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2012年8月 2日 (木)

Bookcover 兄帰る [a]
永井 愛 / 而立書房 / 2000-04
永井愛さんの作品は頑張って読むように心がけているんだけど,読むたびに背筋が凍るような気がする。この作品も,子どもの野球チームの合宿に手伝いにいくかどうかとか,面倒な叔母さんとどう接するかとか,そういうごく平凡なエピソードを通じて,私たちの生活のなかの偽りや空虚を容赦なく暴き出す。怖い。。。

フィクション - 読了:「兄帰る」

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