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2011年5月 2日 (月)

連休前に読んだ漫画。

Bookcover 平凡倶楽部 [a]
こうの 史代 / 平凡社 / 2010-11-30
「夕凪の街 桜の国」の作家が、平凡社のwebで連載していたコミック・エッセイ。凝りに凝りまくった内容で,眺めているだけで時間が過ぎる。併録の「古い女」は,専業主婦が夫の目を盗んで折り込みチラシに描いたという設定のこわーい短編で,これを読むためだけでも買う価値がある。

Bookcover どげせん 1巻 (ニチブンコミックス) [a]
RIN / 日本文芸社 / 2011-03-04
劇画調の絵柄で「格闘技としての土下座」を描いたマンガ。「土下座 それは命への執着の究極形態 命恋(いのちごい)である」「こ,これは土下座じゃない!構えだ!」なあんてね。こういう秀逸なワン・アイデアが俺はたまらなく好きなので,どうしても甘くなってしまうのだが,実にバカバカしくて良い。

Bookcover ちゃんと描いてますからっ! 1(リュウコミックス) [a]
星里 もちる / 徳間書店 / 2011-04-13
女子中学生の主人公が,実はずぼらなマンガ家の父親のかわりに原稿を描いている,というシチュエーション・コメディ。作者は80年代に徳間でデビューし,その後小学館に移って活躍していたベテラン。もともとこの種の軽い喜劇が得意な人だと思う(たしかなにかのインタビューで,ビリー・ワイルダーが好きだと云っていた)。徳間に戻って描いたこの作品は,その本領発揮という感じ。よかったよかった。

Bookcover 嫁姑の拳 4 (秋田レディースコミックスデラックス) [a]
函岬 誉 / 秋田書店 / 2011-01-20

Bookcover とろける鉄工所(6) (イブニングKC) [a]
野村 宗弘 / 講談社 / 2011-04-22

コミックス(2011-) - 読了:「平凡倶楽部」「どげせん」「ちゃんと描いてますから」「嫁姑の拳」「とろける鉄工所」

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