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2009年5月 6日 (水)
Mulaik, S.A., Millsap, R.E. (2000) Doing the four-step right. Structural Equation Modeling. 7(1), 36-73.
Hayduk&Glaser(2000)への返答論文。元論文と同様,論点が多岐にわたりすぎていて,どうにもついて行けないのだけれど,読んだ範囲内では,まあそう答えるだろうな,という内容であった。EFAで正しい因子数を知ることができるなどと主張した覚えはない由。
SEM誌のこの号は,Hayduk&Glaserをめぐる討論論文集になっている。他の人のコメントとか,Haydukらの再批判なども載っているようだ。でもそっちを読むより,非常に良く引用されるAnderson&Gerbing(1988)を先に読んだ方がいいんじゃないか,という気がしてきた。いかにいい加減なやり方で目を通しているとはいえ,長い論文を読むのは,やっぱり面倒なのである。
文献を読んだらすぐにメモを取らないと,どんどん忘れてしまう。。。いったい何をやっているんだろうか。砂浜に城を建てるような案配だ。
論文:データ解析(-2014) - 読了:05/06まで (A)