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2011年6月13日 (月)
世界の歴史 22 近代ヨーロッパの情熱と苦悩 (中公文庫 S22-22)
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谷川 稔,鈴木 健夫,村岡 健次,北原 敦 / 中央公論新社 / 2009-03
すごく面白い本(「ルイ・ナポレオンのブリュメール18日」)を読み始めたのはいいが,背景知識があまりに足りないことに気づき,そちらは中断して,とりあえず19世紀欧州史の入門書を読んでおくことにした。しかし,こういう本を真剣に読んでいるおっさんって,現代日本のサラリーマンとしてはどうなんでしょうね。いかにも窓際族という感じで,ちょっと気が引ける。
無知を晒すようで恥ずかしいが,1848年という年は実に大変な年だったのだなあ。フランスでは王政が倒れ(二月革命),ルイ・ナポレオンが権力を握る。オーストリア,プロイセンにも革命が波及し,メッテルニヒは亡命するが,ウィーン三月革命は無惨に鎮圧される。ベネチア,ミラノでもオーストリア軍に対して市民が蜂起する。イギリスでは労働者階級の政治闘争(チャーチスト運動)が最後の高潮を迎える。ベルリンの壁崩壊を上回る大動乱だ。ええと,黒船来航の5年前,安政の大獄の10年前の出来事である。
新版 オサマ・ビンラディンの生涯と聖戦 (朝日選書)
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保坂修司 / 朝日新聞出版 / 2011-06-10
9.11の直後に緊急出版された本に,1章だけ追加した内容であった... ちゃんと確認すればよかった...
シェイクスピアを観る (岩波新書)
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大場 建治 / 岩波書店 / 2001-10-19
ノンフィクション(2011-) - 読了:「世界の歴史」「オサマ・ビンラディンの生涯と聖戦」「シェイクスピアを観る」