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2005年3月27日 (日)

Bookcover 子どもの危機をどう見るか (岩波新書) [a]
尾木 直樹 / 岩波書店 / 2000-08-18
この著者は2冊目なので,ざっと目を通しただけ。
小一プロブレムに代表される教育の危機は,子どもと親の変化に学校が対応できないことに原因があり,一斉主義や内申書重視は害しかもたらさない。必要なのは(1)民主主義的教育理念の導入(チャータースクールとか),(2)総合学習の活用(基礎学習にも有効である由。ふうん),(3)学級王国の解体である。さらに子育ての社会化とかそういう感じのものも大事である,云々。
分析してるぶんには説得力があるのに,対策編になるととたんに絵空事っぽくなるのはなんでだろう(俺が旧来の学校イデオロギーに犯されているからかね)。よくわからんが,学級王国の解体を目指して縦割り行事や「楽しい授業」に励んでいると,陰山英男や和田秀樹の本を読んだお母さんたちの吊し上げを喰うほうに一万点。そのへんは2000年と現在のあいだで温度差があるかもしれない(考えてみると,ここんところの基礎学力ブームのほうが,むしろ一過性なのかもしれないな)。ともあれ,先生ってタイヘンデスネ。

心理・教育 - 読了:03/27

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