メイン > コミックス(-2010)
2010年12月25日 (土)
僕の小規模な生活(4) (KCデラックス モーニング)
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福満 しげゆき / 講談社 / 2010-12-22
俺はこのマンガの細部がもう可笑しくて可笑しくてたまらないんだけど,いったいどのくらいの人に共感してもらえるだろうか? まあいいや,こっそり楽しむことにしよう。
ハチワンダイバー 18 (ヤングジャンプコミックス)
[a]
柴田 ヨクサル / 集英社 / 2010-12-17
オールラウンダー廻(5) (イブニングKC)
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遠藤 浩輝 / 講談社 / 2010-12-22
「修斗」というなんだかよくわからない格闘技(実在するらしい)に青春を捧げた若者たちを描く連載。地味なストーリー展開だが,試合における一挙手一投足が丁寧に描かれていて,なかなか面白い。
えんじがかり (チャンピオンREDコミックス)
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三浦 靖冬 / 秋田書店 / 2010-12-20
著者は独特の世界観と緻密な背景描写で知られる人。たしかワニマガジンの成人誌で活躍していたと思う。これが初の一般誌連載だそうだが,残念ながらちょっと魅力に欠ける。小学生女児のパンツが執拗に描かれるあたり,俺はちょっとげんなりさせられたが,その点は掲載誌の要請かもしれない。いずれにしろ,もっと面白い作品が描けそうなものだ。
聖☆おにいさん(6) (モーニング KC)
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中村 光 / 講談社 / 2010-12-24
読了:「僕の小規模な生活4」「ハチワンダイバー18」「オールラウンダー廻5」「えんじがかり」「聖おにいさん6」
2010年12月21日 (火)
誰にも言えない
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シギサワ カヤ / 白泉社 / 2010-11-30
若い女たちの縺れた恋愛を描いた短編連作。確かに上手いし,面白いけど。。。こういうマンガを求める女性読者が一定の市場を形成しているんだよなあと考えると,ちょっぴり息苦しくなってくる。
2010年12月15日 (水)
ビューティフルピープル・パーフェクトワールド (IKKI COMIX)
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坂井 恵理 / 小学館 / 2010-11-30
美容整形が当たり前となり,誰もが自分の容貌や体型を好きなように変えられるようになった世界を舞台に,人々の日常にひそむかすかな悲哀を描いた短編連作。これは素晴らしい。。。意外な秀作であった。いま調べてみたら,著者は柴門ふみのアシスタント出身,新人というわけではなくて,すでに何冊か単行本が出ているらしい。
星屑ニーナ 1巻 (ビームコミックス)
[a]
福島 聡 / エンターブレイン / 2010-12-15
木曜日のフルット 1 (少年チャンピオン・コミックス)
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石黒 正数 / 秋田書店 / 2010-10-08
2010年12月12日 (日)
澄江堂主人 前篇 (ビームコミックス)
[a]
山川 直人 / エンターブレイン / 2010-11-25
詩的な短編作品で知られる山川直人さんが,こんな長編マンガの連載をはじめていたのか。次巻が待ち遠しくてたまらない。
死の直前の芥川龍之介の生活を描く。かなり史実に忠実であるように思えるが,ただ一点,漱石以下すべての文学者たちがマンガ家として描かれている,という不思議な仕掛けがある(「河童」は「コミック改造」誌に掲載されるのである)。想像するに,作者の生活とその作者による作品とが重なりあう...という趣向をマンガで実現するには,いっそ登場人物のほうをマンガ家に変えちゃえ,という判断なのではないかと思う。すごい発想だ。
午前3時の危険地帯 2 (Feelコミックス)
[a]
ねむ ようこ / 祥伝社 / 2010-12-08
恋愛ものの少女マンガを読むといつも「おまえら仕事とか勉強とかせえよ」と思うのだが,このマンガに限っては大丈夫。苛酷な労働条件の零細事務所で働く若者たちを描くラブ・ストーリー,第二シリーズの二冊目。
感想1) 地味な眼鏡娘のたまちゃんがとても可愛いぞ。2) 脇役として登場する,モテ男でありながら内心に空虚を抱えるパチンコ屋店員の人物造形が良い。読み返すと,この青年が物語のキーパーソンである。3) それにしても,もう20代に戻らなくてよいと思うとほんとにうれしい。だって面倒じゃないですか!恋愛だとかなんだとか! 4) それにしても,たまちゃんが可愛いぞ...
つるた部長はいつも寝不足② (MFコミックス フラッパーシリーズ)
[a]
須河篤志 / メディアファクトリー / 2010-11-22
進撃の巨人(3) (講談社コミックス)
[a]
諫山 創 / 講談社 / 2010-12-09
これ,2巻で100万部を超えたのだそうだ。とても面白いけど,絵柄が不安定すぎて広い読者層には訴えないのではないかと思っていたので,ちょっとびっくり。
2010年12月10日 (金)
角刈りすずめ(1) (近代麻雀コミックス)
[a]
KICHIJO / 竹書房 / 2010-11-17
近代麻雀連載,「もしもこんな麻雀があったら」というナンセンスなアイデアを軸にしたギャグマンガ。劇画タッチの絵柄とのギャップが可笑しい。「廃車場で繰り広げられる,自動車を牌にした壮大な麻雀」というネタが面白かった。
リバースエッジ大川端探偵社 2巻 (ニチブンコミックス)
[a]
ひじかた 憂峰 / 日本文芸社 / 2010-11-27
岳 みんなの山 13 (ビッグコミックス)
[a]
石塚 真一 / 小学館 / 2010-11-30
3月のライオン 5 (ジェッツコミックス)
[a]
羽海野 チカ / 白泉社 / 2010-11-26
メカ硬派
[a]
田中圭一 / 太田出版 / 2010-10-21
それでも町は廻っている 8 (ヤングキングコミックス)
[a]
石黒 正数 / 少年画報社 / 2010-11-30
闇金ウシジマくん 20 ヤミ金くん/トレンディーくん (ビッグコミックス)
[a]
真鍋 昌平 / 小学館 / 2010-11-30
そんなんだからおまえらは。 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
[a]
葛西 りいち / 小学館 / 2010-11-30
よつばと! 10 (電撃コミックス)
[a]
あずま きよひこ / アスキー・メディアワークス / 2010-11-27
ドロヘドロ 15 (BIC COMICS IKKI)
[a]
林田 球 / 小学館 / 2010-11-30
罪と罰(9) (アクションコミックス)
[a]
落合 尚之 / 双葉社 / 2010-11-27
2010年12月 1日 (水)
24時間闘うモーレツビジネスマンなどという柄でもなければ職種でもないのに,なぜこんなにバタバタ忙しいのか,なぜ終電と休日出勤が続くのか。なんという労働生産性の低さ。で,腹いせに睡眠時間を削ってブログを更新してしまったりして。
つるた部長はいつも寝不足 1 (MFコミックス) (MFコミックス フラッパーシリーズ)
[a]
須河篤志 / メディアファクトリー / 2010-06-23
高校美術部部長の鶴田さん17歳は引っ込み思案で奥手な娘なのだが,実のところ内心では日々セクシャルな妄想を繰り広げていて。。。というコメディ。「エッチング」という言葉をはじめて聞いただけで,たちまち大変な勘違いと妄想がはじまってしまうのである。バカバカしくて良い。
このマンガに限らず,「外見はおとなしいが内面では無闇に饒舌」という設定は,もうそれだけで面白くなりやすいように思う。岩明均「風子のいる店」の前半がそうだ。「チボー家の人々」にもそういう面があったと思う。
誰が為に鋼は鳴る (ビームコミックス)
[a]
天乃 タカ / エンターブレイン / 2010-08-11
小学生の女の子とキツネの神様との交流を描いたファンタジー。
放浪の家政婦さん (Feelコミックス)
[a]
小池田 マヤ / 祥伝社 / 2009-07-08
「FEEL YOUNG」連載の短編集。相変わらず,業の深ーい話であった。
とりぱん(10) (ワイドKC モーニング)
[a]
とりの なん子 / 講談社 / 2010-11-22
あたらしい朝(2)<完> (アフタヌーンKC)
[a]
黒田 硫黄 / 講談社 / 2010-11-22
著者の病気でずっと連載中断していた作品。いちおうは二巻で完結のかたちをとっているけれど,これ,本来こういう終わり方だったのかなあ。。。
2010年11月22日 (月)
あまりにせわしない毎日で,ろくろく本も読めない。ストレス発散のために買い込んだマンガ本だけが貯まっていく。
シグルイ 15 (チャンピオンREDコミックス)
[a]
南條 範夫 / 秋田書店 / 2010-10-20
二人の青年の死闘を描いた傑作の最終巻。システムの周縁から這い上がろうとする者こそが,誰よりもシステムの論理に縛られる,という悲劇。面白いマンガは世の中にたくさんあるが,15巻も続けながらこのように鮮烈な結末を迎えるのはなかなか珍しいのではないかと思う。
インド夫婦茶碗 (15) (ぶんか社コミックス)
[a]
流水 りんこ / ぶんか社 / 2010-11-05
おいピータン!!(12) (ワイドKC Kiss)
[a]
伊藤 理佐 / 講談社 / 2010-02-12
きのう何食べた?(4) (モーニング KC)
[a]
よしなが ふみ / 講談社 / 2010-10-22
チェーザレ 破壊の創造者(8) (KCデラックス モーニング)
[a]
惣領 冬実 / 講談社 / 2010-10-22
SARU 下 (IKKI COMIX)
[a]
五十嵐 大介 / 小学館 / 2010-10-29
SatoShio(1) (KCデラックス Kiss)
[a]
衿沢 世衣子 / 講談社 / 2010-11-12
石黒正数短編集 2 (リュウコミックス)
[a]
石黒 正数 / 徳間書店 / 2010-11-13
ラブやん(14) (アフタヌーンKC)
[a]
田丸 浩史 / 講談社 / 2010-10-22
とろける鉄工所(5) (イブニングKC)
[a]
野村 宗弘 / 講談社 / 2010-10-22
あたしンち 16
[a]
けら えいこ / KADOKAWA/メディアファクトリー / 2010-10-29
みなりの青春 (ドパミンコミックス)
[a]
田中圭一 / 発売元:星雲社/発行元:株式会社デジタル・コンテンツ・パブリッシング / 2010-11-12
アオイホノオ 5 (少年サンデーコミックススペシャル)
[a]
島本 和彦 / 小学館 / 2010-11-12
ムダヅモ無き改革 (5) (近代麻雀コミックス)
[a]
大和田 秀樹 / 竹書房 / 2010-11-17
2010年10月12日 (火)
ちはるさんの娘(1) (アクションコミックス)
[a]
西 炯子 / 双葉社 / 2010-10-08
「娚の一生」というマンガで評判になったマンガ家によるファミリー四コマ。絵柄が小池田マヤとものすごく似ている。なぜだろうか。
罪と罰7(アクションコミックス)
[a]
落合 尚之 / 双葉社 / 2009-12-26
罪と罰(8) (アクションコミックス)
[a]
落合 尚之 / 双葉社 / 2010-05-28
ドストエフスキーを下敷きにした犯罪サスペンスなんだけど,娼婦ソーニャに相当するところの娘さんが,ラスコーリニコフに相当する青年をバッコバコに殴りまくるところが面白い。そう思っていたのは俺だけではないようで,書店のPOPで篠房六郎さん(「空談師」)が,この娘さんが青年をさらにタコ殴りにしているコミカルなイラストに添えて,この人は殴っているときがもっとも生き生きしているぞ,という意味のコメントを寄せていた。ははは。
チュウチュウカナッコ
[a]
あらい あき / 青林工藝舎 / 2010-08-30
著者は劇団・大人計画の女優さんである由。
眠れぬ夜の奇妙な話コミックス 百鬼夜行抄(19)
[a]
