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2016年9月15日 (木)

朝野熙彦(2004) コンジョイント分析の定義と適用をめぐる論争点. 経営と制度, 1, 1-24.

 都立大時代の朝野先生による紀要論文。意外に入手が難しく、国会図書館関西館に複写依頼した。丁寧にコピーしてくださって、ほんと、ありがたいです。

 コンジョイント分析黎明期の原理的議論が大変興味深い。勉強になりました。10年以上前の論文なので、パラメータ推定の話はいまとはかなりちがうんだけど(現在の主流はたとえ効用の消費者間異質性に関心がなくてもHBモデルを組むやりかただろう)、その辺は他でも勉強できるわけだし。

 いくつかメモ:

 付録にはなんと、いくつかの古典的コンジョイント分析モデルの推定方法について、詳細な解説がついている。60年代のクラスカルの単調回帰とか。

論文:調査方法論 - 読了:朝野(2004) コンジョイント分析の歴史を辿る

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