読了: 堀川 et al.(2021) 「××にはまってます」のきっかけから引退までのモデル

堀川 将幸, 藤村 諒, 佐藤 浩一郎, 寺内 文雄 (2021) 習慣化に関する主体的行動に着目した経験価値変化モデルの提案. デザイン学研究, 68(4), 45-54.

 都合によりざっと目を通した。すいません、あんましちゃんと読んでないです。時間ができたら読み直そう。

 主体的に没頭している行動、たとえばサイクリングにはまってますとか断捨離にはまってますというようなのについて、習熟に伴い次のステップに進んだり進まなかったりする、次のステップに進むと経験価値が変わる。というようなモデルを提案。えーと、価値発見、実感、成長、定着、伝承、の5段階だそうです。
 で、私がはまった事柄についてインタビュー。一部事例について、はまるきっかけ体験とはまったことによる心理状態、習慣化したきっかけと継続したことによる心理状態、定着したきっかけとそれによる心理状態、をラダリングで訊いて、各期についての評価構造をつくった。
 最後に、モデルに沿って構造化した形でエピソード記述を集めて、期ごとの心理状態をコーディングして、変化のパターンをクラスタリングした。これこれこういうパターンがみつかった。
 というような話であった。