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2016年3月25日 (金)

van Everdingen, Y.M., Aghina, W.B., Fok, D. (2005) Forecasting cross-population innovation diffusion: A Bayesian approach. International Journal on Research in Marketing, 22, 293-308.
 要するに、クロス・カントリーのイノベーション普及モデル。
 いわく、本研究の特徴は2つ。(1)モデル。先行モデルはPutsis et al.(1997 Mktg Sci.)で、これに時変パラメータを入れるところが新しい、さらに国間でパラメータを比較できるように国の違いを吸収するパラメータを入れる(サンプル・マッチングという由)。(2)推定方法。先行研究から事前分布を持ってきて、アダプティブ・ベイジアン推定(Xie et al.(1997 JMR)のaugmentedカルマン・フィルタ)を使う。

 以下、モデルの説明と推定方法の説明、データへの適用例、先行モデルとの比較。メモは省略。 細かいところは読み飛ばしたが、雰囲気はわかったので良しとしよう。

論文:マーケティング - 読了:van Everdingen, Aghina, Fok (2005) クロス・カントリーのイノベーション普及モデル

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