elsur.jpn.org >

« 読了:Behar, Grima, & Marco-Almagro (2013) 統計学を教えるための25のたとえ話 | メイン | 読了:Urban (1975) 製品ポジショニングの最新鋭モデル PERCEPTOR »

2014年2月16日 (日)

 Mplus 7.1に搭載された多群因子分析のための新機能が、魅力的なんだけどちょっとわかりにくいので、自分のための備忘録としてメモをとった。誰かの役に立たないとも限らないからブログに載せておく。きっとどこか間違えていると思うので、ほんとにお使いになる方はマニュアルをごらんください。

 この新機能 「MODEL=」は、「GROUPING=」か「KNOWNCLASS=」をつかった多群モデルで、測定不変性についてのカイ二乗検定を自動的にやってくれるというもの。従来は「DIFFTEST=」を使ったりなんだり、非常に面倒だった。

 「MODEL=」が使えるのはCFAかESEMのモデル。BY文は一回しか使えない(一次因子しか定義できない)。部分測定不変性は扱えない。変数のタイプは以下に限られる。

つまり、inflatedな変数(日本語ではなんて訳すのかしらん... 「ゼロ過剰モデル」っていうときの「過剰」ですね)、名義変数、連続時間生存変数、負の二項分布の変数、は扱えない。

 「MODEL=」は値として、CONFIGURAL, METRIC, SCALARの並びをとる。たとえば「MODEL = CONFIGURAL METRIC SCALAR;」という風に指定する。

 さて、「MODEL=」を指定すると正確にはどんなモデルが構築されるのか、という点だが、これが結構ややこしい...
 以下、因子分散の指定を、どこかの項目の因子負荷を固定するやり方で行う場合を[A]、どこかの群の因子分散を固定するやり方で行う場合を[B]と略記する。なお、Mplusが勝手に [B]を適用するとき、「GROUPING=」を使っている場合は最初の群、「KNOWNCLASS=」を使っている場合は最後の群が選ばれる。

あれ? 二値や順序カテゴリカル変数でベイズ推定したらどうなるんだろうか。今度試しにやってみよう。

雑記:データ解析 - Mplus 7.1 で多群因子分析をやるときの魅惑の新機能 MODELオプションについて