読了:「入門ユダヤ思想」「幕末から維新へ」「日本文化の歴史」「魔女狩りのヨーロッパ史」「暴力とポピュリズムのアメリカ史」「客観性の落とし穴」「大阪・関西万博『失敗』その本質」 今年に入って読んだ本、新書その1。 入門ユダヤ思想 (ちくま新書 1272) 合田 正人 幕末から維新へ〈シリーズ 日本近世史 5〉 (岩波新書) 藤田 覚 日本文化の歴史 (岩波新書 新赤版 668) 尾藤 正英 魔女狩りのヨーロッパ史 (岩波新書 新赤版 2011) 池上 俊一 暴力とポピュリズムのアメリカ史──ミリシアがもたらす分断 (岩波新書 新赤版 2005) 中野 博文 大阪・関西万博 「失敗」の本質 (ちくま新書 1808) 松本 創 客観性の落とし穴 (ちくまプリマー新書 427) 村上 靖彦 なにかの学会のシンポジウムで、この本に対する強めな反感を表明していた方がいらして印象に残っていた。読んでみたところ、話の主旨は後半なのに、前半の枕やキャッチーなタイトルがハレーションを起こしただけなんじゃないかという感想であった。「ケアから社会を組み立てる」っていう書名にすればよかったんじゃないかしらん?