読了:「絵のなかの散歩」「くじびき民主主義」「地獄めぐり」「時間はどこから来てなぜ流れるのか」「魂の形について」 2021年8月以降に読んだ本、ノンフィクション部門、その2。 絵のなかの散歩 (新潮文庫 す 14-2) 洲之内 徹 ずっと前にほとんど読み終えたところで、美術品なんて所詮縁がない世界の話だよなあ、と急に関心が失せて放置していた本。先日、美術館で長谷川潾二郎の猫の絵を観て、ふと気になって読み直した(たぶん著者が遺したコレクションのなかの作品だと思う)。車谷長吉の巻末解説が辛辣で面白い。 くじ引き民主主義 政治にイノヴェーションを起こす (光文社新書) 吉田 徹 地獄めぐり (講談社現代新書 2527) 加須屋 誠 時間はどこから来て、なぜ流れるのか? 最新物理学が解く時空・宇宙・意識の「謎」 (ブルーバックス 2124) 吉田 伸夫 最終章にいたって、神経科学の独自理論の開陳となってしまい… ううむ。 魂の形について (ちくま学芸文庫) 多田 智満子 詩人によるエッセイ。