:de Vries (2005) 電信からモバイルまでの社会史

rebuilt: 2020年4月20日 18:58
validate this page