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2018年9月19日 (水)
久々にスキャン・パネル・データについて考える機会があって(生計のためになんでもやるけど、我ながら節操がない)、そういえば前にこんなの読んだな...と頭をよぎるんだけどよく思い出せないということが続き、どんよりした気分になった。頭の整理のため、このブログに記録した範囲で、スキャン・パネル・データを分析している論文のリストをつくってみた。
そういえば、2011年から2012年にかけては意識してスキャン・パネル・データ関連の奴を読むように心がけていたんだよな... 勤務先が変わったこともあって... あの頃の私は多少は誠実であった... 最近はなんだかもう疲れちゃって...
分類は適当である。すいません、これほんとに個人的な覚え書きなんです。
ブランド選択:
- Abramson, et al. (2000) 消費者選択の多項ロジットモデルにおけるパラメータのバイアス (2011/05)
- Andrews, Ainslie, & Currim (2002) 有限混合モデル vs. 階層ベイズモデル ~選択データ分析での対決~ (2012/04)
- Lemon & Nowlis (2002) 販促とブランドのシナジー構築 (2011/06)
- van Heerde, Gupta, & Wittink (2003) 販促の効果に占めるスイッチングは君が思うよりずっと小さい (2012/04)
- Varki, S. & Chintagunta, P.K. (2004) 一部の世帯が複数セグメントに所属することを許す購買行動セグメンテーション (2012/05)
- Chib, Seetharaman, & Strijnev (2004) スキャナー・パネル・データのための「買わない」選択肢つきブランド選択モデル (2012/04)
- Erdem, Zaho, & Valenzuela, A. (2004) アメリカでPBが売れない理由を購買データだけで突き止める (2012/04)
複数カテゴリの購買:
- Manchanda et al. (1999) 複数カテゴリ購買生起モデル (2011/12)
- Russell&Petersen(2000) 複数カテゴリ購買の確率モデル・最終章 (2012/03)
- Chib, Seetharaman, & Strijney (2002) 複数カテゴリ購買の多変量プロビットモデル (2011/12)
- Seetharaman, et al. (2005) 複数カテゴリの選択モデルレビュー (2011/12)
- Boztug & Hildebrandt (2005) 多変量ロジットモデルでバスケット分析 (2011/12)
ブランド購買:
購入数量:
- Chandon & Wansink (2002) 買い置きを使ってしまうのはいつ?(2011/06)
- Bell, Iyer, & Padmanabhan (2002) 値引きが買い置きやカテゴリ消費増大をもたらすような商品カテゴリにおける価格競争 (2011/06) ※ゲーム理論的モデル
購入価格:
購買間隔:
- Jain & Vilcassim (1991) 購買タイミングの比例ハザードモデル (クラシカル・バージョン) (2013/06)
- Seetharaman & Chintagunta (2003) 購買タイミングの比例ハザードモデル (2013/04)
- Fader, Hardie & Huang (2004) 新製品販売予測の動的変化点モデル (2011/06)
- Seetharaman(2004) 購買データを分析するみなさん、比例ハザードモデルばっかり使ってないで加法リスクモデルをお使いなさい (2013/05)
店舗レベルで分析しているもの:
- Pauwels, Hanssens, & Siddarth (2002) 値引きの長期的功罪 (2012/04)
- van Heerde, et al. (2000) POSデータによる販促前後売上減の推定 (2011/05)
書籍:
- 守口(2002)「プロモーション効果分析」(2012/02)
- 阿部・近藤(2005)「マーケティングの科学―POSデータの解析」(2011/05)
雑記:データ解析 - 覚え書き:スキャン・パネル・データの分析事例