今 市子 / 朝日新聞出版 / 2010-10-07
2010年10月 3日 (日)
テルマエ・ロマエ II (ビームコミックス)
[a]
ヤマザキマリ / エンターブレイン / 2010-09-25
いまや大人気の風呂マンガ,その第二巻。さきほど寄った近所の書店ではすでに品切れとなっていた。古代ローマの真面目な風呂技師ルシウス氏,こんどは現代日本のウォーター・スライダーにタイムスリップし,「これは...怖いが愉快だ!」と叫びます。
世界の果てでも漫画描き 1 キューバ編 (創美社コミックス)
[a]
ヤマザキ マリ / 創美社 / 2010-09-24
おやすみプンプン 7 (ヤングサンデーコミックス)
[a]
浅野 いにお / 小学館 / 2010-09-30
闇金ウシジマくん 19 ヤミ金くん (ビッグコミックス)
[a]
真鍋 昌平 / 小学館 / 2010-09-30
7人のシェイクスピア 2 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
[a]
ハロルド 作石 / 小学館 / 2010-09-30
罪と罰 (3) (アクションコミックス)
[a]
落合 尚之 / 双葉社 / 2008-04-28
罪と罰(4) (アクションコミックス)
[a]
落合 尚之 / 双葉社 / 2008-09-27
罪と罰(5) (アクションコミックス)
[a]
落合 尚之 / 双葉社 / 2009-03-28
罪と罰 6 (アクションコミックス)
[a]
落合 尚之 / 双葉社 / 2009-07-28
カブのイサキ(3) (アフタヌーンKC)
[a]
芦奈野 ひとし / 講談社 / 2010-09-22
本屋さんにききました。 (ジャンプ・コミックス デラックス愛蔵版)
[a]
若狭 たけし / 集英社 / 2010-09-17
カラスヤサトシ(5) (アフタヌーンKC)
[a]
カラスヤ サトシ / 講談社 / 2010-09-22
深夜食堂 6 (ビッグコミックススペシャル)
[a]
安倍 夜郎 / 小学館 / 2010-09-30
2010年9月20日 (月)
進撃の巨人(1) (少年マガジンKC)
[a]
諫山 創 / 講談社 / 2010-03-17
進撃の巨人(2) (講談社コミックス)
[a]
諫山 創 / 講談社 / 2010-07-16
人をつまみ上げてはボリボリと食う巨人が地上を跋扈する世界。人類は高さ50mにまで築きあげた塀の内側でかろうじて生き延びているが,ある日身長60mの巨人が現れて... という物語。講談社「別冊少年マガジン」連載。
巨人に絶望的な闘いを挑む少年たちを中心としたドラマなのだが,いかんせん絵が素人臭く,脇役がきちんと描きわけられていない。そこがちょっとイライラするけど,無闇に熱気が溢れていて,なかなか面白い。
罪と罰 1 (アクションコミックス)
[a]
落合 尚之 / 双葉社 / 2007-07-03
罪と罰 2 (アクションコミックス)
[a]
落合 尚之 / 双葉社 / 2007-11-28
双葉社「漫画アクション」連載。評判なので読み始めてみたが,評判になっている理由がまだよくわからない。
ハチワンダイバー 16 (ヤングジャンプコミックス)
[a]
柴田 ヨクサル / 集英社 / 2010-09-17
ハチワンダイバー 17 (ヤングジャンプコミックス)
[a]
柴田 ヨクサル / 集英社 / 2010-09-17
アイアムアヒーロー 4 (ビッグコミックス)
[a]
花沢 健吾 / 小学館 / 2010-08-30
さよなら群青 4 (BUNCH COMICS)
[a]
さそう あきら / 新潮社 / 2010-09-09
高校球児 ザワさん 5 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
[a]
三島 衛里子 / 小学館 / 2010-08-30
おかめ日和(8) (KCデラックス BE LOVE)
[a]
入江 喜和 / 講談社 / 2010-04-13
おかめ日和(9) (KCデラックス BE LOVE)
[a]
入江 喜和 / 講談社 / 2010-09-13
2010年9月 4日 (土)
大東京トイボックス(6) (バーズコミックス)
[a]
うめ / 幻冬舎 / 2010-08-24
ゲーム業界を舞台に,若者達の情熱と失望を描いたマンガ,ようやく6巻目。視点が複層的になって,群像劇という趣になってきた。面白い。
大奥 第6巻 (ジェッツコミックス)
[a]
よしなが ふみ / 白泉社 / 2010-08-28
上記作品と並んで,いまいちばん気になる連載マンガ。おそらくはフェミニズムの影響を強く受けているだろう作者がいけしゃあしゃあと描く,男女の性役割が逆転した架空の江戸時代を舞台にした大河メロドラマである。これを読んでしまうと,もう家宣も吉宗も女としてしか想像できない。困った。
回游の森 (Fx COMICS)
[a]
灰原 薬 / 太田出版 / 2010-01-14
刻刻(3) (モーニング KC)
[a]
堀尾 省太 / 講談社 / 2010-08-23
オールラウンダー廻(4) (イブニングKC)
[a]
遠藤 浩輝 / 講談社 / 2010-08-23
必要とされなかった話 (IKKI COMIX)
[a]
三友 恒平 / 小学館 / 2010-04-28
2010年8月16日 (月)
土曜夜に書いたときに忘れていたのも含む。なんというか,マンガばっか読んでますね。
君と僕の街で (集英社文庫―コミック版)
[a]
谷川 史子 / 集英社 / 2007-02-16
俺が尊敬してやまない職人的少女マンガ家・谷川史子さんの92~94年の作品。若き日の作品も読んでおかなければ,というわけで,恋に恋する乙女達の100%恋愛ストーリーをがんばって読みました。疲れた。なにやってんだ俺は。
匠三代 1 (ビッグコミックス)
[a]
倉科 遼,佐藤 智一,天野 彰 / 小学館 / 2010-07-30
いかにも小学館の青年誌らしい情報マンガ。なんで買ったんだろう?
ルミとマヤとその周辺(2) (KC KISS)
[a]
ヤマザキ マリ / 講談社 / 2008-11-13
ジゼル・アラン (1) (ビームコミックス)
[a]
笠井 スイ / エンターブレイン / 2010-07-15
2010年8月14日 (土)
デトロイト・メタル・シティ 10 (ジェッツコミックス)
[a]
若杉 公徳 / 白泉社 / 2010-07-29
喜劇と悲劇は結局はおなじものだ,とどこかで聞いたことがあって,このギャグマンガを読むたびにその言葉を思い出していた。主人公は甘ったるいラブソングが大好きなシンガーソングライター志望の青年なのだが,残念ながらその方面の才能は持ち合わせていない模様で,いっぽうひょんなことから悪名高きデス・メタル・バンドのボーカルとして望んでもいない大成功を収めてしまい,心ならずも顔を白塗りにし額に「殺」と描き込んだステージ衣装で絶叫する日々である。可笑しいけど,考えようによっては,これは相当な悲劇である。
最終話,人間として成長した主人公はデスメタルのカリスマとしての自分を受け入れようと決意し,憧れのヒロインの前にかのグロテスクなステージ衣装で現れる。「ずっと前から好きでした」。連載10巻に至るまで口にできなかった告白だ。ところが彼女は,まさかそれが主人公とは思わずに,私には好きな人がいるんです,と断る。どういうわけか彼女は,才能に欠けた気の弱い青年であるところの主人公が好きなのだ。「その人と一生にいると楽しいし,ありのままの自分でいられる」「その音楽がずっとうまく行かなくても一生応援したいと思ってる」 それがよもや自分のこととは気がつかない主人公は,憧れの彼女に恋人がいたのだと錯乱して「黙れ黙れ」と絶叫,股間をむき出しにし彼女の顔に押しつけるという過激なステージ・パフォーマンスに及び,「ヒャッハー」と叫びつつ夜の街を駆け去っていく。
ラストシーン,いつものように過激なステージを繰り広げた青年が,楽屋で化粧を落とし素顔に戻る,その表情を見せずにぷっつりと暗転する。。。心が凍り付くようなラストシーンである。平均的読み手は20代前半の男性だと思うが,これ,どう受け取られているんですかね。
神は細部に宿るのよ(1) (ワイドKC Kiss)
[a]
久世 番子 / 講談社 / 2010-08-11
衣服についてのコミックエッセイ。講談社の女性コミック誌「Kiss」連載。
「霜降りグレーパーカ」を着ている人って異常に多いよね,というネタだけで5pもたせるのだが,その展開が面白い。まず,70年代の宇宙探査機パイオニアに人間の男女の全裸が描かれた金属板が搭載されたが,未知の宇宙人のためとはいえやはり服を着せておいたほうがよかったのではないか(ここまでで1p),その服としては霜降りグレーパーカが良いのではないか,という話をする(ここまでで3p)。なぜなら,もしスーツ姿の絵を載せてしまうと,「いよいよ明日地球に××星の友好使節団が到着します」「出迎えにはスーツ着用と政府の命令です」「えースーツなんて持ってないよー」「ママーぼくも出迎えに行きたいよ」ということになってしまう。これが霜降りグレーパーカならば「それなら持っている」「確か家にあったハズ」「っていうか今着てる」。。。さらには来訪した宇宙人に対する贈り物も,「友好の印に我が国の国民服を贈ります!」というわけで,ユニクロ1290円で済む次第だ(驚いた宇宙人が「ふつう西陣織とかくれるよね?」と呟いているのが可笑しい)。
著者の久世さんは,BL系の雑誌で描いていたあまり売れないマンガ家だったが,書店でのアルバイト経験を綴ったエッセイコミックで一躍大ブレイクし,いまではこの作品のように本屋さんと関係ない作品も描く売れっ子となっている。この気楽なエッセイマンガを寝転がって楽しく読んでいても,ふと気がつくと,上記のような話題の膨らませ方は,やはりプロの仕事だよなあ,と感心する。逆にいうと,この著者における書店マンガに相当するブレイクスルーを得られないままのマンガ家たちが,その才能を発揮することなく,世の中に多数潜伏しているのかもしれない。
極道めし(6) (アクションコミックス)
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土山 しげる / 双葉社 / 2010-07-28
ルミとマヤとその周辺(1) (KC KISS)
[a]
ヤマザキ マリ / 講談社 / 2008-01-11
薄命少女 (アクションコミックス)
[a]
あらい・まりこ / 双葉社 / 2010-06-28
大阪ハムレット(4) (アクションコミックス)
[a]
森下 裕美 / 双葉社 / 2010-07-28
家族を描いた名作として世評の高いシリーズ。正直なところ,俺はあまり感心していなかったのだが,4巻目のこの本に収録された,フィリピン人女性が義母を看病するエピソードは,本当に素晴らしい。
みんな! エスパーだよ!(1) (ヤンマガKCスペシャル)
[a]
若杉 公徳 / 講談社 / 2010-07-29
星川銀座四丁目 (1) (まんがタイムKRコミックス つぼみシリーズ)
[a]
玄鉄 絢 / 芳文社 / 2010-08-11
2010年8月 1日 (日)
さよならもいわずに (ビームコミックス)
[a]
上野 顕太郎 / エンターブレイン / 2010-07-24
前衛的ギャグで知られるマンガ家さんがシリアスに描いた,妻の死を巡る私マンガ。
イムリ 8 (ビームコミックス)
[a]
三宅 乱丈 / エンターブレイン / 2010-07-24
ベル デアボリカ 1 (ASAHIコミックス) (あさひコミックス)
[a]
坂田 靖子 / 朝日新聞出版 / 2010-06-04
2010年7月21日 (水)
あしなり(1) ~漫画家アシスタントで成金になれるか!?~ (バンブーコミックス WIN SELECTION)
[a]
葛西 りいち / 竹書房 / 2010-06-26
著者はアシスタント生活を綴ったブログで人気を呼んだ人。いまや連載を四本も持っているらしい。この本は,中堅どころのマンガ家の仕事場を取材するという趣旨のエッセイマンガであった。
2010年7月16日 (金)
このつまらない人生にもささやかな波風はあるもので,忙しすぎたり完徹したり体調を崩したりやる気を無くしてしまったり。。。なんだかんだで,読むものといえばマンガばかり。あーあ。
ベントラーベントラー(3) (アフタヌーンKC)
[a]
野村 亮馬 / 講談社 / 2010-05-21
暢気なコメディの形をとったハードSF。最終話,主人公はある意味で死んでしまうのだけど,それでもなんだか心温まる終わり方であるところが良いと思った。
