elsur.jpn.org >

« 読了: Morwitz, Johnson, & Schmittlein (1993) 購入意向を訊くと購入が生じやすくなる | メイン | 読了: 山口(2007) 意図の予測妥当性の自己発生 »

2013年8月27日 (火)

Sprott, D.E., Spangenberg, E.R., Block, L.G., Fitzsimons, G.J., Morwitz, V.G., Williams, P. (2006) The question-behavior effect: What we know and where we go from here. Social influence, 1(2), 128-137.

 著者のうちSprott (Washington State U.), Spangenberg(同), それからGreenwald(同)らは、調査対象者に社会的に望ましい行動のリストを提示し、自分がどれを実行しそうかを聴取すると、のちにそれらの行動が生じやすくなるという現象を研究していた(「自己成就予言」)。いっぽうMorwitz(NYU), Block (CUNY), Fitzsimons(Duke), Williams (Penn U.)らは、調査対象者に自分の将来の行動についての予測や見込みを聴取すると、のちにその行動が増えるという現象を研究していた(「単純測定効果」)。でもこの2つは共通点が多いから、これからは両チームとも「質問-行動効果」と呼ぶことにしたいと思います。という宣言&ミニ・レビュー論文であった。

 今後の課題としては...

助かりました。レビューというのは人助けになりますね。
 

論文:調査方法論 - 読了: Sprott et al. (2006) 集え、「質問-行動効果」の旗の下に

rebuilt: 2020年11月16日 22:59
validate this page