今年に入って読んだコミックス、その4。
昨年以来、もっとも気になるマンガ。連載開始時はかなり稚拙なところがあったのに、どんどん上手くなっていく… 怖い…
名匠・入江喜和さんによる連載作。途中の巻を読み逃したまま品切れとなり地団駄を踏んでいたのだが(このマンガは紙で読みたい)、このたびの講談社漫画賞受賞を機に目出度く増刷された。
このマンガ、おそらくはブラジル移民の苦闘を現代と重ねて描きたいというプランが先にあって、戦略的に高齢者バーという舞台を設計していったんだろうなあ。傑作でありました。
ここ数年、都心の大書店に足を向ける頻度が減ったせいで、追いかけているはずの連載作の発刊に気づかず巻を読み飛ばし、順番が前後してしまうことが多い。ううむ。