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2013年2月 8日 (金)
読んだきりメモしてない本が溜まってしまっているんだけど、とりあえず手元にある本から...
うちの妻ってどうでしょう?(5) (アクションコミックス)
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福満 しげゆき / 双葉社 / 2012-12-27
福満しげゆきのほのぼのゲームエッセイマンガ (ファミ通クリアコミックス)
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福満しげゆき / エンターブレイン / 2012-12-27
前者は著者の代表作ともいうべきコミック・エッセイ。可笑しくて仕方がない。あまりに面白いので、ついつい後者のような、よく考えてみたら買わなくても良いマンガも、ついでに買っちゃったりして...
青沼さん、BL漫画家をこっそりめざす。
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青沼貴子 / イースト・プレス / 2013-01-18
青沼貴子さんは20年ほど前に「ママはぽよぽよザウルスがお好き」で大ブレイクした人だ。いまでこそ育児エッセイマンガは巷に溢れているけれど,「ママぽよ」はその先鞭をつけたとても魅力的なマンガで,私は本屋で掲載誌「プチタンファン」を必死に立ち読みしたものである。
このキラータイトルを得てから,このマンガ家は子育てマンガを描き続けているけど,私が読んだ範囲の印象でいえば,後続の作品は正直なところ,マンガとしての魅力を少しずつ失っていったと思う。郵便局かなにかの広告イラストで「ママぽよ」そっくりのキャラクターを描いているのをみかけて,ああこの人はこうやってかつての財産で食べていくんだなあ,と思っていた。
意外にもこの作品は,子育てというテーマから離れ,「マンガ家生活30年のベテランがBLコミックに初挑戦し,素人のふりをして出版社に持ち込む」という実録エッセイ。とはいえ家族には内緒であって,高校生の息子が仕事部屋に入ってこようとすると,あわててどぎつい資料を隠したり... 実に面白い。あの青沼貴子が帰ってきた,という感じだ。
芳文社「まんがホーム」連載(作中で最初に原稿を持ち込む出版社も芳文社であろう)。残念ながら一巻分で終了。もったいない,もっと続ければいいのに。
ママはテンパリスト 1
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東村 アキコ / 集英社 / 2008-10
2008年刊、育児マンガのヒット作。さすがに面白い。
おかあさんの扉2 (オレンジページムック)
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伊藤 理佐 / オレンジページ / 2013-02-01
こちらは現役の育児マンガ。「オレンジページ」連載。
インド夫婦茶碗 (18) (ぶんか社コミックス)
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流水 りんこ / ぶんか社 / 2013-01-10
こちらももともとは育児マンガだったのだが、歳月を経て、なんだか知り合いのおうちの季節のお便りという感じになってきた。お子さんも大きくなったので、子育てのネタは本巻をもって打ち切りにするそうだ。これからは高齢者マンガとなっていくのかしらん...
コミックス(2011-) - 読了:「うちの妻ってどうでしょう」「福満しげゆきのほのぼのゲームエッセイマンガ」「青沼さん、BL漫画家をこっそりめざす」「おかあさんの扉」「インド夫婦茶碗」