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2005年10月 6日 (木)
先日,今年のカンヌ国際広告祭の結果がネットで公開されていることに気がついた。フィルム部門の入選作を観るのはなかなか楽しいのだが,何しろたくさんあるので,ざっと眺めるだけでも時間がかかってしまう。Gold Lion(いわゆる金賞)だけはチェックしたのだが,残りを見そびれたまま,気がついたら数日前に公開が終わっていた。去年もこんな感じで,惜しいところで一部見そびれた覚えがある。
広告の世界で頂点をなす賞だけに,多くの受賞作は一見の価値があるのだが,英語の壁のせいか文化のせいか,俺のセンスがないせいか,さっぱり訳がわからないものもある。今年のフィルム部門グランプリはホンダの"GRRR"という作品で,恥ずかしながら,なぜにこれがグランプリ?とちょっと呆気に取られた。確かに楽しいんだけど,革新的には思えない。それとも,なにか凄い要素があったのだろうか。台詞の語感が面白いとか。
パリコレだかなんとか,最先端のファッションショーにはとてつもなく奇妙な服が登場するが,どこかで読んだ話によれば,あの奇抜なファッションを何十倍にも水で薄めたものが,しばらくすると市中に出回るのだそうである。広告にも,俺のような素人にはわからないだけで,なにかそういうトレンドがあるのかもしれない。うーん。
いま探したら,"GRRR"はイギリステレビ広告賞という広告賞でもグランプリを取っているようだ。このサイトでも入選作がたくさん公開されている。観ておきたいけど,暇がないなあ。
追記:なんだ,まだ観られるじゃんか。
雑記 - カンヌ国際広告祭