« 読了:06/03まで (NF) | メイン | 「早起きの子どもは学校が好きだ」 »
2007年6月 3日 (日)
男子の本懐 (新潮文庫)
[a]
城山 三郎 / 新潮社 / 1983-11
城山三郎の経済小説なんて,「課長の愛読書」というイメージで,普段なら手に取る気にならないのだが,浜口雄幸についてはちょっと関心があった。東京駅の新幹線中央口を出たところに,浜口首相狙撃現場という銘板があるのが気になっていたのである。
風呂の中で一気読み。良い小説だと思ったが,浜口らが命を賭けた超緊縮財政は,後世からみて正しいのかどうか。よくわからん。
浜口と肝胆照らした蔵相・井上準之助は,東洋文庫設立の立役者である由。へえー。
渡世
[a]
荒川 洋治 / 筑摩書房 / 1997-07
フィクション - 読了:06/03まで (F)