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2013年7月 8日 (月)
鬱ごはん(1) (ヤングチャンピオン烈コミックス)
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施川ユウキ / 秋田書店 / 2013-04-19
安アパートで鬱々とした日々を送る自意識過剰な青年を主人公にした、いわばアンチ・グルメマンガ。
最近読んだ中で一番の大ヒット。声に出して笑った場面が何カ所もあった。誰もにお勧めできるマンガではないけれど、私は好きだ、としかいいようがない。なんというか、私自身の気持ちをここまで代弁してくれるマンガも珍しい。
雨の日のマクドナルドで、トレイを捧げ持った姿勢で濡れた階段を上がり損ねてよろけ、コーラを倒してポテトがぐしょぐしょになってしまう。その瞬間にも、彼はすれ違う同年代のアベックにその姿を見られまいとし、そのせいで余計に悲惨な目に遭ってしまう。そうした状況に陥る心情が、理解できない人もきっと多いだろう。でも私にはわかる。もしかすると、それが理解できるのは作者と私だけかもしれない。そう思わせるだけの力があるマンガである。
第一話「豚焼肉定食」では、松屋を思わせるファスト・フード店での食事が実にまずそうに描かれ、最後に主人公は呟く。「いつか死ぬその日まで/飯を食べ続けなくてはいけないと思うと/少しうんざりした」 そう、その気持ちはよくわかる。そもそも本質的に、彼は食事という行為そのものがあまり好きでないのである。にもかかわらず、彼は年越しカップそばの具材を探してコンビニに行くし、ひとりでおそるおそる焼き肉屋に入るし、アルミホイルでつくった小鍋で揚げ物を作ろうとする。要するに、彼は果てしなくヒマなのであり、そのヒマな日常を彼はどこかでこっそりと楽しんでいる。そこが可笑しい。
ゼクレアトル~神マンガ戦記~ 3 (裏少年サンデーコミックス)
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/ 小学館 / 2013-06-18
あわひめ先生の教イク的指導♥ (ぶんか社コミックス)
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田中 圭一 / ぶんか社 / 2013-07-05
闇金ウシジマくん 28 (ビッグコミックス)
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真鍋 昌平 / 小学館 / 2013-06-28
コミックス(2011-) - 読了:「鬱ごはん」「ゼクレアトル」「闇金ウシジマくん」「あわひめ先生の教イク的指導」