Gardner, B. & Lally, P. (2018) Modelling Habit Formation and Its Determinants. Verplanken, B. (ed.) “The Psychology of Habit”, Chapter 12.
仕事の都合で読んだやつ。習慣化研究のハンドブックの1章である。まじで心理学だ。なにやってんの俺。
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Gardner, B. & Lally, P. (2018) Modelling Habit Formation and Its Determinants. Verplanken, B. (ed.) “The Psychology of Habit”, Chapter 12.
仕事の都合で読んだやつ。習慣化研究のハンドブックの1章である。まじで心理学だ。なにやってんの俺。
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Lerner, J.S. & Tetlock, P.E. (1999) Accounting for the Effects of Accountability. Psychological Bulletin, 125(2), 255-275.
仕事の都合で無理やりめくった奴。アカウンタビリティの社会心理学的研究のレビューである。探し方が悪いのかもしれないけど、2000年以降のレビュー論文は見つけられなかった。
内容のメモは他のところでとったので省略。膨大な内容なのでしかたないんだけど、どうもいまいち理解しにくいなという箇所が多かった(英語力の問題もあると思う)。
それにしても、アカウンタビリティについての包括的レビューであるにもかかわらず、自己アカウンタビリティについての言及が全然ないのはなぜだろう。研究の文脈が全然違うということだろうか。
Tetlock, P. & Boettger. R (1989) Accountability: A Social Magnifier of the Dilution Effect. Journal of Personality and Social Psychology, 57(3), 388-398.
仕事の都合で読んだ。意思決定における決定者のアカウンタビリティの効果についての実験研究。よく引用される有名論文だと思う。google様いわく被引用件数701。
内容のメモは他のところでとったので省略。決定者にアカウンタビリティを課すと、まあふつうはバイアスは減るといわれているんだけど、希釈効果(予測の際に選択肢についての非診断的な情報のせいで予測がマイルドになってしまう効果)はむしろ増える、という話であった。ざっと目を通しただけだけど、シンプルでわかりやすい論文だと思う。なにより、実験がひとつしかないというのが助かる。疲れてるんです、私。
矢野千紘, 塚越駿, 笹野遼平, 武田浩一 (2024) 日本語文埋め込みの文書検索性能と検索補助付き生成での評価. 言語処理学会発表論文集, 2024/03.
理解できたかどうかは別にして、読んだものはなんでも記録しておこうということで…
文書検索における文埋め込み手法の性能を比較したという発表。文埋め込みを使った密ベクトル検索、およびRAGに注目する。意外にも、日本語での評価は「ほとんど行われていない」由。えええ、そういうもんなんですか?
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堀川 将幸, 藤村 諒, 佐藤 浩一郎, 寺内 文雄 (2021) 習慣化に関する主体的行動に着目した経験価値変化モデルの提案. デザイン学研究, 68(4), 45-54.
都合によりざっと目を通した。すいません、あんましちゃんと読んでないです。時間ができたら読み直そう。
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美馬達哉, 小金丸聡子, 芝田純也, 佐藤岳史 (2022) N-of-1研究をどう行うか. リハビリテーション医学, 59, 1111-1117.
勉強のつもりで目を通した啓蒙論文。
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Drolet, A. & Wood, W. (2017) Introduction to Special Issue: The Habit-Driven Consumer. Journal of the Association for Consumer Research, 2(3), 275–278.
仕事の都合でパラパラめくってたやつ。
この雑誌のこの号は習慣研究の特集号で、これはそのイントロ。たった4ページだけど、なんだか論旨をよみとりにくかったのでメモをとった。まあ、すべての掲載論文を均等に引き合いに出すという大喜利みたいな文章なので、そんなに真剣に読んでも仕方ないんだけど。でも、こういう一歩引いた巨視的な概観というのは、初学者にとってはありがたいものである。
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川本耕次に花束を 増補改訂版. 虫塚虫蔵(編). 2023/10.