世界最後の日々
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山本 直樹 / イースト・プレス / 2010-07-08
著者自選集。ほとんど既読であった。
刻刻(1) (モーニング KC)
[a]
堀尾 省太 / 講談社 / 2009-08-21
刻刻(2) (モーニング KC)
[a]
堀尾 省太 / 講談社 / 2009-08-21
SFホラー。なかなか面白い。講談社のマイナー誌に連載がはじまったときに気になっていたのだが,単行本化されていたのに気づいていなかった。
午前3時の無法地帯 3 (Feelコミックス)
[a]
ねむ ようこ / 祥伝社 / 2009-09-08
零細企業で働く若い娘の恋愛譚。
ペンとチョコレート 1 (まんがタイムコミックス)
[a]
ねむ ようこ / 芳文社 / 2009-09-08
ペンとチョコレート 2 (まんがタイムコミックス)
[a]
ねむ ようこ / 芳文社 / 2010-06-07
これがたぶん著者第二作。売れないマンガ家が担当編集者に恋をして云々という,いかにもつまらなそうな内容だが,これが案外面白い。恋愛マンガというより,安野モヨコ「働きマン」と同種の仕事マンガとして捉えたほうがいいのかも。
嫁姑の拳 3 (秋田レディースコミックスデラックス)
[a]
函岬 誉 / 秋田書店 / 2010-05-28
野性のじかん (バンブー・コミックス)
[a]
カラスヤサトシ / 竹書房 / 2010-06-26
俺はまだ本気出してないだけ 4 (IKKI COMIX)
[a]
青野 春秋 / 小学館 / 2010-06-30
たまりば 1巻 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)
[a]
しおや てるこ / エンターブレイン / 2010-06-26
もやしもん(9) (イブニングKC)
[a]
石川 雅之 / 講談社 / 2010-07-06
岳 12 (ビッグコミックス)
[a]
石塚 真一 / 小学館 / 2010-06-30
2010年6月29日 (火)
杯気分!肴姫 一杯目 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)
[a]
入江 喜和 / エンターブレイン / 2010-05-24
杯気分!肴姫 二杯目 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)
[a]
入江 喜和 / エンターブレイン / 2010-05-24
杯気分!肴姫 三杯目 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)
[a]
入江 喜和 / エンターブレイン / 2010-06-25
90年から93年にかけて講談社「モーニング」誌で連載された,入江喜和さんのデビュー作。単行本は長く入手できない状況が続いており,業を煮やした俺は大枚はたいてオンデマンド版で入手してしまったのだった。なのに,このたび復刊本が出るとまたイソイソと買ってしまったりして。。。
入江喜和さんは下町の平凡な人々の生活だけを描き続けているマンガ家で,お世辞にも売れっ子とは言い難いが,この人のマンガにはなにか天才的なきらめきのようなものがあり,何度読んでも飽きない。絵柄の魅力もさることながら,台詞がほんとに生き生きとしているのである。エルモア・レナードのようなタイプの,非常にリアリティのある台詞で物語を引っ張っていくタイプの作家を指して「耳の良い作家」と呼ぶのだと聞いたことがあるが,この人はさしずめ「耳の良いマンガ家」ということになろう。このデビュー作だと後半からが素晴らしい。このたび読み返して改めて感銘を受けたので,ついつい結末近くの名場面を書き写してしまう次第。
主人公は下町の小料理屋の若きおかみさんで,ぶっきらぼうだが心優しい医者(群ちゃん)と相思う仲になるが,無医村に赴任する男と自分の店との間で心揺れた末,ついには店を選ぶ。で,鞄ひとつで旅立つ男の前に仕事着の着物姿で現れ,涙を隠して二カッと微笑んでみせる。「見送りなら来なくていいっつったろ!オレァそーいうベタベタしたのはキライだって」「そこまで!そこまでよ ねっ 駅の近くまで行くだけだから」「いらん!大通りで車ひろって上野まで行くから」「あっ じゃ明治通りまで タクシー乗り場ンとこ いいでしょ? ねっ早足で歩くから いい天気だし散歩がてらにサ」「...勝手にしろっ」「うん」
二人歩き始めると,うしろから自転車の老人が「よォ!お出かけー?」「うん! ちょっとそこまで」「い~い天気だねェ デートだな」「そーよん」別のおばさんが「アラッ こないだはごっそさんねェ」「い~え~ こっちこそもらいっぱなしで」。。。という調子で歩いているうちに,ふたりはタクシー乗り場に着く。「サ ここから ちょいと先生」「... ほんとにいい天気だ 駅まで歩いてみるか」 駅とは東向島駅のこと。
ふたたび歩きながら「なんかピンとこないのよねェ東向島って あたしなんかがちっちゃい頃は玉の井って駅名だったから おとうちゃんとかオジちゃんなんか未だにそー言ってるもん 玉の井だとどーしても戦前の赤線地帯ってイメージだからよくないんだって ヘンよねェ 駅の名前なんか変わったってこの街もあたしらもかわんないのにサ」「しかしなかなか粋ではあるな 玉の井の女と別れてきたっつーのは」「まー時代がかってますことね~え」とけらけら笑う女の後ろ姿に,男がふと真顔になって「やっぱりおまえはそのカッコしているときが一番いいな」 二人は立ち止まる。「オレァ女の着るもんなんぞどーでもいいと思ってる方だけど おまえはそれが一番似合う」 そっぽを向いて「はじめて店で見たとき 「いい女だな」っつったろ? アレ冗談じゃねえぞ」 女はあわてたように俯いて,「群ちゃん!」 手提げから包みを取り出し「これ電車の中で食べて! おむすびとだし巻き... あたし作ったの」「またおめェはこーいうことをする...」「わかってるって ヤなんでしょベタベタするのは」 一拍おいて「ここで帰るわ」
そこは駅前商店街の手前の横断歩道のあたり。ふたりは笑って別れる。「かみしめて食うよ おカミさん」 背中を向けて歩み去りながら,おにぎりを掲げて振ってみせる男に,女が涙を溜めて「じゃあね!」と声をかける。
。。。書き写してみて確信したけど,これ,いちいち声に出して確かめないと書けない台詞ですね。
乙嫁語り 2巻 (ビームコミックス) (BEAM COMIX)
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森 薫 / エンターブレイン / 2010-06-15
パラノイアックなまでの執拗な描き込み。一コマ一コマのあまりの美しさにめまいがする。。。
あとがきマンガに戯画化された著者が登場し,「そういえばときどき思うのですが,晴れた昼間にひとりで馬の足やら刺繍やらを描いているとこうふつふつと。。。」「ふつふつと。。。」 目を輝かせて机に向かう著者の顔がアップになって 「私いま,生きてる!」 笑ってしまった。さもありなん。
午前3時の無法地帯 (1) (Feelコミックス)
[a]
ねむ ようこ / 祥伝社 / 2008-12-08
午前3時の無法地帯2 (Feelコミックス)
[a]
ねむ ようこ / 祥伝社 / 2009-04-08
中小企業で働きはじめた若い女性を主人公に据えた青春ストーリー。安野モヨコ「働きマン」を女性誌向けにしたような感じ。これが著者のデビュー作だそうだが,すでに練達の域である。
それにしても,こういうマンガ読んでいると,いやあ恋愛って面倒だなあ,と思えてならない。もう20代に戻らなくてよいかと思うとほんとにうれしい。
ヴィンランド・サガ(9) (アフタヌーンKC)
[a]
幸村 誠 / 講談社 / 2010-06-23
アオイホノオ 4 (少年サンデーコミックススペシャル)
[a]
島本 和彦 / 小学館 / 2010-06-11
路地恋花 1 (アフタヌーンKC)
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麻生 みこと / 講談社 / 2010-02-05
前夜祭 (モーニング KC)
[a]
小田 扉 / 講談社 / 2009-03-23
それではさっそくBuonappetito! (ワイドKC Kiss)
[a]
ヤマザキ マリ / 講談社 / 2008-08-11
イタリア家族 風林火山 (ぶんか社コミックス)
[a]
ヤマザキ マリ / ぶんか社 / 2010-06-25
ベントラーベントラー(2) (アフタヌーンKC)
[a]
野村 亮馬 / 講談社 / 2009-10-23
サムライ・ノングラータ
[a]
矢作 俊彦,谷口 ジロー / フリースタイル / 2009-10-20
レッド(4) (KCデラックス イブニング )
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山本 直樹 / 講談社 / 2010-06-23
2010年6月 7日 (月)
午前3時の危険地帯 1 (FEELCOMICS) (Feelコミックス)
[a]
ねむ ようこ / 祥伝社 / 2010-05-08
祥伝社の女性マンガ誌「フィール・ヤング」に連載していた人気恋愛マンガの続編。そんなのいちいち読んでられるか,とこれまで無視していたんだけど,こんどは超地味な新人OLが主人公だというので(そしてメガネ娘だというので),ついふらふらと手にとってしまった。いや,これ,意外に面白いです。
おんさのひびき(1) (アクションコミックス)
[a]
伊図 透 / 双葉社 / 2010-05-28
著者の第二作。少年時代を細やかに描く。デビュー作「ミツバチのキス」の面白さはフロックじゃないかと疑っていたのだが,これはホンモノだ,と納得。マンガの才能ってあるんですね。
ベントラーベントラー(1) (アフタヌーンKC)
[a]
野村 亮馬 / 講談社 / 2009-02-23
「アフタヌーン」連載時に全部読んでいたのだけれど,先日の最終話がとても面白かったので,最初から読んでみたくなった。
モーレツ!イタリア家族 (ワイドKC Kiss)
[a]
ヤマザキ マリ / 講談社 / 2006-10-13
奇想天外な風呂マンガ「テルマエ・ロマエ」の著者の旧作エッセイマンガ。
女たちよ(1) (モーニング KC)
[a]
川島 秀雄 / 講談社 / 2010-05-21
奇妙にブンガク的なショートショート。20年前ならきっと小説として発表されていたことだろう。
7人のシェイクスピア 1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
[a]
ハロルド 作石 / 小学館 / 2010-05-28
2010年6月 2日 (水)
闇金ウシジマくん 18 ヤミ金くん (ビッグコミックス)
[a]
真鍋 昌平 / 小学館 / 2010-05-28
アイアムアヒーロー 3 (ビッグコミックス)
[a]
花沢 健吾 / 小学館 / 2010-05-28
聖☆おにいさん(5) (モーニング KC)
[a]
中村 光 / 講談社 / 2010-05-24
あしめし すりー アシを辞めてもメシが食えんのか (ビッグコミックススペシャル)
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葛西 りいち / 小学館 / 2010-05-28
2010年5月26日 (水)
平成マンガ家実存物語 おはようひで次くん!(1) (ビームコミックス) (BEAM COMIX)
[a]
小田 ひで次 / エンターブレイン / 2010-05-17
著者はかつて「拡散」という純文学的なマンガを講談社で断続的に発表していた人で,俺はきちんと読んでいなかったけど,たしか海外で大変に高い評価を受けていたはずだ。で,このマンガは,「拡散」完成とともに燃え尽きてしまい,商店街の古本屋でゴロゴロと世捨て人のような日々を送る40過ぎの著者の,鬱々とした日々を描く私小説風ギャグマンガ。年下の売れっ子マンガ家(黒田硫黄)のアシスタントに行き,かつての担当編集者に「あんたなにやってんだ」と涙ながらに叱咤されたりする。とても面白い。。。んだけど,ほぼ完全にフィクションであろう。ちょっとズルイなあ。
野田ともうします。(2) (ワイドKC Kiss)
[a]
柘植 文 / 講談社 / 2010-05-13
2010年5月22日 (土)
ここんとこ,読む本といえばマンガばっかし...
