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発表会概要

2003.05.13更新

■ 発表の目的

次のように想像して下さい。
みなさんは会社員です。ある日上司に呼ばれ,こう命じられました。 「我が社はこのたび,ある新規事業をはじめることを検討している。 そのために,まずXXXについての基礎的知識が必要だ。残念ながら,社内には XXXについて知識を持っている者がいない。そこで,きみ,少し時間をあげるから, XXXについて調べてきて,こんどの会議でみんなに説明してくれたまえ。 んじゃよろしく」
XXXの部分には,指定されたテーマ,ないし, 自分で絞り込んで決めたテーマをいれてください(例,「デジタル・デバイド」「日本における インターネット利用者数とその内訳」)。

これが今回の発表の目的です。つまり,

XXXという問題について,初心者にむけて過不足無く説明する

というのが,今回の発表の主旨です。

したがって,次のような発表はまずいことになります。
初心者にはわからない内容
話し手: 「ご存じのように,オープンソースとは 単にソースコードが入手できるということだけを意味するのではありません」
聞き手: 「なんだねきみ,そのソースコードというのは」
誰もが知っている内容
話し手: 「ええと,コンピュータというのは,計算機のことです」
聞き手: 「そのくらいは知っとるよ,きみ」
根拠のない意見
話し手: 「情報化の進展に伴い,さまざまな倫理的問題が ますます深刻化するでしょう」
聞き手: 「なぜそう思うのかね,ちゅんと説明してくれんと困るよ」
個人的な感想
話し手: 「私はコンピュータが苦手なので, インターネットがこれほど多くの人に使われているなんて, とてもびっくりしました」
聞き手: 「きみねえ,小学生の読書感想文じゃないんだから」

発表のあとには質疑応答の時間を設けます。 この発表に関する限り,XXXについてもっとも詳しいのは発表者です。 予想される質問にはちゃんと答えられるように, 準備しておく必要があります。

■ 発表者が用意するもの

次の2点をかならず用意して下さい。

1. 呈示資料

教室の前のスクリーンに映すスライドです。聞き手に発表のポイントを示すものです。

プレゼンテーションソフトで作成する場合 ワープロもしくは手書きで作成する場合
原則として, プレゼンテーション用ソフトでファイルを 作成し,そのファイルを小野に渡して下さい。 受け取ったファイルは,小野が持ち込んだPCをつかって映写します。 どうしてもプレゼンテーション用ソフトウェアを使いたくない場合には, 教室備え付けの書画カメラを使用します。A4の紙を使い,映写する原稿を, 手書きないしワープロで作成して下さい。
ソフトウェアの種類とファイルの形式については, 「プレゼンテーション用ソフトウェアについて」を 参照して下さい。 ページあたりの文字数は, Powerpointでつくるスライドと同程度の量にしてください。 Microsoft Wordの場合なら, [ファイル]-[ページ設定]で,[用紙サイズ]をA4縦置きにして, [フォントの設定]でフォントのサイズを思い切り大きくしてみて ください(20〜30ポイントくらいかな?)。
ファイルの受け渡しは,次のいずれかの方法でお願いします。
  1. メールに添付して送る発表前々日(木曜日)の夜10時までに, ono-shigeru@c.metro-u.ac.jp に送って下さい。受領確認の メールを,発表前日(金曜日)の朝10時までに返送します。返送がない場合には, なんらかの事故があったと考えて下さい。
  2. フロッピーディスクで渡す。 DOSフォーマットのフロッピーディスクに ファイルを保存し,当日の講義開始時に渡して下さい。
当日持参して下さい。
どの方法を選ぶかを,事前に知らせて下さると助かります。 前回の講義時間中に口頭で知らせるか,発表前々日(木曜日)の夜10時までに ono-shigeru@c.metro-u.ac.jp まで知らせて下さい。

2. 配布資料

聞き手に配布する紙資料です。発表のポイントや,呈示資料に載せられなかった情報を 載せます。出席者全員にコピーを配布します。

プレゼンテーションソフトで作成する場合 ワープロもしくは手書きで作成する場合
配布用コピーの持ち込み方法には,次の3つがあります。
  1. 自分で作成し持参する。 30部程度おねがいします。
  2. 当日朝に小野に依頼する発表当日の朝10:15まで (厳守してください)に, 講師室窓口に原稿を持ってきて下さい。事務の方に 受け取って下さる旨お願いしてあります。なお講師室は, 教授研究棟(8号館の隣)2Fにあります。 当日朝しか受け取りできません。
  3. 事前にメールで送信する。 呈示資料ファイルをメールで送り, 配付資料が呈示資料を縮小しただけのものでかまわない場合には, 小野が作成を代行します。 その場合でも,不慮の事態に備えて,プリントアウトを 1部,必ず持参して下さい。
配布用コピーの持ち込み方法には,次の2つがあります。
  1. 自分で作成し持参する。 30部程度おねがいします。
  2. 当日朝に小野に依頼する発表当日の朝10:15まで (厳守してください)に, 講師室窓口に原稿を持ってきて下さい。事務の方に 受け取って下さる旨お願いしてあります。なお講師室は, 教授研究棟(8号館の隣)2Fにあります。 当日朝しか受け取りできません。
どの方法を選ぶかを,事前に知らせて下さると助かります。 前回の講義時間中に口頭で知らせるか,発表前々日(木曜日)の夜10時までに ono-shigeru@c.metro-u.ac.jp まで知らせて下さい。

■ 発表要項


この文書は,次のURLで公開されています: http://psywww.human.metro-u.ac.jp/personal/ono/lecture2003/musashi/