elsur.jpn.org >

« 2006年8月 | メイン | 2006年10月 »

2006年9月24日 (日)

Bookcover OUT 上 (講談社文庫 き 32-3) [a]
桐野 夏生 / 講談社 / 2002-06-14
Bookcover OUT 下 (講談社文庫 き 32-4) [a]
桐野 夏生 / 講談社 / 2002-06-14
「グロテスク」が良かったので,食わず嫌いはやめにして読んでみた。評判になった作品だけあって,とても面白かった。最終盤にいきなり愛が芽生えちゃうところ,俺のように鈍い輩には,いまいち理解できないけど。

こうやって適当に買い込んだ本を読んで,ただ時間を過ごし,無為に年を取っていくわけである。他人の人生なら同情するだけで済むが,なにしろ自分のことなので,茫然としてしまう。

フィクション - 読了:09/24まで (F)

Bookcover 検証「国策逮捕」 経済検察はなぜ、いかに堀江・村上を葬ったのか [a]
東京新聞特別取材班 / 光文社 / 2006-09-16

ノンフィクション(-2010) - 読了:09/24まで (NF)

Bookcover ヴィンランド・サガ(2) (アフタヌーンKC) [a]
幸村 誠 / 講談社 / 2006-09-22

Bookcover 真説 ザ・ワールド・イズ・マイン 3巻 (ビームコミックス) [a]
新井 英樹 / エンターブレイン / 2006-09-25
Bookcover 真説 ザ・ワールド・イズ・マイン 4巻 (ビームコミックス) [a]
新井 英樹 / エンターブレイン / 2006-09-25

Bookcover とりぱん 2 (ワイドKCモーニング) [a]
とりの なん子 / 講談社 / 2006-09-22

Bookcover アジ玉。―Asia‐no‐tamanokoshi。 (2) [a]
黒川 あづさ / 中央公論新社 / 2006-09

コミックス(-2010) - 読了:09/24まで (C)

2006年9月18日 (月)

Bookcover グロテスク〈上〉 (文春文庫) [a]
桐野 夏生 / 文藝春秋 / 2006-09
Bookcover グロテスク〈下〉 (文春文庫) [a]
桐野 夏生 / 文藝春秋 / 2006-09
週刊文春連載時は面倒で読んでいなかったのだが,その後評判になったので,ちょっと気になっていた本。この度の文庫化を機に読んでみた。
東電OL事件を題材にした怖い怖い話であったが,終盤に語り手までもが娼婦となるに至り,悲劇を通り越してちょっぴり喜劇的な味わいがあって,なんともいえず良い。悪意渦巻く名門女子高のモデルとなっているのは慶應女子だろうか。みんないろいろ大変なんですね。
Bookcover 神様 (中公文庫) [a]
川上 弘美 / 中央公論新社 / 2001-10
面白かった。

フィクション - 読了:09/18まで (F)

Bookcover 下流喰い―消費者金融の実態 (ちくま新書) [a]
須田 慎一郎 / 筑摩書房 / 2006-09
下世話な題名だが,消費者金融業界の内幕についてきちんと説明した良書であった。
Bookcover 児童虐待―現場からの提言 (岩波新書) [a]
川崎 二三彦 / 岩波書店 / 2006-08-18
児童相談所の一時保護にはなんで令状がいらないんだろうか,と前々から不思議に思っていた。この本によると,現場としても責任が重すぎて困るのだそうである。保護者には殴られちゃうし。本当に大変な仕事だ。
Bookcover 株式会社に社会的責任はあるか [a]
奥村 宏 / 岩波書店 / 2006-06-20

Bookcover パラサイト・ミドルの衝撃サラリーマン― 45歳の憂鬱 NTT出版ライブラリーレゾナント016 [a]
三神 万里子 / NTT出版 / 2005-10-13
45歳サラリーマンは危機にさらされている,という売り文句の本だが(一種の恐怖喚起ビジネスですね),なんで45歳なのかの説明は,かなりおおざっぱな世代論に留まっている。要するに,これからの知的労働はかくあるべしかくあるべしかくあるべし!という本。
「おまえらこうしろ,でないと乗り遅れるぞ」という調子で,どこかに監禁されて説教を聞かされている気分になり,斜め読みするだけで大変疲れた。正直,この種のご託宣にはもううんざりである。

