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2006年5月28日 (日)

Bookcover 危ないお仕事! (新潮文庫) [a]
北尾 トロ / 新潮社 / 2006-05-30

Bookcover 戦国鉄砲・傭兵隊―天下人に逆らった紀州雑賀衆 (平凡社新書) [a]
鈴木 真哉 / 平凡社 / 2004-08
歴史好き向けに書かれた本で,よくわからんかった。
Bookcover 首相支配-日本政治の変貌 (中公新書) [a]
竹中 治堅 / 中央公論新社 / 2006-05-24
著者は法眼晋作の孫である由。

どうにも展望が持てず,こんな本ばかり読んでいる。こんなことなら,毎晩ナイター観てビール飲んで寝た方が,なんぼか気が利いているなあ。

ノンフィクション(-2010) - 読了:05/28まで (NF)

2006年5月24日 (水)

Bookcover 大型店とまちづくり―規制進むアメリカ,模索する日本 (岩波新書 新赤版 (960)) [a]
矢作 弘 / 岩波書店 / 2005-07-20
大型店規制派の立場から書かれた本。アメリカでの事情が2/3くらい。
バーンステイブル市(というのはボストン近郊らしい)での推計によれば,なにかの商業開発があったとき,それが自治体の財政に与える影響は,専門店ではプラス,レストラン・ショッピングセンター・ビッグボックス店ではマイナス,ファーストフード店では極端なマイナスになるらしい(90平米あたり-5000ドル)。こういう調査は日本でもやってるんだろうか?
Bookcover 江戸時代とはなにか―日本史上の近世と近代 (岩波現代文庫) [a]
尾藤 正英 / 岩波書店 / 2006-04-14

ノンフィクション(-2010) - 読了:05/24まで (NF)

Bookcover 評伝 緒方竹虎―激動の昭和を生きた保守政治家 (岩波現代文庫) [a]
三好 徹 / 岩波書店 / 2006-04-14
偉い人の評伝。なんだかアアソウデスカという気分である。朝日新聞の主筆として戦争協力の責任を問われ公職追放されたことについて,それによって他の幹部が責任を免れたのだから悔いはない,と述べている由。当事者には切実なんだろうけど,そんなことを云われてもなあ。

日本近現代史 - 読了:05/24まで (CH)

Bookcover ヨコハマ買い出し紀行 (14) (アフタヌーンKC (1176)) [a]
芦奈野 ひとし / 講談社 / 2006-05-23
12年続いたそうだ。信じられない。連載開始以来,雑誌で欠かさず読んでいたぞ。嘘だ,誰か嘘だといってくれ。
Bookcover さよなら絶望先生(3) (講談社コミックス) [a]
久米田 康治 / 講談社 / 2006-03-17

コミックス(-2010) - 読了:05/24まで (C)

2006年5月15日 (月)

Bookcover 壊れかた指南 [a]
筒井 康隆 / 文藝春秋 / 2006-04-26

とりたてて忙しいわけじゃないのに,どんどん時間が過ぎていく。昨年までに比べて通勤時間が減ったぶん余裕ができたはずなのに,本も論文もなかなか読めない。なぜだろう。まだ慣れていないからだろうか。

フィクション - 読了:05/15まで (F)

Bookcover カラシニコフII [a]
松本 仁一 / 朝日新聞社 / 2006-05-03

ノンフィクション(-2010) - 読了:05/15まで (NF)

Bookcover アンダーカレント アフタヌーンKCDX [a]
豊田 徹也 / 講談社 / 2005-11-22
連載時に読んでいたのだが,気になったので買い直してしまった。良いような気もするし,それほどでもないような気もするし。
Bookcover さよなら絶望先生(2) (講談社コミックス) [a]
久米田 康治 / 講談社 / 2005-12-16

コミックス(-2010) - 読了:05/15まで (C)

2006年5月 7日 (日)

Bookcover 果てもない道中記 下 (講談社文芸文庫 やA 9) [a]
安岡 章太郎 / 講談社 / 2002-07-10
かなり間が空いたけど,"第三の新人"シリーズ第六弾。平成7年の作品。
中里介山「大菩薩峠」の筋を追いながらあれこれと思いを馳せる,という仕立ての長編エッセイ。まさかそんなのが,これほどに面白いとは。。。文章を読むということそのものの楽しさに,存分に浸ることができる名編であった。安岡章太郎は「海辺の光景」まで,となぜか強く信じ込んでいた,その不明を恥じる次第である。

フィクション - 読了:05/07まで (F)

Bookcover ムンクを追え! 『叫び』奪還に賭けたロンドン警視庁美術特捜班の100日 [a]
エドワード・ドルニック / 光文社 / 2006-01-24
書くのを忘れてたけど,しばらく前に目を通した本。面白いけど,主役格の捜査官の視点があまりに強すぎて,ノンフィクションとしては底が浅いように思った。
Bookcover 新・中年授業 [a]
目黒 考二 / 本の雑誌社 / 2006-03-16
書評エッセイ集。ざっとめくっただけだけど,web連載時に全部読んでいたようなので,読み終えたことにしておく。収録されていない回にも良い文章があったと思うのだが(佐藤多佳子「黄色い目の魚」の回とか)。
Bookcover 狂気の偽装 [a]
岩波 明 / 新潮社 / 2006-04-20
「その心の病は大ウソだ!」「現役医師による告発レポート!」というのが帯の惹句だが(さすがは週刊新潮の版元だ),内容は比較的に地味なエッセイ。
Bookcover 日本宗教史 (岩波新書) [a]
末木 文美士 / 岩波書店 / 2006-04-20

ノンフィクション(-2010) - 読了:05/07まで (NF)

Bookcover 危機の宰相 [a]
沢木 耕太郎 / 魁星出版 / 2006-04
77年に発表された作品に手をいれたもの。ふーん。

日本近現代史 - 読了:05/07まで (CH)

Bookcover よつばと! (5) (電撃コミックス (C102-5)) [a]
あずま きよひこ / メディアワークス / 2006-04-27
ある年の夏休みの一日一日を丁寧に描く,という連載。悪い人も悲惨な出来事も一切登場しない。世界は平穏と優しさに満ちており,女の子はみんな美人だ。読んでいるほうは気楽だけれど,こういう完全に閉じた世界をつくり出すのは,大変骨の折れることだろう。
Bookcover さよなら絶望先生(1) (講談社コミックス) [a]
久米田 康治 / 講談社 / 2005-09-16
ろくろく話を動かさず,コマに社会批評的なギャグを詰め込んでいくところ,松田洋子を水で薄めたような感じだ。少年マガジン連載。ひょっとすると最近の少年誌は読者の年齢層が高くなっているのかもしれない。

コミックス(-2010) - 読了:05/07まで (C)

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