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2007年3月18日 (日)
二・二六事件とその時代―昭和期日本の構造 (ちくま学芸文庫)
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筒井 清忠 / 筑摩書房 / 2006-10
1920-30年代の日本は大衆社会化が進行し,思想面でも社会の平準化への志向が顕著になった。その原型として,(1)社会主義思想,(2)総力戦思想(永田鉄山とか),(3)一君万民主義があった。岸信介ら革新官僚の社会観はこの3つを混ぜ合わせたもので,中には社会党に入党寸前の官僚もいた(以上は2章から)。へええ。
日本近現代史 - 読了:03/18まで (CH)