ノンフィクション(-2010) - 読了:09/18まで (NF)

Bookcover なるほど高校数学 三角関数の物語―なっとくして、ほんとうに理解できる (ブルーバックス) [a]
原岡 喜重 / 講談社 / 2005-05-20
会社で数理系の論文を読んでいたら,三角関数を使った簡単な式に躓いてしまって,泣きそうになったのであった。帰りに買ってコーヒーショップで読了。数学がからきし出来ない俺が,会社では多変量解析の専門家ということになっているのだから,なにがなんだかわからない。

データ解析 - 読了:09/18まで (D)

Bookcover わたしが見たポル・ポト―キリングフィールズを駆けぬけた青春 [a]
馬渕 直城 / 集英社 / 2006-09
75年のプノンペン陥落時に居合わせたという古参ジャーナリストの本。反ベトナム,親ポル・ポト派の色合いが強く,クメール・ルージュによる組織的虐殺には否定的。へええ。

ノンフィクション(-2010) - 読了:09/18まで2 (NF)

Bookcover さよなら絶望先生(5) (講談社コミックス) [a]
久米田 康治 / 講談社 / 2006-09-15

コミックス(-2010) - 読了:09/18まで (C)

2006年9月12日 (火)

Bookcover 日本共産党 (新潮新書) [a]
筆坂 秀世 / 新潮社 / 2006-04-15
著者は先日セクハラ疑惑で除名された,共産党の偉い人,もちろん共産党批判なのだが,そこここに党への愛情(というか,執着というか)がかいま見えて,ちょっと泣かせる。
Bookcover 9人の児童性虐待者 [a]
パメラ・D. シュルツ / 牧野出版 / 2006-08
興味本位の読み物かも,と警戒していたのだが,それどころか,あまりにアカデミックな内容であった。本題に入る前に,社会構成主義アプローチについての説明が延々と続く(読み飛ばしてしまった)。博士論文かなにかかもしれない。

ノンフィクション(-2010) - 読了:09/12まで (NF)

Bookcover 巨魁―岸信介研究 (ちくま文庫) [a]
岩川 隆 / 筑摩書房 / 2006-09
原著は77年刊(岸信介はまだ生きているわけである)。岸信介について書かれた最初期の作品であるらしい。おそらくは安部さんに当て込んで再刊されたのだろう。
Bookcover アジア主義を問いなおす (ちくま新書) [a]
井上 寿一 / 筑摩書房 / 2006-08

日本近現代史 - 読了:09/12まで (CH)

Bookcover 美しき獣たち (HONWARAコミックス) [a]
今 市子 / 朝日ソノラマ / 2006-08-25
ほとんど既読。やられた。。。
Bookcover ナッちゃん 19 (ジャンプコミックスデラックス) [a]
たなか じゅん / 集英社 / 2006-09-04

Bookcover 群青学舎 一巻 (ビームコミックス) [a]
入江 亜季 / エンターブレイン / 2006-08-31
短編集。いかにもコミック・ビームに載っていそうなマンガであった。絵が上手くて,話の腰が弱い。
Bookcover 真説 ザ・ワールド・イズ・マイン (1)巻 (ビームコミックス) [a]
新井 英樹 / エンターブレイン / 2006-08-31
Bookcover 真説 ザ・ワールド・イズ・マイン (2)巻 (ビームコミックス) [a]
新井 英樹 / エンターブレイン / 2006-08-31
小学館版を全部持っているのに,つい買ってしまった。。。
Bookcover サルまん サルでも描けるまんが教室 21世紀愛蔵版 上巻 (BIG SPIRITS COMICS) [a]
相原 コージ,竹熊 健太郎 / 小学館 / 2006-08-28
Bookcover サルまん サルでも描けるまんが教室 21世紀愛蔵版 下巻 (BIG SPIRITS COMICS) [a]
相原 コージ,竹熊 健太郎 / 小学館 / 2006-08-28
これも再刊本。

コミックス(-2010) - 読了:09/12まで (C)

« 2006年8月 | メイン | 2006年10月 »

rebuilt: 2020年11月16日 22:51
validate this page