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2015年12月21日 (月)
自発的隷従論 (ちくま学芸文庫)
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エティエンヌ・ド・ラ・ボエシ / 筑摩書房 / 2013-11-08
16世紀のフランス貴族、モンテーニュの無二の親友であったラ・ボエシの著書。なんでも16歳ないし18歳のときに書いたのだそうで、なんでそんなもん読まねばならんのよ... と思いながらうっかり買っちゃったんだけど、これがとても面白かった。
先日出張に行った地方都市で、商店街をふらふら歩いていて、たまたま通りかかった本屋さんに入ったら、おそらくその街に名だたる老舗書店なのだろうと思うのだけれど(岩波の本をずらっと並べているところなどから察するに)、広い店内は閑散としており、蛍光灯の光が虚ろに白かった。ああ、一つの文化の形がこうして消えようとしているのだな... と感傷に駆られて、つい買っちゃったのが上記のラ・ボエシである。いやいや、そんなら単行本買えよ。
一揆の原理 (学芸文庫)
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呉座 勇一 / 筑摩書房 / 2015-12-09
ガリレオ裁判――400年後の真実 (岩波新書)
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田中 一郎 / 岩波書店 / 2015-10-21
ノンフィクション(2011-) - 読了:「自発的隷従論」「ガリレオ裁判」「一揆の原理」