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2016年2月15日 (月)
トロイラスとクレシダ―シェイクスピア全集〈23〉 (ちくま文庫)
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W. シェイクスピア / 筑摩書房 / 2012-08
小田島訳で読んでいたのだけど、出来心で松岡訳も買っちゃったので、読み直した。
これ、やはり難解な戯曲だと思う。クレシダが何を考えているのかがわからない。たまたま昨年舞台で観る機会があって(鵜山仁演出)、その際は苦境のなかで悪女に変貌せざるを得ないクレシダの悲劇がとてもよくわかる演出だったのだが、こうして読みなおしてみると、最初からちょっとよくわからないところがある人だよな、という気もする。
フィクション - 読了:「トロイラスとクレシダ」