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2009年7月 8日 (水)
市場主義のたそがれ―新自由主義の光と影 (中公新書)
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根井 雅弘 / 中央公論新社 / 2009-06
俺は経済学の知識がまったくなくて,つい最近まで,新自由主義経済学者のフリードマンと,ニューヨーク・タイムズのコラムニストのフリードマンをごっちゃにしていた。だって,同じくNYTのコラムニストのクルーグマンはノーベル経済学賞をとった学者ではないか。誰だって間違えますよね? そんなわけはないか。前者のフリードマン先生はとっくに亡くなっています。
この本は,そのミルトン・フリードマンについての一般向け解説書。勉強になりました。細かいところはよくわからんのだけれど,ま,仕方がない。
差別と日本人 (角川oneテーマ21 A 100)
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辛 淑玉,野中 広務 / 角川グループパブリッシング / 2009-06-10
対談というより,野中広務インタビュー+辛さんのコメント,という感じの内容。
日本産業社会の「神話」―経済自虐史観をただす
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小池 和男 / 日本経済新聞出版社 / 2009-02
著者は労働経済学のえらい先生。日本人は会社人間というのは迷信だ,などなど。専門書というより,エッセイ風の文体で書かれた本であった。
橋の上の「殺意」―畠山鈴香はどう裁かれたか
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鎌田 慧 / 平凡社 / 2009-06
ノンフィクション(-2010) - 読了:07/08まで (NF)