« 読了:「亡命」「中世ヨーロッパ生活誌」「北朝鮮で考えたこと」 | メイン | 読了: Shocker, Srivastava, & Ruekert (1994) ブランド管理の現状と課題 »
2012年8月 2日 (木)
兄帰る
[a]
永井 愛 / 而立書房 / 2000-04
永井愛さんの作品は頑張って読むように心がけているんだけど,読むたびに背筋が凍るような気がする。この作品も,子どもの野球チームの合宿に手伝いにいくかどうかとか,面倒な叔母さんとどう接するかとか,そういうごく平凡なエピソードを通じて,私たちの生活のなかの偽りや空虚を容赦なく暴き出す。怖い。。。
フィクション - 読了:「兄帰る」