elsur.jpn.org >

メイン > ノンフィクション(2018-)

2018年5月 3日 (木)

Bookcover 私はガス室の「特殊任務」をしていた (河出文庫) [a]
シュロモ ヴェネツィア / 河出書房新社 / 2018-04-06

読了:「私はガス室の特殊任務をしていた」

Bookcover 睡眠負債 『ちょっと寝不足』が命を縮める (朝日新書) [a]
NHKスペシャル取材班 / 朝日新聞出版 / 2018-04-13
せっかくNHKの頭のいい人たちがお金をかけて取材して、朝日新聞出版から大部数の本を出すんだから、もうすこしきちんと校閲すればいいのに... 「母数」とか「サンプル数」とか「母集団の偏り」とかさ... まあ細かいことですけど...

Bookcover 内村鑑三 悲しみの使徒 (岩波新書) [a]
若松 英輔 / 岩波書店 / 2018-01-20

Bookcover クリムト 官能の世界へ (角川新書) [a]
平松洋 / KADOKAWA / 2018-01-10

Bookcover 公文書問題 日本の「闇」の核心 (集英社新書) [a]
瀬畑 源 / 集英社 / 2018-02-16

Bookcover 官僚たちのアベノミクス――異形の経済政策はいかに作られたか (岩波新書) [a]
軽部 謙介 / 岩波書店 / 2018-02-21

Bookcover 矢内原忠雄――戦争と知識人の使命 (岩波新書) [a]
赤江 達也 / 岩波書店 / 2017-06-21

読了:「睡眠負債」「内村鑑三」「クリムト」「公文書問題」「官僚たちのアベノミクス」「矢内原忠雄」

Bookcover 千の顔をもつ英雄〔新訳版〕上 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) [a]
ジョーゼフ・キャンベル / 早川書房 / 2015-12-18

Bookcover ブッダたちの仏教 (ちくま新書) [a]
並川 孝儀 / 筑摩書房 / 2017-12-06

Bookcover 労基署は見ている。 (日経プレミアシリーズ) [a]
原 論 / 日本経済新聞出版社 / 2017-03-09

Bookcover 兼好法師 - 徒然草に記されなかった真実 (中公新書) [a]
小川 剛生 / 中央公論新社 / 2017-11-18

Bookcover 北朝鮮核危機! 全内幕 (朝日新書) [a]
牧野 愛博 / 朝日新聞出版 / 2018-02-13

Bookcover 和本のすすめ――江戸を読み解くために (岩波新書) [a]
中野 三敏 / 岩波書店 / 2011-10-21

読了:「和本のすすめ」「北朝鮮核危機全内幕」「兼好法師」「労基署はみている」「ブッダたちの仏教」「千の顔を持つ英雄」

Bookcover 釜ケ崎と福音――神は貧しく小さくされた者と共に (岩波現代文庫) [a]
本田 哲郎 / 岩波書店 / 2015-02-18
著者はカトリックの神父さんで、釜ヶ崎の支援活動で知られる人。感想は省略するけど、とても興味深く、印象に残る本であった。

Bookcover 剣と清貧のヨーロッパ - 中世の騎士修道会と托鉢修道会 (中公新書) [a]
佐藤 彰一 / 中央公論新社 / 2017-12-20

Bookcover ポピュリズムとは何か - 民主主義の敵か、改革の希望か (中公新書) [a]
水島 治郎 / 中央公論新社 / 2016-12-19

Bookcover 大量生産品のデザイン論 経済と文化を分けない思考 (PHP新書) [a]
佐藤 卓 / PHP研究所 / 2017-12-17

Bookcover 朱子学と陽明学 (ちくま学芸文庫) [a]
小島 毅 / 筑摩書房 / 2013-09-10

読了:「剣と清貧のヨーロッパ」「ポピュリズムとはなにか」「大量生産品のデザイン論」「釜ヶ崎と福音」「朱子学と陽明学」

三浦しをん「広辞苑をつくるひと」岩波書店.
 今年発売された広辞苑第七版、ついつい買ってしまった。実のところ、普段はPCにいれた第五版のEPWING版を使っており(とても便利です)、紙を使う用事はあまりないんだけど、ちょっとしたノスタルジーに駆られた次第である。仕方がないので、机の脇に置いてたまに意味もなく眺めている。
 これは予約特典でついてきた文庫判の小冊子。辞書編集部を舞台にした人気作「舟を編む」の作家による、広辞苑の製作に関わった裏方さんたちの取材記である。
 買ってきた広辞苑の紙の函、場所を取るから潰して捨てるつもりだったのに、これを読んだせいでなんだか捨てにくくなってしまい、ちょっと困っている。