ペット リマスター・エディション 1 (BEAM COMIX)
[a]
三宅 乱丈 / エンターブレイン / 2009-10-26
ペット リマスター・エディション 2 (BEAM COMIX)
[a]
三宅 乱丈 / エンターブレイン / 2009-10-26
ペット リマスター・エディション 3 (BEAM COMIX)
[a]
三宅乱丈 / エンターブレイン / 2009-11-26
ペット リマスター・エディション 4 (BEAM COMIX)
[a]
三宅乱丈 / エンターブレイン / 2009-12-25
ペット リマスター・エディション 5 (BEAM COMIX)
[a]
三宅乱丈 / エンターブレイン / 2010-01-29
2003年から小学館で連載していた作品の再刊。「イムリ」ではじめてシリアスな作品に転じたのかと思っていたが,その前にこんな傑作を描いていたとは。ラストシーンが実に素晴らしい。俺はこのマンガ家の絵柄があまり好きでなくて(女の子の唇が分厚いところが),あまり関心を持っていなかったのだけれど,アサハカであった。
三宅乱丈作品集 ユーレイ窓 (Fx COMICS)
[a]
三宅乱丈 / 太田出版 / 2009-11-19
こちらは短編集。「取調べ中にミントを始終口に放り込むが,実は全部口を逸れており,取調室の床にミントを散乱させ,関係者をストレスの極致に追い込んでいる鬼刑事」というショートショートが妙に可笑しかった。
生活【完全版】 (KCデラックス モーニング)
[a]
福満 しげゆき / 講談社 / 2010-05-21
以前「アックス」で連載し中断していた連載を,講談社のweb連載で完結させたもの。福満しげゆき作品特有の,低い低い自己評価に日夜苛まれている気弱な青年が,下着泥棒で鍛えた身軽さを武器に大活躍する。
ムダヅモ無き改革 (4) (近代麻雀コミックス)
[a]
大和田 秀樹 / 竹書房 / 2010-05-17
地球の平和を賭けて麻雀で戦うマンガ。最強を謳われた雀士ローマ法王は,甦ったヒトラーに八連荘で振り込んで爆死するが,その遺志を承けた小泉は恐山に飛び,スターリンとチャーチルとルーズベルトの霊を呼び出して麻雀させるのであった。
セックスなんか興味ない 1 (IKKI COMIX)
[a]
きづき あきら,サトウ ナンキ / 小学館 / 2009-12-26
キワモノ風だけど,なかなか面白い。60万円以上する超高級ダッチハズバンドと恋の鞘当てをする羽目になる青年の話が面白かった。
今日の早川さん3
[a]
coco / 早川書房 / 2010-04-22
小説マニアの娘たちの日々を描いた四コマ。楽しそうでいいなあ。
たんぽぽのまつり (TENMAコミックス LO)
[a]
町田 ひらく / 茜新社 / 2009-12-26
年端もいかない少女が老人たちに性的に搾取される。ガッチガチの成人マンガだが,読後感は極めて苦い。このマンガ家は実は女性ファンが多いのだそうで,一見とても意外だが,なんとなくわかるような気もする。
ハチワンダイバー 15 (ヤングジャンプコミックス)
[a]
柴田 ヨクサル / 集英社 / 2010-05-19
このこここのこ 1 (IDコミックス REXコミックス)
[a]
藤 こよみ / 一迅社 / 2009-12-09
このこここのこ 2 (IDコミックス REXコミックス)
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藤 こよみ / 一迅社 / 2010-05-08
本屋さんが平台でイチオシしてたので,ついつい購入。やられた。
朝がまたくるから (花とゆめCOMICSスペシャル)
[a]
羅川 真里茂 / 白泉社 / 2010-04-19
SARU 上 (IKKI COMIX)
[a]
五十嵐 大介 / 小学館 / 2010-02-25
ヘン (GHIBLI COMICS SPECIAL)
[a]
いしい ひさいち / 徳間書店 / 2010-04-21
おなじみの純文学作家・広岡達三の四コマと,その広岡先生が書いたという設定の身辺雑記的エッセイを収録。スタジオジブリの広報誌に連載していたらしい。エッセイを書いているのは誰なのか,明記していないので気持ち悪い。ひょっとしていしいひさいちさん自身?
中春こまわり君 2 (ビッグコミックススペシャル)
[a]
山上 たつひこ / 小学館 / 2010-04-28
とりぱん(9) (ワイドKC モーニング)
[a]
とりの なん子 / 講談社 / 2010-05-21
面白い...
2010年5月 4日 (火)
イムリ 4 (BEAM COMIX)
[a]
三宅 乱丈 / エンターブレイン / 2008-06-25
イムリ 5 (BEAM COMIX)
[a]
三宅 乱丈 / エンターブレイン / 2008-12-25
イムリ 6 (BEAM COMIX)
[a]
三宅 乱丈 / エンターブレイン / 2009-06-25
イムリ 7 (BEAM COMIX)
[a]
三宅乱丈 / エンターブレイン / 2010-01-29
主人公は組織化された巨大な悪に直面し,それに荷担しつつも内部改革を目指すべきかどうかという倫理的ジレンマに立たされる。辛い辛いマンガ。これはすごいなあ。。。もっと早く読むべきであった。
ものものじま 1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
[a]
野村 宗弘 / 小学館 / 2010-04-21
著者は講談社で,鉄工所勤務時の経験を元にしたエッセイ風のマンガ「とろける鉄工所」を連載している人。これは小学館で最近はじめた連載で,同じくものづくりがテーマではあるのだけれど,こんどは奇想天外なファンタジーである。面白い。
GUNSLINGER GIRL 12 (電撃コミックス)
[a]
相田 裕 / KADOKAWA/アスキー・メディアワークス / 2010-04-27
高校球児 ザワさん 4 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
[a]
三島 衛里子 / 小学館 / 2010-04-28
それでも町は廻っている 7 (ヤングキングコミックス)
[a]
石黒 正数 / 少年画報社 / 2010-04-30
竹光侍 8 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
[a]
松本 大洋,永福 一成 / 小学館 / 2010-04-28
2010年4月27日 (火)
イムリ 1巻 (BEAM COMIX)
[a]
三宅 乱丈 / エンターブレイン / 2007-07-25
イムリ 2巻 (BEAM COMIX)
[a]
三宅 乱丈 / エンターブレイン / 2007-07-25
イムリ 3 (BEAM COMIX)
[a]
三宅 乱丈 / エンターブレイン / 2008-01-30
2006年から連載しているSFファンタジー。すでに大きな賞をもらったりしている。評判通り,とても面白い。
驚いたことに,1巻は物語世界の紹介が主で,ほとんど話が動かない。いま大人気の風呂マンガ「テルマエ・ロマエ」といい,エンターブレインはまあよくこんなマンガの連載をはじめられるものだ。
アイアムアヒーロー 1 (ビッグコミックス)
[a]
花沢 健吾 / 小学館 / 2009-08-28
アイアムアヒーロー 2 (ビッグコミックス)
[a]
花沢 健吾 / 小学館 / 2009-12-26
鬱屈した青年の日々を描くマンガかと思ったら,意外にも,途中からジョージ・ロメロの映画「ゾンビ」のような展開に...
