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2008年4月29日 (火)

Bookcover Fine days―恋愛小説 [a]
本多 孝好 / 祥伝社 / 2003-03
短編集。いわゆる青春ミステリで,ちょっとホラーの要素がある。普段読まないタイプの小説なのだけれど,文体のハードルを乗り越えてしまえば(誰もが平然と気のきいた会話をするのはなぜだ),なかなか面白く読めた。よく考えてみるとかなり甘ったるい話ばかりなのだけれど,サラッとしていて嫌味がない。
 この本は会社の同僚にもらった。好みを見抜かれているなあ。

フィクション - 読了:04/29まで (F)

Bookcover 不安な経済/漂流する個人―新しい資本主義の労働・消費文化 [a]
リチャード セネット / 大月書店 / 2008-01
グローバル資本主義によって,労働が,そして文化がいかに不安定なものになったか,という話。それに対抗する「文化的な錨」として,著者は物語性,有用性,職人技(クラフトマンシップ)を挙げている。物語性を回復させる試みの例は,職場における共同体,ジョブ・シェアリング,ベーシック・インカム。有用性の回復の例としては,公益に関わる仕事や家事労働の地位向上(なるほど,社保庁の役人の悪口をいってりゃいいってもんじゃないよな)。そして職人技とは,高度資本主義が求める精神的流動性(マズロー的な理想自己)の対抗概念であって,コミットメントの客観的価値を信じるという美徳を持つ。「何も手に入らずとも,何ごとかを正しくおこなうことが真の職人精神なのである」
 職人技の話は面白いと思ったけど,本当に社会を安定化させる鍵になりうるのか,よくわからない。「激安の給料で,職人の誇りを持って働くバイク便のお兄さん」というのは,ずいぶん都合のよい流動的労働力だよなあ。

ノンフィクション(-2010) - 読了:04/29まで (NF)

Bookcover うちの妻ってどうでしょう? 1 (1) (アクションコミックス) [a]
福満 しげゆき / 双葉社 / 2008-04-28
著者得意の身辺雑記マンガ。
 日々の些末な事柄が,いったいなぜこんなに面白いのか? 読み終えて考えるに,著者があちこちで発露する劣等感は,俺が日常的に感じている小さな不安や溜息を思い切り拡大したものであって(「何か...なんというかバックボーンになるような...そーいったものが僕にはない」とか),だからこそ共感しつつも安心して笑えるんじゃないか,と。
 だから,このマンガを読んでもさっぱり面白くない,どこで笑えばいいのかわからない,という人が,きっとたくさんいるんじゃないかと思う。そこにも,ここにも,あそこにも。仕事で会う人々の中には「最初の会社を辞めてMBA取りました」なんていう超前向きな若い人がたくさんいて,ときどき自分は人一倍つまらなーい奴だと痛感し,どんよりした気分になるのである。

 もっとも,他人の経歴や肩書は馬鹿にしてもいけないし,あまり買いかぶってもいけない。大学院に入ったばかりのころ,アルバイト先の女子大のパソコン教室の奥で,俺は同僚の院生と小声で,しかし熱い論争を闘わせていた。その様子を教室の入り口のあたりで眺めている学生がいたのだが,声を掛けてくることもなく,いつの間にか立ち去った。あとで教員に聞いたところ,その女の子は大学院志望で,院受験にあたり大学院生に相談に乗ってもらおうとしていたのだが,我々があまりに真剣に議論しているのを見て,やっぱり私には研究なんて無理です,あんな風にディスカッションすることなんて出来そうにありません,と意気消沈して去っていた由であった。俺は呆然とした。パソコンを使った講義の際,我々アシスタントは机を巡回して学生の肩越しにディスプレイをのぞき込むが,その学生が巨乳だった場合は胸の谷間をのぞき込むような形になる,その視線に当の女の子は気が付くものだろうか? いやチラッと見るのはむしろ礼儀のうちなのではないか? と我々は延々論争していたのである。

Bookcover さざんかさっちゃん [a]
林正之 / 角川(メディアワークス) / 2008-04-25
時事ギャグマンガ。なんだか薄っぺらい感じ。

コミックス(-2010) - 読了:04/29まで (C)

2008年4月28日 (月)

