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2016年1月17日 (日)
年始に集計してみたところ、2015年中に読んだ本のうち、小説などフィクションはたったの18冊。記録が残っている2005年以来最低の冊数である。いくつか要因はあるけれど、第一に忙しさ、第二にスマホの影響だ。
たくさん読めばいいってもんでもないけれど、これはあまりに寂しすぎる。死ぬ前に「あの小説読みたかったな」と思うことはあっても、「もうちょっとスマホいじりたかったな」と思うことはたぶんない。今年はもうちょっと小説を読もう...
月と篝火 (岩波文庫)
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パヴェーゼ / 岩波書店 / 2014-06-18
というわけで、何か月も読みかけであった小説を年始に頑張って読み終えた。パヴェーゼの小説はいつもそうなんだけど、あまりに切々と哀しくて、途中で辛くなってしまうのである。
イタリア現代史の知識がないせいで、よく理解できないところがあるのが残念だ。
氷 (ちくま文庫)
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アンナ カヴァン / 筑摩書房 / 2015-03-10
暗ーい暗ーい幻想小説であった。
フィクション - 読了:「月と篝火」「氷」