あかい他人(全) (ビームコミックス) (BEAM COMIX)
[a]
山川 直人 / エンターブレイン / 2010-04-24
X細胞は深く息をする (New COMICS)
[a]
やまあき道屯 / サンクチュアリパプリッシング / 2010-04-03
デトロイト・メタル・シティ 9 (ジェッツコミックス)
[a]
若杉 公徳 / 白泉社 / 2010-03-29
パパがも一度恋をした 1 (ビッグコミックス)
[a]
阿部 潤 / 小学館 / 2010-01-29
縁側ごはん (芳文社コミックス)
[a]
河内 遙 / 芳文社 / 2010-04-19
とろける鉄工所(4) (イブニングKC)
[a]
野村 宗弘 / 講談社 / 2010-04-21
ラブやん 13 (アフタヌーンKC)
[a]
田丸 浩史 / 講談社 / 2010-04-23
2010年4月19日 (月)
世界の合言葉は水―安堂維子里作品集 (リュウコミックス)
[a]
安堂 維子里(あんどういこり) / 徳間書店 / 2010-03-15
短編集。著者についてはよく知らないが,きっと新人作家だと思う。「体力のない五十嵐大介」という感じだけど,まあそれはそれで面白い。ひょっとするとこれから大化けする人なのかも。
インド夫婦茶碗 (14) (ぶんか社コミックス)
[a]
流水 りんこ / ぶんか社 / 2010-04-02
2010年4月15日 (木)
3月のライオン 4 (ジェッツコミックス)
[a]
羽海野 チカ / 白泉社 / 2010-04-09
さよなら群青 3 (BUNCH COMICS)
[a]
さそう あきら / 新潮社 / 2010-04-09
収録されている著者インタビューによれば,数々の賞を取りまくった傑作「神童」は,不人気で連載打ち切りになった作品だそうだ。わからないものだなあ。
探偵綺譚‾石黒正数短編集‾ (リュウコミックス)
[a]
石黒 正数 / 徳間書店 / 2007-12-20
2010年4月 5日 (月)
OL進化論(30) (ワイドKC モーニング)
[a]
秋月 りす / 講談社 / 2010-03-23
10年以上前だと思うが,竹書房の四コマ誌に新人賞の選評が載っていて,竹書房で連載を持っている10人近い現役マンガ家たちが,入選作に対して批評を寄せていた。真摯なコメントもあれば,「いいですねえ」などというたった一行のコメントもあるなかで,当時「かしましハウス」で看板作家の一人となっていた秋月りすさんの選評だけは異質だった。うろおぼえだけど,たしか動物園を舞台にした入選作品に対して,ギャグの質や絵柄を問うのではなく,なぜ動物園を舞台にしたのか,それはどんな読者に向けられたマンガなのか,そこにはどのような新しさがあり,どのような発展性があるのか,今後の量産は利くのか...と問いかけていたと思う。マンガ家というより編集者的,マーケティング的な発想に立ったコメントである。ああ,こういう人が,ハートウォーミングなファミリー・コメディの傑作「かしましハウス」を描いているだ,と意外の念に撃たれた。
この人の最長期連載「OL進化論」を,俺はずっと読み続けているのだけれど,このマンガはある時期から同じ話を繰り返しているように思う。にもかかわらず,読むたびに新しく感じられるのは,描かれている話に普遍性があり,採り上げられている題材が時代に即しているからだろう。たとえば,「35歳で独身で」シリーズでは(連載初期は「28歳で独身で」でしたよね),<未婚の女性が,あるときにふと,いつのまにか自分は若い娘ではなくなっていたのだと実感する>という話が繰り返し描かれている。この最新刊では,結婚資金を貯めた通帳を母親から渡された娘が「じゃあ老後の資金ということで」と笑い飛ばすと,母親は真顔で「うん」とうなずき,娘はちょっと青くなる...という四コマとなっている。可笑しい。何度も聞いたメロディーなのに,ああ2010年だ,という感じがする。
このマンガが,初期の面白可笑しい四コマから,バブル崩壊後の日本と伴走する鋭い観察者へと変貌しえたのは,この作家のクールな編集者的能力のおかげだと思う。連載開始から22年,「OL進化論」をリアルタイムで読みながら暮らしていけることに俺は感謝しているし,この幸せな連載が1年でも長く続いてくれればよいと思う。でもその一方で,この連載が終わったとき,その舞台裏,長期連載の方法論を,このマンガ家が明かしてくれたら...とも思う。
理系の人々 2
[a]
よしたに / 中経出版 / 2010-03-26
2010年3月24日 (水)
twitterに自動投稿するプラグインを入れたので,そのテストも兼ねて。うまく動くかしらん?
おひとり様物語(2) (ワイドKC)
[a]
谷川 史子 / 講談社 / 2010-03-12
ホームメイド 1 (りぼんマスコットコミックス クッキー)
[a]
谷川 史子 / 集英社 / 2005-02-15
ホームメイド 2 (りぼんマスコットコミックス クッキー)
[a]
谷川 史子 / 集英社 / 2005-07-15
わたくしが尊敬してやまないベテランマンガ家の新作と,旧作二冊。この人のマンガのどこがどう素晴らしいのか,自分でもうまく整理できないのだけれど。
グーグーだって猫である(5)
[a]
大島 弓子 / 角川書店(角川グループパブリッシング) / 2010-02-26
少女漫画 (クイーンズコミックス)
[a]
松田 奈緒子 / 集英社 / 2008-02-19
「ガラスの仮面」などの名作少女マンガをモチーフにした短編集。
シグルイ 14 (チャンピオンREDコミックス)
[a]
南條 範夫 / 秋田書店 / 2010-03-19
出てくる人出てくる人,みんな妄執に突き動かされている。面白いなあ。
赤い空 白い海 1 (アフタヌーンKC)
[a]
野中 英次 / 講談社 / 2010-03-05
あけぼのソックス
[a]
安永 知澄 / 太田出版 / 2010-03-02
著者は身体感覚に執拗なまでにこだわり続ける若い作家。2005~06年の短編と,最近の自叙マンガを収録。
少女素数 (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
[a]
長月 みそか / 芳文社 / 2010-03-12
人気があるとのことなので試しに買ってみたら,コッテコテの萌えマンガであった。「あらゆる風俗は善だ」という誰かの言葉を,俺は基本的には支持しているので,どんなマンガにもなにか見るべきものがあるはずだ,と思うのだけれど。。。これはさすがに許容範囲を超える。父親が自分の双子の娘を指して「大きくなったね我が家のフェアリー達は」って,ちょっと,あなた。。。
娚の一生 3 (フラワーコミックス)
[a]
西 炯子 / 小学館 / 2010-03-10
響子と父さん (リュウコミックス)
[a]
石黒 正数 / 徳間書店 / 2010-03-13
2010年3月 3日 (水)
オールラウンダー廻(3) (イブニングKC)
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遠藤 浩輝 / 講談社 / 2010-02-23
講談社アフタヌーン誌で「EDEN」を連載していたマンガ家の,連載第二作。格闘技に情熱を注ぐ若者たちを描いた作品。日々の練習風景が丁寧に描かれているところが良いと思う。
毎日かあさん 6 うろうろドサ編
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西原 理恵子 / 毎日新聞社 / 2010-02-26
純潔のマリア 1 (アフタヌーンKC)
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石川 雅之 / 講談社 / 2010-02-05
岳 みんなの山 11 (ビッグコミックス)
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石塚 真一 / 小学館 / 2010-02-27
海街diary 3 陽のあたる坂道 (フラワーコミックス)
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吉田 秋生 / 小学館 / 2010-02-10
ハチワンダイバー 14 (ヤングジャンプコミックス)
[a]
柴田 ヨクサル / 集英社 / 2010-02-19
フィンランド・サガ(性)(1) (モーニング KC)
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吉田 貴司 / 講談社 / 2010-01-22
おいピータン!!(12) (ワイドKC Kiss)
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伊藤 理佐 / 講談社 / 2010-02-12
2010年2月15日 (月)
フロム・ヘル 上
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アラン・ムーア / みすず書房 / 2009-10-10
フロム・ヘル 下
[a]
アラン・ムーア / みすず書房 / 2009-10-10
アメリカン・コミックスにはさして関心がないんだけど,固い学術書の版元であるみすず書房が出版したコミックスとあって,がぜん興味を惹かれた。切り裂きジャック事件を題材に,19世紀末のイギリス社会を描いたホラー。いま調べたところ,2001年にジョニー・デップ主演で映画化されている模様。
なげやり1 なぁゲームをやろうじゃないか!! (BEAM COMIX)
[a]
桜玉吉 / エンターブレイン / 2010-02-06
なげやり2 なぁゲームをやろうじゃないか!! (BEAM COMIX)
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桜玉吉 / エンターブレイン / 2010-02-06
2000年頃に講談社「アフタヌーン」誌で連載されていたマンガの復刊。ゲームの広告記事の体裁をとって,ぜんぜん関係ないギャグマンガを展開するという面白い作品である。雑誌連載時にくまなく読んでいたし,当時出た単行本も持っているので,なにも買わなくてもいいのだが。。。御布施のつもりで購入。
既刊未収録の回が収録されているのではないと期待していたのだが(著者の健康上の理由で連載打ち切りになったため),完全には収録されていなかった。残念。
エンターブレインはここ数ヶ月で,かつてのエース作家であった桜玉吉さんの作品を総ざらい的に復刊している。著者コメント一切なしで。売上予算との関係だろうか。。。ひとごとながら心配になる。
ナッちゃん東京編 2―下町鉄工所奮闘記 (ジャンプコミックスデラックス)
[a]
たなか じゅん / 集英社 / 2008-12-04
ナッちゃん東京編 3―下町鉄工所奮闘記 (ジャンプコミックスデラックス)
[a]
たなか じゅん / 集英社 / 2010-02-04
機械製作・修理のプロセスをじっくり描いて評判を呼んだマンガ。正直いって,マンガとしてはかなり古臭いのだけれど,機械加工の描写がとても面白い。こんなところに鉱脈があったのか,という感じである。集英社ではこれでいったん連載終了とのことだが,ほかの媒体でまだまだ続けられそうな感じだ。
3巻の扉に,なぜかヒロインの人形のカラー写真が載っているのだが,なんとこれ,マシニングセンタで削り出した等身大フィギュアなのだそうだ。えええ? 嘘でしょう? → itmediaの記事を発見。アルミじゃなくて人工木材らしい(ああ,びっくりした)。それにしても,削り出し加工でこんなのが作れちゃうのか。。。
娚の一生 2 (フラワーコミックスアルファ)
[a]
西 炯子 / 小学館 / 2009-10-09
娚の一生 1 (フラワーコミックスアルファ)
[a]
西 炯子 / 小学館 / 2009-03-10
おんなの窓 3
[a]
伊藤 理佐 / 文藝春秋 / 2010-02-10
2010年2月 8日 (月)
大東京トイボックス(5) (バーズコミックス)
[a]
うめ / 幻冬舎 / 2010-01-23
闇金ウシジマくん 17 (ビッグコミックス)
[a]
真鍋 昌平 / 小学館 / 2010-01-29
いるのにいない日曜日 (BEAM COMIX)
[a]
三好銀 / エンターブレイン / 2009-12-25
海辺へ行く道 夏 (BEAM COMIX)
[a]
三好銀 / エンターブレイン / 2009-12-25
ドロヘドロ 14 (BIC COMICS IKKI)
[a]
林田 球 / 小学館 / 2010-01-29
コミックスでは,ただいま大冊「フロム・ヘル」が読みかけの状態。なかなか先に進めない。
2010年1月18日 (月)
おやすみプンプン 5 (ヤングサンデーコミックス)
[a]
浅野 いにお / 小学館 / 2009-06-30
おやすみプンプン 6 (ヤングサンデーコミックス)
[a]
浅野 いにお / 小学館 / 2009-12-26
このマンガ家については,過度にアーティスティックというかなんというか,めんどくさそうな印象を持っていて,この作品にはこれまで手が出なかった。どうやら評判になっているようなので,ためしに手にとってみたら。。。なるほど,これは評判になるよなあ,という内容であった。
