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2005年10月 6日 (木)
階級!―社会認識の概念装置
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渡辺 雅男 / 彩流社 / 2004-01
階級概念は必要だし有効だ。マルクスはえらかった。所有と支配の制度化が階級社会を制度化する。というような本。ふうん。勉強になりました。
ナショナル・ストーリー・プロジェクト
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/ 新潮社 / 2005-06-29
ぱらぱら読んでいたので,全部読んだかどうか定かでないのだが,読んだことにしよう。
「人口減少経済」の新しい公式―「縮む世界」の発想とシステム
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松谷 明彦 / 日本経済新聞社 / 2004-05
この本は面白かった。人口構造の違いが世の中の仕組み自体を変えるという話。こういっちゃなんだが,大変にエキサイティングな内容であった。それにしても,都市は放棄され荒廃しかねないし,所得の二極分化は進むし,希望が持てる将来像にはみえないんだけど。
下流社会 新たな階層集団の出現 (光文社新書)
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三浦 展 / 光文社 / 2005-09-20
書くのを忘れていた。マーケッターの人が書いた本。議論は雑だけど,なんだか面白いデータを持っている(階層意識と「自分らしさ志向」の関係が団塊と団塊Jr.で逆転する,とか)。せっかくだから,もうちょい見せ方を工夫した方がいいんじゃないかと思った。クロス表をグラフにするとか。
ノンフィクション(-2010) - 読了:10/06まで (NF)