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2005年7月30日 (土)

こんな日記つけてる場合ではないのだが,
Bookcover オールナイトライブ (6) (Beam comix) [a]
鈴木 みそ / エンターブレイン / 2002-06

Bookcover 叛逆の家紋 (平田弘史傑作選 (昭和46年~50年)) [a]
平田 弘史 / 青林工芸舎 / 2005-07

Bookcover 長い道 (Action comics) [a]
こうの 史代 / 双葉社 / 2005-07-28
実に素晴らしいのだが,ヒロインがもうちょっと不細工に描かれているとより味わい深いのではないかと思った。

コミックス(-2010) - 読了:07/30まで

2005年7月25日 (月)

Bookcover 暁星記(5) (モーニング KC) [a]
菅原 雅雪 / 講談社 / 2005-07-22

Bookcover 新吼えろペン 2 (サンデーGXコミックス) [a]
島本 和彦 / 小学館 / 2005-07-19

Bookcover BLACK LAGOON 4 (サンデーGXコミックス) [a]
広江 礼威 / 小学館 / 2005-07-19

Bookcover ヨコハマ買い出し紀行 13 (アフタヌーンKC) [a]
芦奈野 ひとし / 講談社 / 2005-07-22

Bookcover ワイルダネス 4 (サンデーGXコミックス) [a]
伊藤 明弘 / 小学館 / 2005-07-19

Bookcover バーバーハーバー (7) (ワイドKCモーニング (577)) [a]
小池田 マヤ / 講談社 / 2005-07-22

なにもかもうまくいかないことばかりだ。もう何年も何年もそんな具合で,仕方がないのでマンガばかり読んでいる。

コミックス(-2010) - 読了:07/25まで

2005年7月18日 (月)

Bookcover 敷居の住人 (1) (Beam comix) [a]
志村 貴子 / エンターブレイン / 2000-09
Bookcover 敷居の住人 (2) (Beam comix) [a]
志村 貴子 / エンターブレイン / 2000-07
中学生の恋愛群像劇だった。世界で一番関心の持てない話題だ。失敗した。

コミックス(-2010) - 読了:07/18

2005年7月16日 (土)

Bookcover NHK――問われる公共放送 (岩波新書) [a]
松田 浩 / 岩波書店 / 2005-05-20
受信料拒否の広がりによって,NHKが築き上げてきた最良の部分までもが失われてしまうのは国民的損失である由。そりゃそうでしょうけど,一般市民にできることといったら,金を払わないことくらいだもんね。

ノンフィクション(-2010) - 読了:07/16

2005年7月15日 (金)

Bookcover ジュゲム・ジュゲム (ワイドKC) [a]
ケイケイ / 講談社 / 2002-01-09
Bookcover オールナイトライブ (3) (Beam comix) [a]
鈴木 みそ / エンターブレイン / 2001-05

コミックス(-2010) - 読了:07/15

2005年7月14日 (木)

Goldstein, H. (1994) Recontextualizing mental measurement. Educational Measurement: Issues and Practice.13, 16-43.
 古典的テスト理論だろうが項目反応モデルだろうが,およそ教育評価というものは一次元性と局所独立性を前提としており,文脈との相互作用を考えていない。それはそれでひとつのイデオロギーなんであって,政治的正しさへの配慮がテスト作成に影響することを拒否したりするだけの科学的中立性があるわけではないんだぜ。というような内容だったかな。
 著者のページから(この人は階層モデルの分析ソフトMLwinをつくった人)。どういう雑誌なんだろうか,なんとなく読み物風なレイアウトで,論文の内容も軽めの論評といったところ。掲載頁が飛んでいて,中身は5頁しかない。
 今日の昼休みにぱらぱらとめくった。どうにも疲れがとれなくて,まともな論文を読む気になれなかったのである。先週は口内炎で死ぬ思いをしたし,今週は階段を上るのにも一苦労だ。

Goldstein, H.(2004) International comparisons of student attainment: some issues arising from the PISA study. Assessment in Education: Principles, Policy & Practice. 11(3), 319-330.
 こっちは帰りに大戸屋で読了。内容のメモはあとで。

論文:教育 - 読了:07/14 (A)

Bookcover おいピータン!!(7) (ワイドKC Kiss) [a]
伊藤 理佐 / 講談社 / 2005-07-13
Bookcover ジュゲム・ジュゲム(5) (ワイドKC) [a]
ケイケイ / 講談社 / 2005-07-13
帰りの電車で読了。

コミックス(-2010) - 読了: 07/14 (C)