主人公プンプンと彼の崩壊した家族(彼らのみ線画で表現される)を,主人公の成長とともに描く痛々しい物語。二十~三十代の文系男子のナイーブな心を鷲掴みにして離さない!という勢いである。残念ながら,俺などはもうターゲットじゃないんだろうなあ。というわけで俺としては,伯父の恋人・翠さんのいきなりのエロティックさに動揺し,主人公が生きようが死のうがどうでもよくなってしまいました。
極・漫 1―極道漫画道 (少年チャンピオン・コミックス)
[a]
横山 了一 / 秋田書店 / 2010-01-08
ヤクザの組長がひそかに少女漫画家を目指している,というコメディ。
おうちがいちばん 5 (バンブー・コミックス)
[a]
秋月 りす / 竹書房 / 2010-01-15
さよなら群青 2 (BUNCH COMICS)
[a]
さそう あきら / 新潮社 / 2010-01-09
2010年1月12日 (火)
ゲイツちゃんxp (BEAM COMIX)
[a]
桜玉吉 / エンターブレイン / 2009-12-25
著者のコメントのかわりに,「ビーム」誌編集長のコメントが載っている。。。著者の健康状態が心配だ。
ハモニカ文庫 (まんがタイムコミックス)
[a]
山川 直人 / 芳文社 / 2010-01-07
大いなる勝負 幕末ミステリー
[a]
平田 弘史 / 小池書院 / 2009-12-22
平田先生1962年の作品。ううむ,別に買わなくてもいいような内容であったが,我慢,我慢。。。
おやすみプンプン 2 (ヤングサンデーコミックス)
[a]
浅野 いにお / 小学館 / 2007-12
おやすみプンプン 3 (ヤングサンデーコミックス)
[a]
浅野 いにお / 小学館 / 2008-06-05
おやすみプンプン 4 (ヤングサンデーコミックス)
[a]
浅野 いにお / 小学館 / 2009-01-30
2010年1月 4日 (月)
ムダヅモ無き改革 (3) (近代麻雀コミックス)
[a]
大和田 秀樹 / 竹書房 / 2009-12-26
本ばかり読んでいても仕方がないし,これからはちょっと冊数を絞ろうか。。。などと反省しつつ迎えた新年であった。で,2010年最初に読んだのがコレです。アドルフ・ヒトラーとローマ教皇が人類の存亡を賭けて麻雀で戦うマンガ。なにやってんだか俺は。
清々と 1 (ヤングキングコミックス)
[a]
谷川 史子 / 少年画報社 / 2009-12-28
憧れのお嬢様女子校に入学したそそっかしい女子高生と,彼女を取り巻く優しい少女たちをめぐる,心温まる物語。全員黒髪。全員超清純。超ファンタジー。
あとがきによれば,掲載誌「ヤング・キング・アワーズ」の読者アンケートはがきには「好きなタイプの女性の特徴を選んでください」(MA)という設問があり,「黒髪」への反応率が高いのだそうだ。直接的な設問だなあ。
高校球児 ザワさん 3 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
[a]
三島 衛里子 / 小学館 / 2009-12-26
おやすみプンプン 1 (ヤングサンデーコミックス)
[a]
浅野 いにお / 小学館 / 2007-08-03
2009年12月30日 (水)
モテキ 2 (イブニングKC)
[a]
久保 ミツロウ / 講談社 / 2009-08-21
虫と歌 市川春子作品集 (アフタヌーンKC)
[a]
市川 春子 / 講談社 / 2009-11-20
2009年12月27日 (日)
海岸列車 (BEAM COMIX)
[a]
室井 大資 / エンターブレイン / 2009-11-16
エンターブレインで「ブラステッド」という面白いマンガを連載している若いマンガ家の,デビュー以来の短編集。掲載誌はすべて講談社。なんで講談社では連載に至らなかったのかなあ。
珈琲時間 (アフタヌーンKC)
[a]
豊田 徹也 / 講談社 / 2009-12-22
短編集。「アフタヌーン」誌連載時に感銘を受けていたのだが,出てくるオッサンたちがみんな魅力的だ(若い娘よりもずっと)。代表作「アンダーカレント」の探偵さんも出て参ります。
冬の熱 (BEAM COMIX)
[a]
長野香子 / エンターブレイン / 2009-12-16
うーむ。数日前に読んだばかりなのだが,全然印象に残っていない。体質の問題であろう。
2009年12月21日 (月)
テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)
[a]
ヤマザキマリ / エンターブレイン / 2009-11-26
マンガとてビジネスであるから,想像するに,きっと連載がはじまる前には企画会議があって,担当者がペーパーを片手にコンセプトを説明するのであろう。「ピアノ科の型破りな女の子と,指揮者志望の秀才型の青年を軸にした音大青春ストーリーです」「よし,連載決定だ」とか。どんな突拍子のない筋立てでも,その魅力をうまく一言で表現できなければならないはずだ。「性役割が入れ替わった架空の江戸時代を舞台に,大奥の男たちの愛と哀しみを描いた大河ストーリーです」「よし,連載決定だ」とか。
このマンガの場合も,誰かがそのような企画書を書いたのかしらん? ええと,「入浴のたびに現代日本の風呂にタイムスリップしてしまう古代ローマの設計技師が活躍する,風呂を主題にしたマンガです」ということになるだろうか。なんのことだかさっぱりわからない。よくもこんなマンガが生まれたものだ。
一話一話のフォーマットは以下の通り。(1)ハドリアヌス帝の治世下で繁栄を謳歌するローマ。意欲溢れる若い設計技師ルシウスが,なんらかの風呂に関わる難題に直面する。(2)彼は風呂に入る。(3)彼は現代日本にタイムスリップし,異文化の想像だにしない文物に驚愕する(例, 銭湯の脱衣場のフルーツ牛乳)。(4)ローマに帰還した彼は無事課題を解決する。
というわけで,全編風呂,風呂,風呂を題材にしたマンガである。率直にいって,少なくとも過去一年,このように想像を絶するマンガを手に取ったことはなかった。可笑しくて涙を拭きながら読了。
熱病加速装置
[a]
元町 夏央 / 小学館 / 2009-11-30
著者は青年誌系の若いマンガ家。デビュー作は講談社「アフタヌーン」に載ったもので,雑誌で読んだとき,黒田硫黄の亜流だと思ったのを覚えている。この単行本は,デビュー作を含め短編4本を収録。作者が急激に成長していくのがよくわかる。若いっておそろしい。
幻想綺帖 二 玉藻の前 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)
[a]
波津 彬子 / 朝日新聞出版 / 2009-11-06
岡本綺堂「玉藻の前」のマンガ化。岡本綺堂といえば半七捕物帖かと思っていたが,こんな伝奇小説も書いていたのか。
団地ともお 15 (ビッグコミックス)
[a]
小田 扉 / 小学館 / 2009-11-30
2009年12月16日 (水)
機動旅団八福神 10巻 (BEAM COMIX)
[a]
福島聡 / エンターブレイン / 2009-12-16
最終巻。正直なところ,途中で筋がわからなくなってしまったのであった。前の巻を探し出そうにも,本の山のなかに埋もれてしまっている。残念。。。
アオイホノオ 3 (少年サンデーコミックススペシャル)
[a]
島本 和彦 / 小学館 / 2009-12-12
百姓貴族 (1) (ウィングス・コミックス)
[a]
荒川 弘 / 新書館 / 2009-12-11
あしめし つう アシ仲間でメシが食えんのか (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
[a]
葛西 りいち / 小学館 / 2009-09-30
ひとりでえっち。
[a]
三葉 / 一迅社 / 2009-11-27
これはひょっとするとなにか手の込んだ冗談かもしれない,と思って買ったのだが。。。失敗した。
漫画家失格 (アクションコミックス)
[a]
市橋 俊介 / 双葉社 / 2009-10-10
中央モノローグ線 (バンブー・コミックス)
[a]
小坂俊史 / 竹書房 / 2009-10-17
著者は竹書房で活躍する4コマ作家。職人芸的に上手い。
おひさまのはぐ (Feelコミックス)
[a]
天堂 きりん / 祥伝社 / 2009-12-08
ムダヅモ無き改革 (2) (近代麻雀コミックス)
[a]
大和田 秀樹 / 竹書房 / 2009-08-07
このマンガに登場するローマ法王は,コンクラーヴェにおいて「他の135人の枢機卿全員をハコ下に下すという豪運をみせつけ」法王の座についた凄腕のギャンブラーなのであった。いわく「そして神はこう言われた!『卓が牌で満ちよ』 ツモの始まりである」 。。。
2009年12月 7日 (月)
夏の雲―菅野修作品集
[a]
菅野 修 / 北冬書房 / 2010-02
奥付によれば限定480部とのことだが,ちゃんとISBNが振ってある。著者は前衛的マンガの書き手として知られている人なのだそうだ。つげ義春と根本敬をあわせたような,不条理な作品であった。面白かったけど,どうみても売れるマンガではない。これを出版しようという人も偉大だ。
ヒゲぴよ (クイーンズコミックス)
[a]
伊藤 理佐 / 集英社 / 2007-01-12
ヒゲぴよ 2 (クイーンズコミックス)
[a]
伊藤 理佐 / 集英社 / 2009-11-19
榎本俊二のカリスマ育児 2 (akita essay collection)
[a]
榎本 俊二 / 秋田書店 / 2009-11
あしめし (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
[a]
葛西 りいち / 小学館 / 2009-04-30
マンガのアシスタントで食いつないでいる女性のブログの書籍化。過酷な労働環境のもと,睡眠障害に苦しみつつ同人誌活動に励む毎日を描いた,セキララなエッセイマンガであった。かけだしの若者だけが持ちうる迫力があって,なかなか面白い。
著者のブログを探してみたら,無事プロマンガ家としてデビューしている由。よかったですね。
ムダヅモ無き改革 (近代麻雀コミックス)
[a]
大和田 秀樹 / 竹書房 / 2008-09-05
「近代麻雀」連載。天性の賭博師・小泉首相が,御曹司・麻生タロー,ニート・杉村タイゾーらを従え,ジョージ・ブッシュ,金将軍,プーチンらを次々となぎ倒す。麻雀で。
やさぐれ人魚伝説 マーメイドブルース (バンブー・コミックス)
[a]
小池田 マヤ / 竹書房 / 2009-11-20
四コマのストーリーテラー・小池田マヤさんの新作。業の深い話であった。俺はこの人が週刊モーニングで連載した「バーバーハーバー」に感心したのだけれど,あれはきっと著者にとっては,メジャー青年誌向けに薄めに調整した作品だったんだろうなあ。
2009年12月 1日 (火)
講義に出てくれている学生さんが「先生,ブログ読みましたよ」とのこと。「いっぱい読んでますねー,マンガを」 はい,ご指摘の通り,マンガばっか読んでます。
ブラステッド 1 (BEAM COMIX)
[a]
室井 大資 / エンターブレイン / 2009-11-16
下っ端ヤクザが凄まじい暴力の応酬に巻き込まれていくノワール。とても面白い。エンターブレインの隔月誌に連載されているらしい。
4コマ漫玉日記 アルカリ (BEAM COMIX)
[a]
桜玉吉 / エンターブレイン / 2009-11-26
4コマ漫玉日記 酸 (BEAM COMIX)
[a]
桜玉吉 / エンターブレイン / 2009-11-26
自分の鬱病体験をもネタにする私エッセイマンガで知られる,桜玉吉さんの久々の新刊。中身は旧作の再録がほとんどであった。お元気なのだろうか。。。
よつばと! 9 (電撃コミックス)
[a]
あずま きよひこ / 角川グループパブリッシング / 2009-11-27
リバースエッジ大川端探偵社 1巻 (ニチブンコミックス)
[a]
ひじかた 憂峰 / 日本文芸社 / 2009-10-19
ハチワンダイバー 13 (ヤングジャンプコミックス)
[a]
柴田 ヨクサル / 集英社 / 2009-11-19
おかめ日和(7) (KCデラックス BE LOVE)
[a]
入江 喜和 / 講談社 / 2009-11-13
とりぱん(8) (ワイドKC モーニング)
[a]
とりの なん子 / 講談社 / 2009-11-20
僕の小規模な生活(3) (KCデラックス モーニング)
[a]
福満 しげゆき / 講談社 / 2009-11-20
客観的にみれば,著者はもはや人気マンガ家の一角を占め,「少年マガジン」に作品を掲載し,私生活では可愛い奥さんとの間に子どもまで生まれる,という洋々たるマンガ家人生を歩んでいるのだが,しかし作中の著者の徹底した情けなさは少しも変わらない。すごいなあ。
他人が真面目な話をしているとき,集中して聞いているのに突然に気が散って,目の前の人が足の爪を切っている姿,ウンコもらしそうになって小走りになっている姿,性的に興奮してフガフガしている姿,などなどを不意に思い浮かべ,まあまあ,そんなあなたがそのような小難しい話を,そのように真剣に話さなくてもいいじゃないですか,などと白けた気持ちになってしまうことがある。
社会人としてはかなり問題があると思うが,着想としては平凡な部類であろう。このマンガの著者にはかなわない。福満先生いわく,
どんなに女性が何か一生懸命に言ったところで『そんな真面目なこと言ったって,どーせ,なんか君,オッパイのとこ膨らんでんじゃん。それエロいやつじゃん。説得力ないよ』って思ってしまって真面目に話を聞く耳が持てないのです。
こ,この発想はなかったわ。。。「それエロいやつじゃん」って。。。