Bookcover 図説 和菓子の歴史 (ちくま学芸文庫) [a]
青木 直己 / 筑摩書房 / 2017-08-07

Bookcover 奇想の図譜 (ちくま学芸文庫) [a]
辻 惟雄 / 筑摩書房 / 2005-04-01

Bookcover ルポ タックスヘイブン 秘密文書が暴く、税逃れのリアル (朝日新書) [a]
朝日新聞ICIJ取材班 / 朝日新聞出版 / 2018-04-13
内容もさることながら、朝日新聞・共同通信・NHKが国際報道プロジェクトに関わるまでのそれぞれの経緯が面白かった。やはり個人的つながりが重要であった模様。
 朝日新聞ではもともと調査報道NPOとの連携を模索していた由。その背後には、調査報道を生き延びさせていくために、いつか特別報道チームを朝日新聞からスピンアウトさせ、NPOとして独立させなければならないような事態が来るのではないか...という問題意識があったのだそうである。へえええ。

読了:「広辞苑をつくるひと」「図説 和菓子の歴史」「奇想の図譜」「ルポ タックスヘイブン」

Bookcover 喜劇としての国際ビジネス: 私が出会った〈一流〉という名の怪優たち [a]
ダニエル・レヴィン / 創元社 / 2017-12-20
帯にD.カーネマンの推薦文が載ってたのでついうっかり買っちゃった本。法律家の体験談というか自慢話というか、まあそういう読み物であった。カーネマン先生ってば、もう。

Bookcover 辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦 [a]
高野 秀行,清水 克行 / 集英社インターナショナル / 2018-04-05

Bookcover 闘いを記憶する百姓たち: 江戸時代の裁判学習帳 (歴史文化ライブラリー) [a]
八鍬 友広 / 吉川弘文館 / 2017-09-15

Bookcover 習近平帝国の暗号 2035 [a]
中澤 克二 / 日本経済新聞出版社 / 2018-03-09

Bookcover 都市の舞台俳優たち:アーバニズムの下位文化理論の検証に向かって (リベラ・シリーズ11) [a]
田村公人 / ハーベスト社 / 2015-05-28
小劇場演劇に関わる青年たちのエスノグラフィー。都市社会学の研究としての価値はよくわからないんだけど(修辞表現ではなく、本当に判断がつかない)、ノンフィクションとしてとても面白い本であった。

読了:「喜劇としての国際ビジネス」「都市の舞台俳優たち」「習近平帝国の暗号2035」「闘いを記憶する百姓たち」「辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦」

Bookcover 鎌倉幕府の滅亡 (歴史文化ライブラリー) [a]
細川 重男 / 吉川弘文館 / 2011-02-01

Bookcover 例外時代 [a]
マルク・レヴィンソン / みすず書房 / 2017-11-16

Bookcover 和本への招待 日本人と書物の歴史 (角川選書) [a]
橋口 侯之介 / KADOKAWA/角川学芸出版 / 2011-06-25

Bookcover 誰がアパレルを殺すのか [a]
杉原 淳一,染原 睦美 / 日経BP社 / 2017-05-25
帯にいわゆる"有名ブロガー"の推薦文が載っていて、レジに持っていきかけて「え、俺こういう人が推薦するような本買うの...まじ...」としばし躊躇ったのだが、面白い内容の本であった。

Bookcover 暴君誕生――私たちの民主主義が壊れるまでに起こったことのすべて [a]
マット・タイービ / ダイヤモンド社 / 2017-12-21
毒舌コラムニストの時評集。これは別に読まなくてもよかったな...

