モンゴル帝国の支配下で復讐を胸に生き延びようとするイラン人女性を主人公にした歴史ドラマ。まだ一巻だけど、これは面白い…
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「書籍」カテゴリーアーカイブ
読了:「将棋の渡辺くん」「ヘルドッグス」「東京サラダボウル」「5080」「恋じゃねえから」
電子書籍で読んだコミックスも記録しておこう。
ヘルドッグス 地獄の犬たち 1 (ヒューコミックス)
イイヅカケイタ, 深町 秋生ヘルドッグス 地獄の犬たち 2 (ヒューコミックス)
イイヅカケイタ, 深町 秋生ヘルドッグス 地獄の犬たち 3 (ヒューコミックス)
イイヅカケイタ, 深町 秋生ヘルドッグス 地獄の犬たち 4 (ヒューコミックス)
イイヅカケイタ, 深町 秋生原作のストーリーを忠実に追いながら、演出は原作の描写に縛られず、コミックの特性を生かした工夫を凝らしている。一例を挙げると、小説でもっとも印象的な格闘シーンがあるのだが、コミック版ではその直後に、主人公はひとり地下道を歩き、静かにくずおれ、見開きで雨の夜の新宿駅の遠景が映し出される。感情的クライマックスの設計が異なる。なるほどー。
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読了:「華厳経入法界品」「空海 三業指帰」
梵文和訳 華厳経入法界品 ((上)) (岩波文庫 青 345-1)
梶山 雄一, 丹治 昭義, 津田 真一, 田村 智淳, 桂 紹隆梵文和訳 華厳経入法界品 ((中)) (岩波文庫 青 345-2)
梶山 雄一, 丹治 昭義, 津田 真一, 田村 智淳, 桂 紹隆続きを読む
読了:「雪の練習生」「小隊」
読了:「農婦譚」「厳寒の街」「羊の国の『イリヤ』」「ベルリンに落ちる闇」「喪失の冬を刻む」
農婦譚
住井すゑの短編集(底本は1940年刊)。土浦市の出版社・筑波書林の1983年刊のハードカバーで、当然ながらISBNはついていない。本屋さんの自由価格本コーナーで見つけた。
意外にも、ちょっぴりピランデッロを連想させる硬質な農民小説であった。著者は「橋のない川」で知られる作家だが、戦争協力の逸話が記憶にあり、予断があったかもしれない。
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読了:「戦時下のキリスト教」「戦時下の経済学者 経済学と総力戦」「『よむ』ことの近代 和歌・短歌の政治学」「ぼくたちの野田争議 忘れられた労働運動家 松岡駒吉と野田労働争議」
戦時下のキリスト教: 宗教団体法をめぐって
キリスト教史学会いくつかとても興味深い記述があった。戦時下の日本と日本支配下の地域では、すべての教会で、礼拝に先立ち宮城礼拝があった。ところが当時の人々に訊いてもそのことをあまり覚えていない。例外は台湾・韓国の人々で、日本敗戦直後の8月19日、宮城礼拝なしに礼拝する喜びを強く記憶にとどめているという。日本の信仰者にとっても宮城礼拝は強制されたものではなかったのか? ここが難しいところで、国内の多くの教会ではなんと45年秋から翌春ごろまで、宮城礼拝が惰性のように続けられていたらしい、とのこと。
戦時中に厳しく弾圧された教派の一つであるホーリネス教団の人はこう述べている。
いろいろな場面でホーリネス弾圧について話す機会があります。そうしたときに、ひたすら同情して下さる方がいます。哀れな弾圧被害者に同情したいのか、同情できる自分に酔いたいのか、とさえ思うことがあります。意地悪な言い方に聞こえるかもしれませんが、[…] 物分かりが良すぎて、問題の本質まで考えようとしないことが起きるからです。
諸教派・諸団体から、いわゆる戦争責任告白が出され、いろいろな取り組みがなされていながら、物分かりの良すぎる自己批判と隣人愛が目を曇らせるのです。弾圧、沖縄、アジア、ハンセン病、政治、憲法、教育などなど、課題は多いのですが、同情するだけでも、義憤にかられ正義を主張するだけでも意味がありません。[…]
