« 読了:11/26まで (C) | メイン | 読了:11/26まで (NF) »
2005年11月26日 (土)
ハルビン・カフェ (角川文庫)
[a]
打海 文三 / 角川書店 / 2005-07-23
たまたま読み始めたのだが,これがとんでもなく面白くて,仕事が手につかないほどであった。
時には懺悔を (角川文庫)
[a]
打海 文三 / 角川書店 / 2001-09
で,あわてて本屋でこの人の他の本を探し,コーヒーショップで読み始めたら,これがさらにまた面白くて,小一時間かけて読み終えるまで滞在するはめになった。最近読んだなかでは最大のヒット。昔の北方謙三のようなタイトルといい,二時間ドラマみたいな状況設定といい(「私立探偵とその見習いの女がたまたま死体を見つける」というのが導入部),これがこんなに素晴らしい小説だなんて,普通気がつかないぞ。
太鼓たたいて笛ふいて (新潮文庫)
[a]
井上 ひさし / 新潮社 / 2005-10-28
音楽劇のかたちをとっている分だけ情報量がすくないんだけど,それにしてもメッセージがとても直接的で,ああ「イーハトーブの劇列車」のころの井上ひさしからはまた違ってきているんだな,と思った。
フィクション - 読了:11/26まで (F)