2009年11月17日 (火)
さべちん (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)
[a]
SABE / ワニマガジン社 / 2009-09-30
著者のSABEさんは,今年1月に亡くなっていたのだそうだ。本屋で帯に「SABE追悼本」とあるのをみつけ,これは際どい冗談だろうか,そうであってほしい,と思ったのだが,心のどこかでかすかに,こうなることを予期していたような気もした。
ただの一読者がこんなことを書くのは礼儀に反することかもしれないが,このギャグマンガ家について俺は,才能を十分に生かすことができなかった人,という強い印象を持っている。この本にも収録された初期作品「BEAUTIFUL MONEY」を読み返し,改めてそう感じた。この人は,特殊なセンスを抱えこみ,身を削るようなギャグマンガを描きながら,暗闇で模索を続けた人だったのではないか,という気がする。
享年41歳とのこと。お疲れさまでした。ゆっくりお休みください。
極道めし 5 (アクションコミックス)
[a]
土山 しげる / 双葉社 / 2009-10-28
レイモンド2 (ドラゴンコミックス 56-6)
[a]
田丸 浩史 / 富士見書房 / 2008-05-09
レイモンド (3) (ドラゴンコミックス 56-7)
[a]
田丸 浩史 / 富士見書房 / 2009-10-23
ラブやん(12) (アフタヌーンKC)
[a]
田丸 浩史 / 講談社 / 2009-10-23
竹光侍 7 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
[a]
松本 大洋 / 小学館 / 2009-10-30
ギャラクシー銀座 1 (ビッグコミックススペシャル)
[a]
長尾 謙一郎 / 小学館 / 2008-03
ギャラクシー銀座 2 (ビッグコミックススペシャル)
[a]
長尾 謙一郎 / 小学館 / 2008-07
カラスヤサトシのでかけモン (まんがタイムコミックス)
[a]
カラスヤ サトシ / 芳文社 / 2009-11-07
カブのイサキ(2) (アフタヌーンKC)
[a]
芦奈野 ひとし / 講談社 / 2009-10-23
それでも町は廻っている 6 (ヤングキングコミックス)
[a]
石黒 正数 / 少年画報社 / 2009-10-30
嫁姑の拳 2 (秋田レディースコミックスデラックス)
[a]
函岬 誉 / 秋田書店 / 2009-10-28
2009年10月28日 (水)
西原理恵子の太腕繁盛記 FXでガチンコ勝負!編
[a]
西原理恵子 / 新潮社 / 2009-09-25
MO’SOME STING (ゼロコミックス)
[a]
ヤマシタ トモコ / リブレ出版 / 2009-09-10
聖☆おにいさん(4) (モーニング KC)
[a]
中村 光 / 講談社 / 2009-10-23
きのう何食べた? 3 (モーニング KC)
[a]
よしなが ふみ / 講談社 / 2009-10-23
とろける鉄工所(3) (イブニングKC)
[a]
野村 宗弘 / 講談社 / 2009-10-23
オールラウンダー廻(2) (イブニングKC)
[a]
遠藤 浩輝 / 講談社 / 2009-09-23
2009年10月21日 (水)
モテキ (1) (イブニングKC)
[a]
久保 ミツロウ / 講談社 / 2009-03-23
全然もてないまま三十歳を迎えんとしている青年に,突如訪れた凄まじい「モテ期」,美女がよりどりみどり,さあどうしよう。。。という恋愛コメディ。
いやいや,この青年,そもそも普通の好青年じゃないですか! 可愛い女の子の友達もいるし! ホントに「もてない」20代とはどういうものか,俺が教えてやろうかっ! と義憤に駆られたが,もしそういう奴をリアルに描いていたら,重苦しくて読めないかもしれませんね。
デトロイト・メタル・シティ 8 (ジェッツコミックス)
[a]
若杉 公徳 / 白泉社 / 2009-09-29
BLACK LAGOON 9 (サンデーGXコミックス)
[a]
広江 礼威 / 小学館 / 2009-10-19
オールラウンダー廻(1) (イブニングKC)
[a]
遠藤 浩輝 / 講談社 / 2009-04-23
高校球児 ザワさん 2 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
[a]
三島 衛里子 / 小学館 / 2009-07-30
2009年10月18日 (日)
乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX)
[a]
森 薫 / エンターブレイン / 2009-10-15
「エマ」の森薫さんの新作。この人はビクトリア朝イギリスの風俗を一生描き続ける人なのかと思ったら,今度は19世紀中央アジアを舞台にした作品であった。
著者は雄大な風景より,むしろ絨毯や服装のほうに愛着がある模様。細部をパラノイアックに描き込んでいて,眺めていて飽きない。
湯けむりスナイパーPART2花鳥風月編 2 (マンサンコミックス)
[a]
ひじかた 憂峰 / 実業之日本 社 / 2006-02-27
これこそ,マンガ史上もっとも優れた題名だと俺が信じてやまない作品である。ああ,この感動を誰かと分かち合いたい。「湯けむりスナイパー」だなんて,いったいどうやって思いついたんだ?
これはその第二期連載の後半部分で,平成17年に連載されていた模様。
湯けむりスナイパーPart3 (1) (マンサンコミックス)
[a]
ひじかた 憂峰 / 実業之日本社 / 2009-03-28
今年にはいって第三期連載がはじまり,現在も継続中の模様。TVドラマ化されたせいであろうか。
いったいどうしたんだろう,同じマンガ家だろうか,と思わず表紙を見直してしまった。いままで右手で描いていたけど,こんどは左手でも描いてみた,というような感じ。プロットも,なんだかその。。。竹熊健太郎と相原コージの傑作「サルでも描けるマンガ教室」のなかで,主人公たちの大ヒット連載マンガが途中から迷走し,絵柄も徐々に崩壊していく,というくだりがあったのを思い出してしまった。とはいえ,このような感想を持つのも,第二期連載までが素晴らしかったからであろう。
高校球児 ザワさん 1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
[a]
三島 衛里子 / 小学館 / 2009-04-30
唯一の女子部員を中心にした高校野球マンガだとのことで,先行作品が山ほどある設定なのに,いまさらどうするのかと不思議に思った。読んでみたら,ゆったりしたコマ割りで,高校生たちのなんでもない日常をスケッチした作品であった。その手があったか。
闇金ウシジマくん 16 (ビッグコミックス)
[a]
真鍋 昌平 / 小学館 / 2009-09-30
インド夫婦茶碗 (13) (ぶんか社コミックス)
[a]
流水 りんこ / ぶんか社 / 2009-09-30
2009年10月 3日 (土)
大奥 第5巻 (ジェッツコミックス)
[a]
よしなが ふみ / 白泉社 / 2009-09-29
性役割が入れ替わった江戸時代における大奥を舞台にした架空時代劇。ただいま元禄時代で,綱吉も柳沢吉保も女性,桂昌院は男。しかし浅野内匠頭や大石内蔵助は男であり,赤穂浪士に討ち入りされた吉良上野介(老女)は,大石が女であったなら,こんなことにはならなかったのに。。。と嘆いて死ぬ。
Love,Hate,Love. (Feelコミックス)
[a]
ヤマシタ トモコ / 祥伝社 / 2009-09-08
著者はたしかBL系の作家なので,ちょっと手が出なかったのだが,評判がいいらしいので恐る恐る読んでみた。面白いマンガであった。
28歳,とても美しくしかし大変に奥手な女性が,マンションの隣室の初老の大学教授と恋に落ちる話。しかし,そうやって恋愛マンガのフォーマットのなかで捉えるよりも,3歳からの25年の全てをバレエに捧げてきた女がそのバレエを捨てるときの話,と捉えたほうがポイントを突いていると思った。
この大学教授,魅力的だけど,物語の都合上要請される書き割り的な存在に思えてしかたがない。古谷実の一連の青春マンガでは,冴えない受動的な青年の前になぜか魅力的で能動的な娘が現れ(必ず巨乳),話の展開をドライブしていくが,あれと同じ事ではないかしらん。
P.S.アイラブユー (クイーンズコミックス)
[a]
谷川 史子 / 集英社 / 2009-09-18
谷川史子の新作。このマンガ家の技術はすごい,ほんとにすごい,と毎回感嘆するのだが,よく考えてみると,どこがどうすごいのかを言葉にするのが難しい。うーむ。あれこれ考えながら二度読んだ。
不思議な少年(8) (モーニング KC)
[a]
山下 和美 / 講談社 / 2009-09-23
ヴィンランド・サガ(8) (アフタヌーンKC)
[a]
幸村 誠 / 講談社 / 2009-09-23
2009年9月23日 (水)
あたしンち 15巻
[a]
けら えいこ / メディアファクトリー / 2009-09-16
シグルイ 13 (チャンピオンREDコミックス)
[a]
南條 範夫 / 秋田書店 / 2009-09-18
さよなら群青 1 (BUNCH COMICS)
[a]
さそう あきら / 新潮社 / 2009-09-09
思ってたよりフツーですね (1) (単行本コミックス)
[a]
榎本 俊二 / 角川書店(角川グループパブリッシング) / 2009-08-28
2009年9月14日 (月)
新装版 のんちゃんのり弁 上 (KCデラックス モーニング)
[a]
入江 喜和 / 講談社 / 2009-09-04
新装版 のんちゃんのり弁 下 (KCデラックス モーニング)
[a]
入江 喜和 / 講談社 / 2009-09-04
94年から97年にかけて発表された入江喜和さんの未完の傑作が,このたびの映画化に伴い再刊された。誠に喜ばしいことである。実のところ,本棚には連載当時の単行本(とっくに品切)が並んでいるのだが,著者の最新コメントか何か載っているかも。。。と思って,つい買ってしまった。ファンというのはありがたいものですね。
残念ながら,ほんとに原稿を再録しただけで,追加は一ページもなし。しかも,既刊四巻のうちなぜか三巻まで(95年連載分まで)しか収録していない,という奇妙な内容であった。すなわち,バツイチ子持ちの小巻さんが下町の実家に出戻ってくる冒頭部から,夜中の台所で「決めた!私お弁当屋さんやる!」と叫ぶに至るまで。97年の連載再開以降の,小巻さんと高校の同級生の朝帰りのエピソードとか,パート先の小料理屋の店主とのやりとりとかも,素晴らしいと思うんだけどなあ。もったいないなあ。
本屋で「シナリオ」誌を立ち読みしていたら,この映画の監督さんの対談が載っていて,原作者の入江喜和さんが監督に対し,いまならこういう物語にはしない,まわりの大人たちが小巻をもう少しばしっと叱りつける物語にするだろう,と自己批判した。。。というような意味のことが書いてあった。小巻さんとて30過ぎですから,大人ってのはもっと年上のことでありましょう。
「モーニング」連載時には,主人公の小巻さんは俺よりも年上であったわけで,結婚して子どもができても,いろいろ大変なんだなあ。。。という,いわば見上げるような印象であった。その点,いま読み直すとずいぶん印象がちがうのだが,でも著者のように,もっとしっかりしろ小巻,まわりの年寄りも彼女をもっと叱ってやれ,という地点にまでは,まだ至らない。そのへんが,俺の子どもっぽいところなのかもしれない。いまの俺としては,ふらふらと試行錯誤する小巻さんの未熟さが愛おしいのである。
ミツバチのキス 1 (アクションコミックス)
[a]
伊図 透 / 双葉社 / 2009-01-28
ミツバチのキス 2 (アクションコミックス)
[a]
伊図 透 / 双葉社 / 2009-06-27
久々に新鮮で面白いマンガを読んだ。「漫画アクション」連載,これが長編デビュー作だそうだ。
触れただけで相手のすべてを理解してしまうという,特殊な能力を持つ娘がいて,彼女を利用しようとする宗教団体や諜報機関があって。。。というサスペンス。どこかで読んだような設定だが,相手が「見える」場面の描写がとてもユニークで,魅力的である。
いったいどんな大風呂敷に発展するのかと思ったら,二巻のエピソードは急に小さくなって,なぜか美大生たちの鬱屈した青春模様となってしまった。うーむ,よっぽど描きたかったんだろうなあ。
チェーザレ 破壊の創造者(7) (KCデラックス モーニング)
[a]
惣領 冬実 / 講談社 / 2009-08-21
リンコちゃんハーイッ (わんCOMI)
[a]
流水 りんこ / 少年画報社 / 2009-09-01
深夜食堂 4 (ビッグコミックススペシャル)
[a]
安倍 夜郎 / 小学館 / 2009-08-28
2009年9月 7日 (月)
チェーザレ 破壊の創造者(4) (KCデラックス モーニング)
[a]
惣領 冬実 / 講談社 / 2007-11-22
チェーザレ 破壊の創造者(5) (KCデラックス モーニング)
[a]
惣領 冬実 / 講談社 / 2008-07-23
チェーザレ 破壊の創造者(6) (KCデラックス モーニング)
[a]
惣領 冬実 / 講談社 / 2008-11-21
岳 10 (ビッグコミックス)
[a]
石塚 真一 / 小学館 / 2009-08-28
ノンストップ おヨメ道―独身漫画家・柘植文のマイペース花嫁修業!!
