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2018年5月 2日 (水)

Trajman, A., & Luiz, R.R. (2008) McNemar chi^2 test revisited: comparing sensitivity and specificity of diagnostic examinations. The Scandinavian Journal of Clinical & Laboratory Investigation. 68(1), 77-80.
 McNemar検定(対応のある2条件間の割合の差の検定)についてちょっと知りたいことがあり、タイトルに惹かれて目を通した。なんだかマイナーそうな誌名だが、Google Scholar上は被引用100件。
 新しい診断基準ができたとき、フォローアップで患者と分かった人だけに絞って、通常の基準での診断を表側、新基準での診断を表頭にとった2x2クロス表をMcNemar検定すれば、敏感度の差を検定できますね、という論文だった。
 メモを取りながら読んだんだけど、そりゃそうだろうなという感じで、正直言って話のポイントが全然つかめなかった...。もっとも、読みながら何度も意識を失ったので、なにか読み落としているのかも。ま、少なくとも知りたい内容についての論文ではなかった、いいや、次にいこう。

論文:データ解析(2018-) - 読了:Trajman & Luiz (2008) 二つの診断基準の敏感度と特異度をMcNemar検定で比較する

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