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2013年7月29日 (月)
スペイン内戦―包囲された共和国1936‐1939 (世界歴史叢書)
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ポール プレストン / 明石書店 / 2009-09
イギリスの研究者によるスペイン内戦史。重厚な本でくたびれたけど、興味深い内容であった。
スペイン内戦中、反乱軍支配地域は表面的には平穏で、市民生活は快適であった。ナチス・ドイツからもイギリスからもバチカンからも支持され、食料は豊富で、共和制支持者の大量虐殺は組織的かつ隠密裏になされた。いっぽう共和国側では、ナショナリスト支持者の虐殺が非組織的に散発し、治安は悪化し、共産主義者とアナキストの内部対立はますます激化し、食料は不足し、生活はますます苦しくなり... ううむ。民主主義を維持するってのはほんとに大変なのだなあ。
スバらしきバス
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平田俊子 / 幻戯書房 / 2013-06-26
現代詩人による、路線バス搭乗記エッセイ。バスのファン雑誌かなにかの連載かと思ったら、書下ろしだそうだ。うーん、変わっている...
日本型雇用の真実 (ちくま新書)
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石水 喜夫 / 筑摩書房 / 2013-06-05
消されたマンガ
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赤田 祐一,ばるぼら / 鉄人社 / 2013-07-22
ノンフィクション(2011-) - 読了:「スバらしきバス」「スペイン内戦」「消されたマンガ」「日本型雇用の真実」