Bookcover カリフォルニア・ガール (ハヤカワ・ミステリ文庫 ハ 21-4) [a]
T.ジェファーソン・パーカー / 早川書房 / 2008-03-07
「サイレント・ジョー」で大評判となった作家の,その次の作品。さすがに読ませる。

フィクション - 読了:04/28まで (F)

Bookcover 市場検察 [a]
村山 治 / 文藝春秋 / 2008-04

Bookcover 「中国問題」の内幕 (ちくま新書) [a]
清水 美和 / 筑摩書房 / 2008-02
新聞社のチャイナ・ウォッチャーが,最近の中国のさまざまな問題を政権内部の権力闘争の観点から読み解いた本。こういう研究もきっと貴重なんだろうと思うけど,視点があまりにミクロに過ぎて,俺のような素人に対しては,かえって状況を見失わせてしまうような気がする。といっても,世に溢れているあまりにマクロに過ぎる床屋政談にくらべれば,なんぼかましだろうけれど(中国の政治のことはすべて三国志から学ぶことができる,とかなんとか)。

Bookcover 反貧困―「すべり台社会」からの脱出 (岩波新書) [a]
湯浅 誠 / 岩波書店 / 2008-04-22
著者はホームレス支援で知られるNPO「もやい」の事務局長。
「日本社会で九年連続三万人超の自殺者が出ていることはよく知られているが [...] 三割の約一万人が生活苦を理由とした自殺ではないかと推計されている。[...] 「どんな理由があろうと,自殺はよくない」「生きていればそのうちいいことがある」と人は言う。しかし,「そのうちいいことがある」などとどうしても思えなくなったからこそ,人々は困難な自死を選択したのであり,そのことを考えなければ,たとえ何万回そのように唱えても無意味である」

ノンフィクション(-2010) - 読了:04/28まで (NF)

Bookcover エマ 10巻 (BEAM COMIX) [a]
森 薫 / エンターブレイン / 2008-04-25
最終巻。脇役のおっちょこちょいなメイド・ターシャさんは,後輩がブルジョアの玉の輿に乗るのを,涙ながらに祝福するのであった。うーん,いい奴だなあ。

コミックス(-2010) - 読了:04/28まで (C)

 俺が高校生の頃は,レンタルビデオ屋の数が少なくて,レンタル料はまだまだ高価だった。棚にはタイトルごとにVHSとベータの両方が並んでおり,最初期は一本一泊で1000円近かったと記憶している。というわけで,俺は財布をはたいて電車で東京に出かけ(その数百円の電車代がまた痛かった),銀座並木座や池袋文芸座を目指したものだが(腹が減って死にそうだった),それにも限度がある。仕方がないので,学校の帰り道の本屋で「キネマ旬報」と「シナリオ」に掲載される映画脚本を毎月立ち読みし,勝手に映画を想像しては喜んでいた。いやあ,あほだなあ。
 当時の俺にとって,映画と同じくらいに偉大な創造物,ひょっとすると映画よりもさらに偉大な創造物こそが,ラジオドラマであった。ビデオデッキがなくても録音できるし,映画と違って入場料が要らない。というわけで,NHK-FMの土曜夜のラジオドラマをほとんど毎週録音し,聞き返しては,ああでもないこうでもない,と一人で悦にいっていた。暇だったんだなあ。
 ラジオがマスメディアの主役から滑り落ちて数十年,わざわざ制作費のかかるラジオドラマを作ろうという酔狂な放送局はNHKくらいのものであり,その放送枠も非常に限られていて,たしか,土曜夜のFMで45分単発,平日夜の15分か20分の帯,だけだったと思う。そっちはそっちで面白かったけれど,本命は日曜深夜のAMで放送されていた,大昔の名作ドラマの再放送であった。ラジオの全盛期は50年代までだが,ラジオドラマのアーティスティックな傑作はむしろ60年代に多く生まれた,とどこかで聞いたことがある。内村直也「マラソン」,岩間芳樹「シルバーグレイの空間」,それから佐々木昭一郎「おはようインディア」。どれか一つでも聞いてみれば,ラジオドラマがいかに可能性に満ちたフォーマットであったか,誰もが納得すると思う。
 残念ながら,この名作再放送枠は数年後に潰れてしまった。その後時代はかわり,「ラジオ深夜便」がまさかの大ヒットとなり,ラジオの聴取者層はすっかり高齢化した。昔のラジオドラマなんて,いいコンテンツだと思うのに,なぜNHKは過去資産を活用しないのかね? と,ずーっと不思議に思っていた。AMの深夜にでも,ひっそり流せばいいのに,と。