一昨年亡くなった編集者・作家・ライター・ブロガー、川本耕次さんの追悼文集。コミケで頒布されたもので、通販で買った。
享年69歳。きわめて多岐にわたる仕事をした方であったが、そのほとんどは時代とともに失われていく性質のものであったと思う。長く残るのは、やはりちくま新書「ポルノ雑誌の昭和史」なんだろうなあ。
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今月の半ばに、それまでに読み終えた本を記録したんだけど、抜け落ちがあったり、その後読み終えた本があったりなので、追加してメモしておくことにした。まずはコミックス。
Tran, T.T.H., Paparoidamis, N.G. (2019) Taking a closer look: Reasserting the role of self-accountability in ethical consumption. Journal of Business Research, 126, 542-555.
Peloza, White, & Shang (2013 J. Mktg.)という、消費者のself-accountabilityを高めると倫理的な製品への選好が高まる (つまり、「自分の行動を自分に説明できるようにしなきゃ」と感じると環境にやさしい製品とかを買いやすくなる)という実験研究論文があって、その再現・拡張をやった研究。
著者らは元論文をPeloza, White, & Jingzhiって呼んでるんだけど、JigzhiってShanさんのファーストネームじゃないかなあ? 「田中・鈴木・花子(2013)によれば」みたいな感じになってない?
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Stillman, P.E., Medvedev, D., Ferguson, M. (2017) Resisting temptation: Tracking how self-control conflicts are successfully resolved in real time. Psychological Science, 28(9), 1240-1258.
仕事の都合でセルフ・コントロール葛藤下での正当化についていろいろ調べていて見つけた論文。正当化とは関係ないんだけど面白そうなので読んでみた。マウスのトラッキングで葛藤をリアルタイムに測りますという話。
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Dhiman, A., Sen, A., & Bhardwaj, P. (2015) Effect of self-accountability on self-regulatory behaviour: A quasi-experiment. Journal of Business Ethics, 148, 79-97.
都合により大慌てで読んだ論文。自分の決定についてのself-accountability (自分の決定を自分に対して説明しなければならないという知覚) が自己制御に効くか、という話。
なぜか仕事と称して、こういうビジネスの皮をかぶった心理学の論文をちくちく読んでいるのって、ほんとに奇妙な人生だ。冷静に考えると辛くなる。
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van de Ven, N., Blanken, I., Zeelenberg, M. (2018) Temptation-based reasoning: When tempted, everything becomes a (better) reason to indulge. Journal of Marketing Behavior, 3, 185-209.
都合で読んだもの。セルフ・コントロール葛藤下での正当化の研究である。
著者らはオランダ・ティルブルフ大所属。google様曰く被引用件数6件。さみしい。
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読んだものはなんでも記録しておこうということで…
先日、和歌山毒物カレー事件の冤罪説の立場に立ったドキュメンタリー映画「マミー」を観て、分析化学者たちが鑑定をめぐって対立する様子に、鑑定というのも一筋縄ではいかないものなのだなあ、と感心した。で、一方の化学者の方についてぼんやり検索していてたどり着いた文章。えーと、一方の化学者の方が講演したら、その講演をこの著者の方が聴いていて、もう一方の化学者の方をめぐって実はこんな対立もあるんですよと教えてくれたのだそうである。
野口康(2016) 金碧の真実 光琳の紅白梅図. 海洋化学研究, 29 (2), 59-78.
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Loosveldt, G., & Storms, V. (2008) Measuring public opinions about surveys. International Journal of Public Opinion Research, 20(1), 74–89.
survey climate(調査一般に対する人々の態度)の尺度研究。先日読んだ Gengler, et al. (2021) で引用されていた。google様いわく被引用回数83。意外に少ないけど、でもテーマがマイナーだからね…
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今年に入って読んだ本、フィクション編、その1。
今年に入って読んだ本、単行本その3。
「石田徹也全作品集」, 求龍堂, 2010.
ちょっとお酒がはいった状態で、私鉄沿線駅前の閉店間際の小さな本屋さんを覗いたら、なぜか求龍堂のフェアをやっていて、すでに版元品切の石田徹也の全作品集が、なんと新刊で販売されていた。想定予算をはるかに上回る価格であったが、思わずレジに駆け込み、胸に抱えてふらふらと帰ってきた。ああ散財… 節約しなきゃ…
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