もうすこしこまめに記録をとろうと反省した次第である。年明け以降に読んだ本、コミックスから。
最近読んだコミックスのベストワン。ベルギーのバンド・デシネで、認知症の祖母と生きづらさを抱える娘との旅を描く感動的な物語であった。著者は1997年生まれだそうだ。参るなあ。
江戸時代の職人を描く短編連作。主人公の職人がみな若い女性だ、というところでちょっと引いちゃうんだけど、それ以外の点ではとても読み応えのあるマンガであった。
トロイ戦争あたりのギリシャ神話を現代ヤクザ抗争に翻案したアクション。主人公パリスの少々神がかった妹キャシー(カッサンドラね)と、パリスが捨てた女・尾野イネ(オイノーネー)のキャラクター設定が素晴らしい。キャシーは和装のおかっぱで歯に強制金具、イネは農家のおばさん風なのである。どうやって思いついたんだろうか。