2005年7月13日 (水)

 たしか池波正太郎「剣客商売」の文庫版解説だったと思うけど,翻訳家の常盤新平が,かつて身辺に辛いことばかり続いた日々,池波先生が身を削って書いたこの物語に私はどれほど慰められたかわからない,というようなことを書いていた。あなたの思い出話はどうでもいいよ,とも思う半面,それは俺でいうならばマクベインの87分署シリーズだなあ,とも考えた。88年か89年頃だったと思うけど,毎日本屋をめぐってはハヤカワ文庫の棚を探し,数日に一冊のペースで,食い散らかすようにして読み進んでいったものだった。その時はそうすることが必要だったのだと思う。
 第一作の「警官嫌い」,クリングの彼女が死ぬ話,キャレラが瀕死の重傷を負う話,ホースが転任してくる話,犯人が自首しようと87分署に出かけたら刑事たちが雪合戦していて...という話など,いくつか印象に残っているエピソードはあるのだけれど,ほとんどの物語は読んだ端から忘れてしまった。五十数冊のなかには駄作も少なくないし,過剰にセンチメンタルな文章が鼻について読み飛ばした部分も多い。それでも新作の訳が出るたびに馬鹿みたいにいそいそと買っていたのは,舞台と登場人物が常に変わらずそこにあることに,なんともいえず心和んだからだと思う。いつ頃からか,キャレラやテディはあまり年を取らなくなった。現実の世界と同じく,アイソラの街にも理不尽な悲劇は尽きないが,基本的に正義は死なず,善意は失われない。
 先週,エド・マクベインがついに亡くなった。78歳。87分署シリーズは今度の新作が最後になる。
 NY Timesの訃報記事を読んでいて知ったのだが,デビュー当時のマクベインは,全盛であったE.S.ガードナーの対抗馬と目されたのそうだ。ペリイ・メイスン・シリーズを読む人はもうあまりいないだろうし,いずれはマクベインもまた同じように忘れ去られていくことになるかもしれない。そのことを悲しんではいけないのだろうと思う。結局のところ大抵の人は,自分の生きる時代の制約の下で生きることしかできないのだ。

雑記 - エド・マクベイン死去

2005年7月12日 (火)

Bookcover プレイヤー・ピアノ (ハヤカワ文庫SF) [a]
カート・ヴォネガット・ジュニア / 早川書房 / 2005-01
好きな作家のひとりなのだが,これは未読だった。案外にオーソドックスな小説。

フィクション - 読了:07/12

2005年7月11日 (月)

最近面食らったことベストスリー。

昼飯を食べに会社の建物から出たら,自転車を押した若い女性に「先生」と声をかけられた。昨年の講義の受講生である由。なによりも,顔と名前を覚えられていたことにびっくり。

その足でスパゲティ屋に行ったところ,隣のテーブルにポロシャツ姿の若い男の二人連れが座った。IT系企業の社員らしく,先輩のほうが世間話とも説教ともつかない演説をぶっている。「将来のこととかきちんと見据えてよ,計画立てていかないといけねえんだよ,たとえば北朝鮮情勢だってそうじゃんか。政治とか経済とか不安定になってさ,難民とかたくさん出てきて,中国人とかいっぱいやってくんだよ船でさ。そんなことあり得ねえとかいう奴ばっかだけどさ,9/11のテロだって誰も予想してなかったんだよ。だろ?だからそういうこともちゃんと考えてかなきゃだめなんだよ」云々。後輩が相づちを打って「そうっすねえ,難民とか大変すよね」すると先輩ますます力を込めて「そうだろ?大変だよそんなことになったら日本は終わりだよ,考えらんねえよもう死ぬしかねえよ」 まさかそういう展開になるとは思わず,あっけにとられた。計画はどこにいったんだ。

近所のラーメン屋で丼に残ったスープをすすっていたら,店の電話が鳴った。五十がらみの店主が受話器に向かって何事か説明している。ぼんやり聞いていたら「丸山圭三郎にはさ,三部作ってのがあるんだよ。うん,「欲動のウロボロス」っての,いま読んでんだけどさ。あとは「生命と過剰」かな。でも最初の「ソシュールの思想」が基になってるから,それを読むといいよ。岩波書店ね。うん,じゃあね」誰が何に関心を持っていようが勝手だが,ラーメン屋の親父さんとソシュールというのも意外な取り合わせで,ちょっと呆然とした。

雑記 - 最近面食らったことベストスリー

2005年7月 9日 (土)

