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2013年5月 7日 (火)

Tadajewski, M., (2006) Remembering motivation research: Toward an alternative genealogy of interpretive consumer research. Marketing Theory, 6(4), 429-466.
 たまたま市場調査の会社にお世話になったせいで、仕方がないからまあその方面の教科書などを読んだりしたわけですが、どの分野でもそうであるように、本に書いてあることと実際のビジネスとはちょっとズレがある。たとえば、市場調査の教科書にはモチベーション・リサーチについての記載は少ないし、消費者行動論の教科書でも過去の歴史的遺産扱いだが、実際の調査ビジネスでは現役だと思うんですけどね。コカ・コーラのブランド管理の話などは有名であろう。フロイトとユングに由来する普遍的な消費者理解システム、なあんていう調査パッケージを売っている会社だっていくつかある。
 このズレはどこから出てくるんだろうなあ、と前に不思議に思ったことがあって、そのときに読みかけて数ページで挫折した論文。モチベーション・リサーチの歴史を辿るという酔狂な内容。
 英語がやたらに回りくどいし、妙にペダンチックなので、全然頭に入らない。整理の都合上読み終えたことにしておくけど、勘弁してほしいよ、もう... みんなが英語が達者というわけじゃないんだから...
 いくつかメモ:

論文:マーケティング - 読了: Tadajewski(2006) モチベーション・リサーチ、その勃興と衰退

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