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2013年3月13日 (水)

小川, 原田, 菊池 (2012) エージェントによるユーザ特性の把握が愛着感に与える影響. HAIシンポジウム 2012, 35-40.
 著者らは早稲田の所沢の方々。RFIDタグをかざして音声で対話する本の貸出管理システムがあって、その端末がちょっと可愛いロボットみたいな形をしてて、タグをかざすとロボットは「こんにちは」といい、ユーザの返事の音声を適当に分析してその人が元気かどうか判別し、「元気ですね」ないし「元気がありませんね」という。このロボットの使用前後でロボット君へのユーザの愛着がどう変わったかという話。きれいな結果じゃないけど、元気かどうかちゃんと判別したほうが愛着感が増した、という主旨。卒論とか修論とかかしらん。

 こういう風ないわゆるaffective computingの研究って、いまや山のようにあるんだろうなあと思って検索してみたら、なんとAffective Computing and Intelligent Intaractionという隔年の国際会議が、すでに2005年からあるらしい。へー。

論文:心理 - 読了:小川ほか(2012) 察してくれるロボットには愛着がわく

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