 あああああ,うかつであった。ほんとにひっそりと流していやがった。
 「NHKラジオドラマ・アーカイブス」,毎月第4日曜日23:15から放送。いまから約3時間前に放送されてしまった第一回は,若き日の谷川俊太郎による「十円玉」,そして佐々木昭一郎のラジオ時代の衝撃作「都会の二つの顔」であった由。どちらも掛け値なしの傑作である。うわああああ。なぜそんなのを放送するのか,俺に断りもなしに。
 来月以降の放送予定は,寺山修司「山姥」,そして矢代晴一脚色の「死者の奢り」とのこと(若き日の岸田今日子のキンキン声が聞けるはず)。どうしよう,PC用のラジオチューナーカードを買わねばならんか。。。

雑記 - ああ許せんNHK

2008年4月20日 (日)

Bookcover 失格社員 (新潮文庫) [a]
江上 剛 / 新潮社 / 2007-03-28
疲れたお父さん向けの小説であった。失敗した。

フィクション - 読了:04/20まで (F)

Bookcover 大いなる看取り―山谷のホスピスで生きる人びと [a]
中村 智志 / 新潮社 / 2008-03
著者は週刊朝日の記者で,新宿西口自由通路から野宿者が追い出される前後を描いた「段ボールハウスで見た夢」という著書がある。この本も,声高に語ることのない,とても良い本であった。

Bookcover 社会学の名著30 (ちくま新書) [a]
竹内 洋 / 筑摩書房 / 2008-04
どれもこれも全部読んでみたくなってしまう。。。

Bookcover ハンガリー革命 1956 [a]
ヴィクター セベスチェン / 白水社 / 2008-02

Bookcover 本音を申せば (文春文庫) [a]
小林 信彦 / 文藝春秋 / 2008-04-10

Bookcover 家に帰らない男たち (扶桑社新書 23) [a]
松井 計 / 扶桑社 / 2008-02-29

Bookcover 私はなぜ逮捕され、そこで何を見たか。 (講談社文庫) [a]
島村 英紀 / 講談社 / 2007-10-16

Bookcover 堂々たる政治 (新潮新書) [a]
与謝野 馨 / 新潮社 / 2008-04

Bookcover 漫画家アシスタント物語 (SUN MAGAZINE MOOK) [a]
イエス 小池 / マガジン・マガジン / 2008-04

ノンフィクション(-2010) - 読了:04/20まで (NF)

Bookcover インドへ馬鹿がやって来た [a]
山松 ゆうきち / 日本文芸社 / 2008-03
貸本マンガ時代にデビューした古参漫画家が,なぜかインドにわたってヒンディー語訳のマンガを出版するという体験記。しかも出版したのは平田弘史「血だるま剣法」という,ものすごく通向けの劇画である。もちろん,売れるわけがない。いったいなにを考えておられるのか。。。
Bookcover 番線―本にまつわるエトセトラ (ウンポコ・エッセイ・コミックス) [a]
久世 番子 / 新書館 / 2008-03-27
面白い。。。
Bookcover アオイホノオ 1 (ヤングサンデーコミックス) [a]
島本 和彦 / 小学館 / 2008-02-05

Bookcover おさんぽ大王3 (ビームコミックス文庫) [a]
須藤 真澄 / エンターブレイン / 2008-03-22
Bookcover おさんぽ大王4 (ビームコミックス文庫) [a]
須藤 真澄 / エンターブレイン / 2008-03-22

Bookcover コミック昭和史(5)太平洋戦争後半 (講談社文庫) [a]
水木 しげる / 講談社 / 1994-10-05

コミックス(-2010) - 読了:04/20まで (C)

2008年4月 6日 (日)