Bookcover 希望―行動する人々 (文春文庫) [a]
スタッズ ターケル / 文藝春秋 / 2005-05

ノンフィクション(-2010) - 読了:07/09

2005年7月 8日 (金)

Bookcover ヒトラー 最期の12日間 [a]
ヨアヒム・フェスト / 岩波書店 / 2005-06-21
買ってきたその晩に一気読み。所詮趣味なんだから,こういう乱暴な読み方はもうやめたいんだけどなあ。

ノンフィクション(-2010) - 読了:07/08

2005年7月 7日 (木)

アルクが送ってくるパンフレットに宮脇孝雄さんのエッセイが載っていて,毎号なにかの本の一節を対訳してみせるのだが,今回はその技にいつにもまして感動し,感動の余りメモしてしまう次第である。

Often a woman senses a breakup brewing and tries to get the man to sit down and fess up. This is futile. The average male gets this beam-me-up-Scotty look on his face as soon as you mention the word 'discussion.'
別れが近いことを感じ取った女性は,男から本当のことを聞き出そうとする。そんなことをしても無駄。平均的な男は,<話し合い>という言葉を聞くと,<どこか別の場所にビーム転送してくれ>というような顔をする。おまえはスタートレックの登場人物か。

oftenを落として前から流したり,sit down and fess upを軽く処理したりするのは,もしかすると俺にもできるかもしれない(すごく時間がかかるけど)。でもthis beam-me-up-Scotty lookのところは,スタートレックの台詞だという情報は捨てて「<俺をほかの惑星に転送してくれ>というような顔をする」とでも訳すか,さもなくば注をつけてしまうだろう。こんなスマートな文章は逆立ちしても書けない。

雑記 - こう訳せばいいのか

2005年7月 6日 (水)

Bookcover 終わらぬ「民族浄化」 セルビア・モンテネグロ (集英社新書) [a]
木村 元彦 / 集英社 / 2005-06-17

ノンフィクション(-2010) - 読了: 07/06 (NF)

Bookcover どうにかなる日々 (2) (F×COMICS) [a]
志村 貴子 / 太田出版 / 2004-04
セクシャルな描写にも清潔感があって,ちょっと良い感じである。太田出版のMANGA EROTICSに連載していたらしい。

コミックス(-2010) - 読了:07/06 (C)

2005年7月 5日 (火)

Bookcover 大問題’05 (創元ライブラリ) [a]
いしい ひさいち,峯 正澄 / 東京創元社 / 2005-06-23

Bookcover どうにかなる日々 (1) (Fx COMICS) [a]
志村 貴子 / 太田出版 / 2002-12

コミックス(-2010) - 読了: 07/06

2005年7月 4日 (月)

New York Times Link Generator
New York Timesの記事からパーマネントなリンクをつくるbookmarklet。これでつくられたリンクはRSS経由なので,掲載から時間が経ってもずっと無料で読めちゃうらしい。ほんとかな?試してみよう。

Class Matters
すごく面白くて,全部印刷しちゃったのだが,実は単行本になるらしい。がっくり。

MIND AND CULTURE: Psychiatry's Missing Diagnosis
ついでにWashington Postの連載記事も(直リンク)。ここは何日目から有料になるんだろう?

雑記 - NYT link

2005年7月 2日 (土)

Bookcover インド夫婦茶碗 (6) (ぶんか社コミックス) [a]
流水 りんこ / ぶんか社 / 2005-06-30

Bookcover オールナイトライブ (2) (Beam comix) [a]
鈴木 みそ / エンターブレイン / 2001-11

Bookcover 機動旅団八福神 (2巻) (Beam comix) [a]
福島 聡 / エンターブレイン / 2005-06-25

コミックス(-2010) - 読了:07/02 (C)

Bookcover 酔いどれに悪人なし (ハヤカワ・ミステリ文庫) [a]
ケン ブルーウン / 早川書房 / 2005-01
探偵が読書マニアだからといって,話が面白くなるわけでもないしなあ。いまいちであった。

フィクション - 読了:07/02 (F)

2005年7月 1日 (金)

Bookcover 囚われの少女ジェーン―ドアに閉ざされた十七年の叫び [a]
ジェーン エリオット / ソニーマガジンズ / 2005-06

Bookcover 家計からみる日本経済 (岩波新書) [a]
橘木 俊詔 / 岩波書店 / 2004-01-20
この本はいつ読み終えたんだっけ? 数日前後するかもしれない。

ノンフィクション(-2010) - 読了:07/01

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