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2012年10月18日 (木)

Crown, W.H. (2010) There's a reason they call them dummy variable: A note on the use of structural equation techniques in comparative effectiveness research. Pharmacoeconomics, 28(10), 947-955.
 タイトルがあんまり魅力的なので、ついうっかり入手してしまった。観察研究で介入効果を推定する際、一本の回帰式に介入有無のダミー変数をいれることが多いけど、もっとましな方法がいっぱいあるのですよ、という啓蒙論文。紹介されているのは、構造方程式モデル(あまりピンとこなかったのだけど、多母集団モデルのことなのかしらん)、regression-based decomposition methods (えーっと、賃金格差の研究なんかでよく使う、男の回帰モデルに女の平均ベクトルを突っ込むようなやつだと思う。「要因分析」と訳すのだろうか)、傾向スコア、道具的変数、事前-事後データのdifference-in-difference分析。それぞれの説明が短くて、かえって混乱してしまった。

 関係ないけど... この論文のタイトルにあるCER(比較効果研究)という言葉、オバマ政権の医療制度改革の話の中でよく出てくるけど、あれってなんなんだろう、EBMやヘルス・テクノロジー・アセスメントとどうちがうのかしらん。ど素人の漠然とした印象では、CERが一番サツバツとした雰囲気の用語だという気がするんだけど... 似た言葉がいっぱいあって困るなあ。

論文:データ解析(-2014) - 読了:Crown (2010) ダミー変数はdummyだ

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