いまや私たちは、社会情勢について、教会の体質について、いくらでも分析し批判することができます。それでいて、自分自身に気づかないということが起きるのです。[…]私たちは、歴史を学びながら、感性を磨いていかなければなりません。そうしたことが必要な時代に踏み込みつつあるように感じるのです。
読了:「『ハコヅメ』仕事論」
「ハコヅメ」仕事論 女性警察官が週刊連載マンガ家になって成功した理由
泰 三子, 山中 浩之読了:「知能低下の人類史」「『トランプ信者』潜入一年」「ルポ プーチンの戦争」「私たちが描いたアニメーション『平家物語』」「朝日新聞政治部」
知能低下の人類史: 忍び寄る現代文明クライシス
エドワード・ダットン, マイケル・A・ウドリー・オブ・メニー, 蔵 研也→ いま検索したら、著者のひとりについての最近のNYTの記事をみつけた。ああ、やはりなあ…
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読了:「全体主義の誘惑 オーウェル評論選」「物語 ウクライナの歴史」「ホモ・エコノミクス」「団地と移民」
全体主義の誘惑-オーウェル評論選 (単行本)
ジョージ・オーウェル, 照屋 佳男続きを読む
読了:「ヴァンデ戦争」「謎の独立国家ソマリランド」「タリバン台頭」「大俳優 丹波哲郎」「フェルメール デルフトの眺望」
フランス革命政府に抗してフランス西部で生じた民衆蜂起とその弾圧について述べた本。まさに大量虐殺である。こんなことがあったのね…
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読了:「香港秘密行動 『勇武派』10人の証言」「『オピニオン』の政治思想史」「ルネサンス 情報革命の時代」「サカナとヤクザ」「決戦!株主総会」
読了:「戦争はいかに終結したか」「物語 バルト三国の歴史」「家計簿からみる中国 今ほんとうの姿」「アガンペン読解」「カタコトのうわごと」
読了:「ROCA 吉川ロカストーリーライブ」「インド夫婦茶碗」「入江喜和画業30周年記念 キワ本」「ブランチライン」「深夜食堂」
ROCA: 吉川ロカ ストーリーライブ
いしいひさいち10年ほど前だろうか、朝日新聞朝刊の連載「ののちゃん」に、ファド歌手を目指す女子高生ロカとその相棒を描いたエピソードが時々掲載されていたことがあった。本書はその部分を取り出してストーリー4コマとして完成させたものである。
頭でわかってはいたのだが、著者の絵の上手さといったらもう…。終盤は鳥肌が立つようであった。コマとコマのあいだに感情が溢れ出る傑作。
2023/08/14追記: 電子化されたので、amazon kindleのリンクを張った。通販はこちら。
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読了:「セシルの女王」「女の子がいる場所は」「タコピーの原罪」「チ。」「ワカコ酒」
セシルの女王 (1) (ビッグコミックス)
こざき 亜衣セシルの女王 (2) (ビッグコミックス)
こざき 亜衣続きを読む
読了:「あかり」「オール・ザ・マーブルズ!」「またのお越しを」「ダンジョン飯」「生き残った6人によると」
またのお越しを(1) (BE LOVE KC)
おざわ ゆき続きを読む
読了:「緑の歌」「台湾の少年」「ひらやすみ」「BLUE GIANT EXPLORER」「戦争は女の顔をしていない」
台湾のマンガ家・イラストレーターが描く内気な少女の青春。正直いって好みのマンガではないのだけれど(きみの悩みはどうでもいいよ、と思ってしまう)、一頁一頁がとても美しい。
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読了:「タイムスリップ・オタガール」「おかあさんの扉」「吼えろペンRRR」「ツイステッド・シスターズ」「聖☆おにいさん」
読了:「自転車泥棒」「同志少女よ敵を撃て」「龍膽寺雄 焼夷弾を浴びたシャボテン」
自転車泥棒 (文春文庫 コ 21-1)
呉 明益, 天野 健太郎続きを読む