Eltinge, J. (2001) "Diagnostics for the Practical Effects of Nonresponse Adjustment Methods." in Groves, R.M. et. al (eds.) "Survey Nonresponse", Wiley.
無回答の補正だかなにかのために,調査データになんらかのウェイティングをするとして,そのウェイト値の算出方法が2種類あるとき,どっちがいいかを決めるためにはどうしたらいいか,という話。信頼区間や検定力曲線を比較する。
この度入手した調査無回答の論文集のなかの一編(まさか自分がそんな本を読むことになるとは。もうなにがなんだか)。数学的にはあんまり高度ではない章なので,目を通してみたのだが,うーむ,これはほんとにマニアックな話だ。

そういえば先日,まったく未知の方から,このブログを経由してコーヒーミルを買ったのは私です,と名乗るメールを頂いた。ウェイティングについて検索していてこのブログをごらんになった由。てっきり知人の誰かだと思っていたので,驚いたのなんの。。。世の中なにがあるかわからない。

論文:データ解析(-2014) - 読了:04/06まで (A)

Bookcover 歌わせたい男たち [a]
永井 愛 / 而立書房 / 2008-03
卒業式での国歌強制を題材にした喜劇。この本を買うときカウンターに著者がいて,頼めばサインして握手してもらうことができたのだが,人々の生活のなかの葛藤を透徹した目で描き出すあの劇作家が,いま目の前にいるかと思うと,怖ろしくて近寄れなかった。

Bookcover ホット・キッド (小学館文庫) [a]
エルモア レナード / 小学館 / 2008-01-07
2005年,レナード79歳の新作。あああのレナード先生が帰ってきた,と思わせる傑作であった。化け物だなあ。

フィクション - 読了:04/06まで (F)

Bookcover 戦う石橋湛山―昭和史に異彩を放つ屈伏なき言論 [a]
半藤 一利 / 東洋経済新報社 / 2008-01
戦争に向かう日本にあって,石橋湛山はひとり軍部を批判し,決して屈服することがなかった。素晴らしい。では,時代の流れを変えるためには,いったい何人の石橋湛山がいればいいんだろうか?

日本近現代史 - 読了:04/06まで (CH)

Bookcover 物語の役割 (ちくまプリマー新書) [a]
小川 洋子 / 筑摩書房 / 2007-02

Bookcover ルポ 貧困大国アメリカ (岩波新書) [a]
堤 未果 / 岩波書店 / 2008-01-22

Bookcover 「心」が支配される日 [a]
斎藤 貴男 / 筑摩書房 / 2008-03
「心のノート」と河合隼雄についての章が面白かった。京都市教育委員会主催の講演会で,参加者の女子大生が講演に割り込んで質問したら,男たちに連れ出され,突然土下座され,びっくりしていると「大の男を土下座までさせたな」と責められ,怒号とともに軟禁され。。。という事件があったんだそうだ。いかにもありそうな話で,笑い事じゃないけど,つい笑ってしまった。

Bookcover 実は悲惨な公務員 (光文社新書) [a]
山本 直治 / 光文社 / 2008-03

Bookcover 問題は、躁なんです 正常と異常のあいだ (光文社新書) [a]
春日 武彦 / 光文社 / 2008-02-15

Bookcover 外資のオキテ どこが違って、どこが同じか [a]
トム・マーカート / ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2008-02-13
社会のルールに従えだの,強靱な意志を持てだの,解雇はすばやく行えだのと,さんざん労働者をこき使うようなことを書いておいて,最後に「オキテ58 仕事はすべてではないと思え」だってさ。ずいぶん虫のいい話だ。
著者は多国籍企業の元偉い人だそうだが,そんなに成功しておられるんならば,忙しいなかこんな本を書かなくてもいいんじゃないだろうか? ときどきふらふらとこういう本を買ってしまう。俺のような弱気な奴が,この手の商売のよい鴨なのだろう。

Bookcover 女という病 (新潮文庫) [a]
中村 うさぎ / 新潮社 / 2008-02-28

ノンフィクション(-2010) - 読了:04/06まで (NF)

Bookcover コーヒーもう一杯 IV (ビームコミックス) [a]
山川 直人 / エンターブレイン / 2008-03-24
Bookcover 地球の生活 (BEAM COMIX) [a]
山川 直人 / エンターブレイン / 2008-03-24

