ブータンの瘋狂聖 ドゥクパ・クンレー伝 (岩波文庫)
ゲンドゥン・リンチェン, 今枝 由郎以下の物語は
恥ずかしがり屋が読めば、顔から汗が流れ
信心深い人が読めば、目から涙が流れ
無知な人が読めば、口からよだれが流れ
色欲の強い女が読めば、膣から膣液が流れ
誤った信心を持つ者が読めば、三悪趣に堕ちる。
それゆえに、物事の是非がわからず、仏の深い御教えに信心のない人、自らを制することができない人たちはお読みにならないように。
ということなので、内容についてのコメントは自粛いたします。でもまさか、あの少女を犯しちゃうとは… まさかあの人妻とやっちゃうとは… まさか男根から火を噴くとは…
この二冊はずっと前にほぼ読み終えていたんだけど、ドュクパ・クンレー伝に深く動揺したついでに再読した次第である。
古本屋で見つけた本。道元に連なる20人の禅師についての小伝で、書いているのもお坊さん。人々への貢献を讃えるというより、むしろ曹洞宗への貢献を讃える記述が多く、ちょっと引いてしまったが、そういう主旨の本なのだろう。