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2007年7月11日 (水)

集中講義で話の種に使おうと思うので,ここでメモしておく。

日経新聞

「日本は美しい」5割強、内閣府世論調査
 内閣府は5日、安倍晋三首相が目指す国家像「美しい国」づくりに関する特別世論調査の結果をまとめた。今の日本を「美しい」とした人は10.6%で「どちらかというと美しい」の42.7%と合わせ5割強に上った。「日本の美しさとは何か」を複数回答で尋ねたところ、1位は山や森などの「自然」で 80.0%。伝統工芸などの「匠(たくみ)の技」が58.5%、田園・里山といった「景観」が52.8%で続いた。[...]

毎日新聞

内閣府調査:過半数が「美しい国」 20、30代では逆転
 内閣府は5日、安倍晋三首相が提唱する「美しい国」づくりに関する世論調査の結果を発表した。現在の日本を「美しい」と回答した人は、「どちらかというと美しい」(42.7%)も含めると53.3%と過半数を占めた。「美しくない」と回答した人は、「どちらかというと」(31.8%)を含めて43%だった。
 ただ年齢別にみると、40代以上は「美しい」が過半数を占めたのに対し、20代の57.6%、30代の50.5%は「美しくない」と回答。若い世代は日本を美しく思っていない側面が浮き上がった。
 一方、日本の美しさを複数回答で尋ねたところ、山や森、海などの「自然」が80%、伝統工芸や宮大工の技術など「匠(たくみ)の技」が58.5%、田園・里山の風景など「景観」が52.8%--などが上位だった。内閣府は「上位の自然や匠の技などに若者はなかなか関心を持ちにくいので、『美しくない』が多くなったのではないか」と分析している。[...]

産経新聞

日本は「美しい」53.3% 内閣府世論調査.
 日本を美しいと考える人が53.3%、美しくないとの回答は43.0%であることが5日、内閣府が発表した「美しい国づくりに関する特別世論調査」で分かった。40~70歳代以上の過半数が「美しい」と答え、20~30歳代では過半数が「美しくない」とした。「重要と思う美しい国の姿」では「文化、伝統、自然、歴史を大切にする国」(47.5%)が最も多く、次いで「規律を知り、凛(りん)とした国」(22.6%)、「世界に信頼され、尊敬されるリーダーシップのある国」(16.7%)の順。[...]

時事通信

「日本は美しい」53%=「美しくない」43%-内閣府調査
 政府は5日、安倍晋三首相が政権構想の基盤に据える「美しい国づくり」に関する特別世論調査の結果を発表した。それによると、現在の日本について「美しい」と回答した人は53.3%だったのに対し、「美しくない」は43.0%に上った。若い世代で「美しくない」と答えた人が過半数を占めており、内閣府は「いじめや虐待などの報道に接し、現状に問題意識を持っている人が多い表れ」としている。
 調査は、日本の「美しさ」に対する国民のイメージを探り、国内外に向けた日本の魅力発信などの施策づくりに役立てるのが狙い。5月24日から6月3日にかけ、3000人の成人男女を対象に実施し、有効回答率は60.9%だった。

共同通信

「日本美しい」は1割強 内閣府が世論調査
 内閣府は5日、安倍晋三首相が唱える「美しい国づくり」に関する特別世論調査の結果を発表した。日本の現状を「美しい」とした回答は10・6%にとどまり、「どちらかというと美しい」を合わせてようやく53・3%と半数を超えた。
 「美しくない」は11・2%、「どちらかというと美しくない」は31・8%。40代以上は「美しい」「どちらかというと美しい」が過半数だったが、20-30代は逆に「美しくない」「どちらかというと美しくない」が過半数。内閣府は「特に若い世代が美しくないととらえている点をよく考慮し、今後の政策を考えたい」としている。
 「日本の美しさとは何か」という質問(複数回答可)では、山や海など「自然」が80・0%でトップ。このほか伝統工芸など「匠の技」が58・5%、田園や街並みなど景観が52・8%、能や歌舞伎など「伝統文化」が50・8%だった。敬語や方言など「日本語」は32・8%にとどまった。

朝日,読売ではみつからなかった。内閣府のリリースはここ

とにかく,誰かを馬鹿にするのだけはやめよう,と思う。それはなにも生まない。ただ自分の頭が良いような気がするだけ,ただ気分がよくなるだけだ。
なぜこんな調査が生まれるのか。それの結果はどのように流通し,どのように利用されていくか。そのことだけを考えたいと思う。

雑記:データ解析 - 美しい国づくりに関する特別世論調査

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