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2011年10月 4日 (火)
ビジネス書は手に取っても全部は読まないことが多いのだが。。。
外食産業の顧客価値 「ストレス・オフ」ビジネス サービス数値化の基準
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右田 圭司 / 東京書籍 / 2010-12-08
題名に惹かれて中をろくに見ずに買い,すぐに読み始め,数十頁ぶん目を通したところで,こ,これはまるで「成功した実業家が年を取ってから一念発起して大学院に入り,思いの丈を綴った文章をそのまま修士論文にしてしまったもの」を読んでいるような気分だ,と驚愕した。で,あとがきをみたら,果たしてそのとおりであった。
ここで止めたら話の種にもならないと思い,最後までめくった。なんというか,世の中いろんなことがありますね。
フレッシュネスバーガー手づくり創業記 (アスペクト文庫 B 9-1)
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栗原 幹雄 / アスペクト / 2011-09-20
もちろん成功者の自慢話なんだけど,意外に面白い本であった。住宅メーカー出身で「ほっかほっか亭」創業に参画し長く店舗開発を手がけた役員が,すっかり軌道にのった会社の会議漬けの毎日に飽き飽きし,なぜか奥さんと二人でこだわりのハンバーガー屋を開店してしまう。しかし蛇の道は蛇,開店の段階ですでにチェーン展開をもくろんでいたというから,さすがである。
奥付を見ると,この本,2008年刊「面白いことをとことんやれば『起業』は必ずうまくいく」を改題・文庫化したものである由。こっちの題名のほうが絶対いいですね。
日本一のクレーマー地帯で働く日本一の支配人―怒鳴られたら、やさしさを一つでも多く返すんです!―
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三輪 康子 / ダイヤモンド社 / 2011-07-15
しばらく前に目を通したのだが,記録するのを忘れていた。新宿東横インの支配人が荒廃したホテルを建て直した体験を綴った細腕繁盛記。
マーケティング - 読了:「外食産業の顧客価値」「フレッシュネスバーガー手づくり創業記」「日本一のクレーマー地帯で働く日本一の支配人」