書籍:コミックス」カテゴリーアーカイブ

読了:「セシルの女王」「女の子がいる場所は」「タコピーの原罪」「チ。」「ワカコ酒」

のちにエリザベス一世の重臣となるウィリアム・セシルの少年期に視点を置いて、ヘンリー八世の宮廷と社会を描く歴史物語。面白い。
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読了:「あかり」「オール・ザ・マーブルズ!」「またのお越しを」「ダンジョン飯」「生き残った6人によると」

「傘寿まりこ」の連載を終えた著者の新連載は、着物が題材のようだ。類似作が多い分野だが、本作は現代の着物ビジネスの暗部も描く模様。
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読了:「緑の歌」「台湾の少年」「ひらやすみ」「BLUE GIANT EXPLORER」「戦争は女の顔をしていない」

台湾のマンガ家・イラストレーターが描く内気な少女の青春。正直いって好みのマンガではないのだけれど(きみの悩みはどうでもいいよ、と思ってしまう)、一頁一頁がとても美しい。
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読了:「タイムスリップ・オタガール」「おかあさんの扉」「吼えろペンRRR」「ツイステッド・シスターズ」「聖☆おにいさん」

4月頃から8月にかけて読んだ本。まずはコミックスから。

陰気でコミュ障なアラサー女が中学生にタイムスリップし、暗かった青春をやり直そうとするコメディ、最終巻。なかなか面白かった。
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読了:「海が走るエンドロール」「分光器」「マロニエ王国の七人の騎士」「ふしぎの国のバード」「世田谷イチ古い洋館の家主になる」

読んだ本の記録はもう少しこまめにつけないと…と思っているうちに3月も後半となってしまった。年明け以降に読んだ本、まずはコミックスから。

2018年刊だが、なぜか読みそびれて積んであった。面白いマンガなのだろうけれども、筋がよくわからなくなってしまった…
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読了:「彼らの犯罪」「紙一重りんちゃん」「吉祥寺少年歌劇」「ピーナツバターサンドイッチ」

2021年8月以降に読んだコミックス、ラスト。

宝塚の男性版のような歌劇団での青春記。もちろん完全なフィクションなんだけど、話の終盤はコロナ禍のなか退団を迎えるスターの話で、マンガというメディアに特有なアクチュアルな面白さがある。
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読了:「私が15歳ではなくなっても。」「ハコヅメ」「女の体をゆるすまで」「ヘウレーカ」「ひとくい家族」「最期の火を灯す者」

2021年8月以降に読んだコミックス、その6。

いまいちばん気になるマンガ。いずれ、警察官志望者の多くがこのマンガをきっかけに挙げるような時代が来るのではないかしらん。
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読了:「機械・猫町・東京だより」「ひらやすみ」「バーナード嬢曰く。」「鬱ごはん」「ブランクスペース」

昨年8月以降に読んだコミックス、その2。

近代日本の短編小説と、山川直人さんによるそのマンガ化を併載するという面白い本。横光利一「機械」、萩原朔太郎「猫町」、太宰治「東京だより」を収録。
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読了:「伊豆漫玉エレジー」「めしばな刑事タチバナ」「重版出来!」「深夜食堂」「平日休みの堀出さん」

今年読んだコミックス、その12。

孤高のマンガ家・桜玉吉さんのエッセイマンガ。ついに還暦をお迎えになったとのことであります。
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読了:「メタモルフォーゼの縁側」「インド夫婦茶碗 おかわり!」「世田谷イチ古い洋館の家主になる」「妻と僕の小規模な育児」「薔薇はシュラバで生まれる」

今年読んだコミックス、その11。

かつての人気エッセイマンガが、今度は子育てじゃなくて老年期エッセイとして復活。皆様お元気そうでなによりです。
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読了:「健康で文化的な最低限度の生活」「伽と遊撃」「ゴールデンゴールド」「アンダーニンジャ」「高丘親王航海記」

今年読んだコミックス、その10。

「その女ジルバ」の著者の最新作。壮大な物語の導入部らしく、まだちょっと良し悪しの判断がつかない。
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