読了:「鎌倉幕府の滅亡」「例外時代」「和本への招待」「誰がアパレルを殺すのか」「暴君誕生」

Bookcover ポピュリズムとは何か [a]
ヤン=ヴェルナー・ミュラー / 岩波書店 / 2017-04-19

Bookcover AI vs. 教科書が読めない子どもたち [a]
新井 紀子 / 東洋経済新報社 / 2018-02-02

Bookcover 炎と怒り――トランプ政権の内幕 [a]
マイケル ウォルフ,Michael Wolff / 早川書房 / 2018-02-23

Bookcover 軌道 福知山線脱線事故 JR西日本を変えた闘い [a]
松本 創 / 東洋経済新報社 / 2018-04-06

Bookcover エスカレーション――北朝鮮VS.安保理 四半世紀の攻防 [a]
藤田 直央 / 岩波書店 / 2017-12-21

読了:「炎と怒り」「軌道」「エスカレーション」「AI vs 教科書が読めない子どもたち」「ポピュリズムとは何か」

Bookcover 3億人の中国農民工 食いつめものブルース [a]
山田 泰司 / 日経BP社 / 2017-11-09

Bookcover はじめての世界音楽―諸民族の伝統音楽からポップスまで [a]
柘植 元一,塚田 健一 / 音楽之友社 / 1999-05-01
しばらく前に浜松の楽器博物館に行って、世界の楽器のあまりの多様さに腰を抜かし、帰ってきてから思わず買っちゃった本。大学の教科書みたいだ。

Bookcover 仮想通貨 [a]
岡田 仁志,高橋 郁夫,山﨑 重一郎 / 東洋経済新報社 / 2015-05-29
2015年刊。世の中の動きについていけないという不安に駆られ、ついついこんな本を買っちゃったりして。

Bookcover テヘランからきた男 西田厚聰と東芝壊滅 [a]
児玉 博 / 小学館 / 2017-11-15

Bookcover 東芝の悲劇 [a]
大鹿 靖明 / 幻冬舎 / 2017-09-21

読了:「食いつめものブルース」「はじめての世界音楽」「仮想通貨 技術・法律・制度」「テヘランから来た男」

相馬黒光「碌山のことなど」. 碌山美術館, 2008。
 休日に新宿三丁目付近を通りかかり、少し時間があったので、カレーの中村屋の上にあるという美術館に立ち寄って(中村つねの作品があると聞き覚えていた)、荻原守衛の裸婦のブロンズ像などをぼけーっと眺めて帰ってきたんだけど、受付前に置いてあった薄い小冊子が妙に面白そうで、つい買ってしまった。安曇野市にある碌山美術館の発行とある(碌山とは荻原守衛のこと)。中村屋創業者夫妻の妻・相馬黒光が、最晩年に荻原について語った追想の聞き書きだという(初出は昭和31年。黒光は30年に亡くなっている)。正直、ちょっと下世話な好奇心もあって。

 萩原の絶作となった上記の裸婦像について黒光はこう述べている。「足が地について立ち上がれないあの姿を見て私は正視してゐられませんでした。あの像の顔をみて山本安曇さん[工芸家、この像の鋳造者]は私に「誰の顔を作ったかわかるぢゃありませんか」と云ひました。去年も展覧会であの像を見まして、この年になっても猶息のつまる思ひをしました」
 荻原は死の病床で、黒光と戸張狐雁(相馬夫妻と荻原の友人、のちに彫刻家・画家となる)にアトリエの机の鍵を渡す。荻原の死後、二人は引き出しから日記を見つけ、読まずに焼却する。「狐雁が男泣きに泣き乍ら一枚一枚むしってはくべ、私を「ヘッダガブラーだ」と罵り乍ら灰にしたのです。狐雁はやさしい人でした」と、ここから黒光に対する萩原の秘めた愛の話になって...

 いやあ、こういっちゃなんだが、大変面白かった。相馬黒光という人は只者ではない。
 それにしても、これは映画になるんじゃないかしら、なんて思ったのだが、いま調べてみたら、2007年に信越放送が「碌山の恋」というTVドラマを制作しており、黒光は水野美紀さんが演じたそうだ。

読了:「碌山のことなど」

rebuilt: 2018年6月 9日 02:11
validate this page