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2011年5月 2日 (月)
倫理的な戦争
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細谷 雄一 / 慶應義塾大学出版会 / 2009-11-11
最近では一番の面白本であった。本は読んでみないとわからない。
若手の国際政治学者による,トニー・ブレアの外交政策を辿った専門書なのだが,ただのジャーナリスティックな叙述ではなく,ブレア期の英国を支えたリベラル国際主義思想を素人にも読みやすく解説していて,お得感溢れる内容であった。米国の独走を阻止し国際協調を保とうと世界を駆け回り,一時的な成功を収めつつもやがて挫折していくブレアさんの姿は,日本人にとっても他人事ではないなあ,などと思う次第である。
パチンコがアニメだらけになった理由(わけ)
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安藤 健二 / 洋泉社 / 2011-01-08
中国は、いま (岩波新書)
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/ 岩波書店 / 2011-03-19
ルポ 餓死現場で生きる (ちくま新書)
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石井 光太 / 筑摩書房 / 2011-04-07
凶悪―ある死刑囚の告発 (新潮文庫)
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/ 新潮社 / 2009-10-28
ネット大国中国――言論をめぐる攻防 (岩波新書)
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遠藤 誉 / 岩波書店 / 2011-04-21
ノンフィクション(2011-) - 読了:「倫理的な戦争」「凶悪」「餓死現場で生きる」「中国は,いま」「ネット大国中国」「パチンコがアニメだらけになった理由」