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2009年4月 5日 (日)
NTTの深謀
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日経コミュニケーション 編 / 日経BP社 / 2009-03-05
NTTの自縛
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宗像 誠之 / 日経BP社 / 2008-01-31
2010年NTT解体―知られざる通信戦争の真実
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/ 日経BP社 / 2006-12-14
この3冊は借りて読んだ。
コカ・コーラに挑んだ男―「人生なにが起こるかわからない」
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谷田 利景 / ワック / 2008-12
仕事の足しになるかもしれないと思って読んだ本。ポッカコーポレーションの創業者の自叙伝。高度成長とともに歩んだ人の自伝として面白く読んだが,うーん,仕事の足しには,あんまりならなかったかも。
いま手元にないのでうろ覚えだが,市場調査のデータに頼ってはいけない,それは所詮調査屋の視点にすぎない,というようなくだりがあった。そうなんですよね。わかってはいるんですけどね。
ものつくり敗戦―「匠の呪縛」が日本を衰退させる (日経プレミアシリーズ)
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木村 英紀 / 日本経済新聞出版社 / 2009-03
著者は制御工学の先生。暗黙知に基づく「ものつくり」神話に縛られ,普遍的システム思考を軽視しているせいで,日本はだめになっちゃうよ,という内容。偉い人の警世の書,という感じの内容であった。
ドキュメント アメリカの金権政治 (岩波新書)
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軽部 謙介 / 岩波書店 / 2009-03-19
新聞・TVが消える日 (集英社新書)
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猪熊 建夫 / 集英社 / 2009-02
日本の仏像―飛鳥・白鳳・天平の祈りと美 (中公新書)
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長岡 龍作 / 中央公論新社 / 2009-03
しばらく前の休みの日,花粉の嵐を踏み越えて,世田谷美術館「平泉 特別展」を観てきた。四天王の立像をほれぼれと眺めていて,ふと気がついたのだが,考えてみたら,四天王っていったいなにしている仏様なんですかね。
で,ちょうど出たばかりのこの本を読んでみた。ええと,四天王のみなさまはもともと衆生の行状を記録している神様で(だから広目天は手に巻物を持っておられる),さらに8世紀頃からは,お釈迦様への誓いを破っている奴を見つけて罰を下す神様ということにもなったのだそうだ(故に持国天は怒っておられる)。へえー。などなどと,面白い読み物であった。ああ,心和むなあ。こういう本ばかり読んで暮らせたらいいのだけれど。
エセー〈1〉
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/ 白水社 / 2005-10
昨年から中公クラシックス版の「エセー」を読み始めたのだが,2巻の冒頭あたりで挫折した。新訳本で再チャレンジ。こっちのほうが読みやすい。
モンテーニュの文章はまとまりがなく,どこに進んでいくのかわからないところが楽しい。先月,ひょんなことから夜行列車で長旅をすることになり,狭い寝台にうつぶせに寝転がってこの本を読みふけった。忘れられないひとときであった。
ノンフィクション(-2010) - 読了:04/05まで (NF)