本気のしるし (1) (ビッグコミックス)
星里 もちる本気のしるし (2) (ビッグコミックス)
星里 もちる本気のしるし (3) (ビッグコミックス)
星里 もちる本気のしるし (4) (ビッグコミックス)
星里 もちる本気のしるし (5) (ビッグコミックス)
星里 もちる本気のしるし (6) (ビッグコミックス)
星里 もちるこのたび深田晃司監督による映像化作品をみることになり、そのついでに読んでみた。いま読んでみると、コメディ作品とそれほどの距離はないですね。要するに著者は、ある状況下における葛藤とその解決を描いているわけで、その状況を作り出しているのが、犬の幽霊だったり、だらしないマンガ家の父親だったり、このマンガでいえば、その場しのぎの嘘を繰り返す女だったりするわけである。 スーパーの女性店員とくたびれた中年サラリーマンとの交友を描く、ささやかな日常ファンタジー。現代人はみんな疲れておるんだなあ、というのが率直な感想である。