Bookcover 金田夫妻 [a]
けら えいこ / 幻冬舎 / 2008-03
旧作の寄せ集め。別に買うほどのことはなかった。。。
Bookcover カラスヤサトシ 3 (アフタヌーンKC) [a]
カラスヤ サトシ / 講談社 / 2008-03-21
Bookcover 萌道 (バンブー・コミックス) [a]
カラスヤ サトシ / 竹書房 / 2008-03-21

Bookcover デトロイト・メタル・シティ 5 (ジェッツコミックス) [a]
若杉 公徳 / 白泉社 / 2008-03-28

Bookcover グーグーだって猫である [a]
大島 弓子 / 角川書店 / 2000-07

Bookcover グーグーだって猫である〈2〉 [a]
大島 弓子 / 角川書店 / 2002-12
 
Bookcover グーグーだって猫である (3) [a]
大島 弓子 / 角川書店 / 2007-05

Bookcover ぼく、オタリーマン。3 [a]
よしたに / 中経出版 / 2008-03-22

Bookcover ダーリンは外国人 with BABY [a]
小栗 左多里,トニー・ラズロ / メディアファクトリー / 2008-03-12
なんでかしらんが,買っちゃった。。。
Bookcover ナッちゃん東京編 1―下町鉄工所奮闘記 (ジャンプコミックスデラックス) [a]
たなか じゅん / 集英社 / 2008-04-04
21巻続いた鉄工所マンガ「ナッちゃん」の番外編。
Bookcover シャーリー (Beam comix) [a]
森 薫 / エンターブレイン / 2003-02

Bookcover アラベスク (1) 第1部上 (白泉社文庫) [a]
山岸 凉子 / 白泉社 / 1994-12
Bookcover アラベスク (2) 第一部 下巻 (白泉社文庫) [a]
山岸 凉子 / 白泉社 / 1994-12
Bookcover アラベスク (3) 第2部 上巻 白泉社文庫 [a]
山岸 凉子 / 白泉社 / 1994-12
Bookcover アラベスク (4) (白泉社文庫) [a]
山岸 凉子 / 白泉社 / 1994-12
Bookcover 牧神の午後 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ) [a]
山岸 凉子 / メディアファクトリー / 2008-03-27

Bookcover 竹光侍 4 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL) [a]
松本 大洋,永福 一成 / 小学館 / 2008-03-28

Bookcover コミック昭和史(6)終戦から朝鮮戦争 (講談社文庫) [a]
水木 しげる / 講談社 / 1994-10-05
Bookcover コミック昭和史(7)講和から復興 (講談社文庫) [a]
水木 しげる / 講談社 / 1994-11-04
Bookcover コミック昭和史(8)高度成長以降 (講談社文庫) [a]
水木 しげる / 講談社 / 1994-11-04
5巻を入手できず,飛ばして読んでいる。
Bookcover ハチワンダイバー 1 (ヤングジャンプコミックス) [a]
柴田 ヨクサル / 集英社 / 2006-12-19
Bookcover ハチワンダイバー 2 (ヤングジャンプコミックス) [a]
柴田 ヨクサル / 集英社 / 2007-03-19
Bookcover ハチワンダイバー 3 (ヤングジャンプコミックス) [a]
柴田 ヨクサル / 集英社 / 2007-06-19
Bookcover ハチワンダイバー 4 (ヤングジャンプコミックス) [a]
柴田 ヨクサル / 集英社 / 2007-09-19
Bookcover ハチワンダイバー 5 (ヤングジャンプコミックス) [a]
柴田 ヨクサル / 集英社 / 2007-12-19
Bookcover ハチワンダイバー 6 (ヤングジャンプコミックス) [a]
柴田 ヨクサル / 集英社 / 2008-03-19
ヤング・ジャンプ連載,真剣師(賭け将棋のプロ)の世界に身を投じた青年が主人公。評判になるだけあって,なるほど,これは面白い。
俺は将棋について全く無知なので,「君の玉には詰めろがかかって受けるのも一手一手の寄りだ」なんて台詞があっても,なんのことだかさっぱりわからないのだが,それでも物語の上でのニュアンスは理解できるし,ストレスを感じない。不思議なものだなあ。

コミックス(-2010) - 読了:04/06まで (C)

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