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2010年3月 4日 (木)
これは1月上旬に読んだ論文。メモだけとって,そのまま忘れていた。
ほかにも何本か読んだような気がするんだけど。。。
Jaccard, J., Becker, M.A., Wood, G. (1984) Pairwise multiple comparison procedures: A review. Psychological Bulletin, 96(3), 589-596.
多重比較の手法を比較した研究のレビュー。被験者間計画,被験者内計画,混合計画の3つに分け,さらにそれぞれをoptimalな状況(正規・等分散・等サイズ)とそうでない状況とに分けて整理している。optimalでない状況で被験者内要因の多重比較をする際にはボンフェローニ法がよろしい,とか。
仕事の都合で目を通した論文。ほんとは多重比較の手法比較において検定力をどう定義するかを知りたかったのだが,そういう話は載っていなかった。手法間の良し悪しについていえば,多重比較の世界は進歩が速いようなので,84年時点でのレビューを読むことにどれだけ意味があるのか。。。時間の無駄遣いだったかも。
論文:データ解析(-2014) - 読了:03/02まで (A)