[a]
柘植 文 / 竹書房 / 2006-07
独身女性マンガ家が花嫁修業と称してあれこれ体験するコミックエッセイ。安彦麻理絵「再婚一直線」と全く同じコンセプトだ。版元ももう少し工夫すればいいのに。
2009年8月28日 (金)
チェーザレ 破壊の創造者(3) (KCデラックス モーニング)
[a]
惣領 冬実 / 講談社 / 2007-04-23
講談社「週刊モーニング」連載。初回から雑誌で読んでいたのだが,あまり魅力を感じなかった。ところが,今回単行本で読み直してみると,これが滅法面白い。雑誌と単行本ではこんなに違うものか。おそらく,雑誌連載時の面白さ,単行本での面白さでは,ノウハウが異なるのだろう。
2009年8月27日 (木)
チェーザレ 破壊の創造者(2) (KCデラックス モーニング)
[a]
惣領 冬実 / 講談社 / 2006-10-23
2009年8月24日 (月)
嫁姑の拳 (秋田レディースコミックスデラックス)
[a]
函岬 誉 / 秋田書店 / 2009-03-27
嫁と姑がともに武術の達人で,ともに気が短く,茶の間でのふとした対立が,一瞬後にはすさまじい格闘へと発展する。。。というコメディー。
チェーザレ 破壊の創造者(1) (KCデラックス モーニング)
[a]
惣領 冬実 / 講談社 / 2006-10-23
柘植文のつつウラウラまんきツアー(バンブーコミックス) (バンブー・コミックス)
[a]
柘植文 / 竹書房 / 2009-07-13
ハチワンダイバー 12 (ヤングジャンプコミックス)
[a]
柴田 ヨクサル / 集英社 / 2009-08-19
2009年8月12日 (水)
3月のライオン 3 (ジェッツコミックス)
[a]
羽海野 チカ / 白泉社 / 2009-08-12
このマンガにおいては,登場人物の心情はぜーんぶ独白や台詞で表現されてしまう。状況説明のために必要とあらば,驚くほどダイレクトな映像的比喩が繰り出される(主人公が孤島を目指して必死に泳いでいる,とか)。これは良し悪しの問題ではなくて,想定読者層の問題であろう。マンガを読み慣れない読者,マンガが培ってきた洗練された表現が届かない読者層に,この作者は果敢にも手を伸ばそうとしているのだろうな,と想像する。
その心意気に感銘を受けつつ,しかしちょっぴりうんざりしながら読み進めているのだけれど,ときどきハッとするような鮮やかなディティールがあって,そこが実に魅力的だ。たとえばこの巻だと,下町の家庭に擬似的家族として暖かく迎え入れられた孤独な少年が,なぜ僕はこの家ではこんなに落ち着いた気持ちになるのかと自問し,ふと幼い子がタンスに貼り付けた小さなシールを目にして,失われた幸せな幼年期を目の前の家庭と重ね合わせて...という場面。タンスのシール! よっしゃ,これでいける!というマンガ家の快哉の声が,聞こえるような気さえする。
海獣の子供 4 (IKKI COMIX)
[a]
五十嵐 大介 / 小学館 / 2009-07-30
2009年8月 1日 (土)
野田ともうします。(1) (ワイドKC Kiss)
[a]
柘植 文 / 講談社 / 2009-07-13
2009年7月29日 (水)
おかめ日和(6) (KCデラックス BE LOVE)
[a]
入江 喜和 / 講談社 / 2009-07-13
GUNSLINGER GIRL 11 (電撃コミックス)
[a]
相田 裕 / アスキー・メディアワークス / 2009-07-27
もやしもん(8) (イブニングKC)
[a]
石川 雅之 / 講談社 / 2009-07-23
もっけ 9 (アフタヌーンKC)
[a]
熊倉 隆敏 / 講談社 / 2009-07-23
あさって朝子さん
[a]
伊藤 理佐 / マガジンハウス / 2009-07-23
2009年7月20日 (月)
おうちがいちばん 4巻(バンブーコミックス) (バンブー・コミックス)
[a]
秋月りす / 竹書房 / 2009-07-16
2009年7月 7日 (火)
マンガ家田中K一がゆく! (単行本コミックス)
[a]
田中 圭一 / 角川書店(角川グループパブリッシング) / 2009-07-04
自伝コメディ「サラリーマン田中K一がゆく」の続編。
著者はサラリーマン兼マンガ家として有名な人で,どちらかといえば,俺はこの人のギャグマンガよりも,この人の時間の使い方のほうに強い関心がある。そういう人はきっといっぱいいるから,「田中K一の時間術」といったハウツーマンガを描けばいいのに,と前々から思っていた。この本の帯には「あなたも土日でマンガ家になれる!?」なんて書いてあるから,そうかそうかついに出したか,と喜んで購入。
読んでみたところ,相変わらず面白いんだけど,営業マンとして多忙な日々を送った著者が,いったいいつマンガを描いていたんだか,やっぱりよくわからない。まあ,教えてくれたところで,真似できるものではないんだろう。
会社に内緒でマンガ家デビューした主人公の青年は,版元の小出版社の幹部に「他社で描いたら会社に副業をばらすぞ」と脅迫される。もちろんこれはマンガの話だが,あとがきによれば,そのようなパワハラを受けていたのは事実なのだそうだ。調べてみたところ,田中圭一のデビュー誌は「コミック劇画村塾」,有名な劇画作家が自ら興した会社の雑誌であった。世の中いろいろあるんですね。
百鬼夜行抄 18 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)
[a]
今 市子 / 朝日新聞出版 / 2009-07-07
このシリーズ,1巻から愛読しているのだけれど,ここんところ話の流れがひどくつかみにくくなっているように思う。なにがあったのだろうか。
うちの妻ってどうでしょう? 2 (アクションコミックス)
[a]
福満 しげゆき / 双葉社 / 2009-06-27
アオイホノオ 2 (少年サンデーコミックススペシャル)
[a]
島本 和彦 / 小学館 / 2009-05-11
団地ともお 14 (ビッグコミックス)
[a]
小田 扉 / 小学館 / 2009-06-30
PLUTO 8 (ビッグコミックス)
[a]
浦沢 直樹 / 小学館 / 2009-06-30
闇金ウシジマくん 15 (ビッグコミックス)
[a]
真鍋 昌平 / 小学館 / 2009-06-30
ニッポン昔話 上巻 (ビッグコミックススペシャル)
[a]
花輪 和一 / 小学館 / 2009-06-30
2009年6月26日 (金)
大東京トイボックス(4) (バーズコミックス)
[a]
うめ / 幻冬舎 / 2009-06-24
ゲーム業界を舞台にした群像劇,4巻目。著者夫婦はたしか出産で連載のスピードを落としていたはずで,どうなるだろうかと思っていたが,変わらずに面白い。
ゲーム制作の天才を自負する主人公の青年が,「何が面白いのか自分でわからなくなって」迷走するくだり,静かな恐怖感がある。。。別に俺はゲーム開発者でも天才でもないのに妙な話だが,身につまされる,という表現がぴったりだ。
レッド(3) (KCデラックス イブニング )
[a]
山本 直樹 / 講談社 / 2009-06-23
シアワセ行進曲 (BEAM COMIX)
[a]
山川 直人 / エンターブレイン / 2009-05-30
2009年6月 8日 (月)
OL進化論(29) (ワイドKC モーニング)
[a]
秋月 りす / 講談社 / 2009-05-22
著者は連載開始以来20年にわたって,このハイ・クオリティを維持し続けているのである。同じアイデアを使い回しているときさえ,まったく陳腐さを感じさせない。すごいなあ。
カラスヤサトシ(4) (アフタヌーンKC)
[a]
カラスヤ サトシ / 講談社 / 2009-05-22
とりぱん(7) (ワイドKC モーニング)
[a]
とりの なん子 / 講談社 / 2009-05-22
ドロヘドロ 13 (BIC COMICS IKKI)
[a]
林田 球 / 小学館 / 2009-05-29
ぼく、オタリーマン。4
[a]
よしたに / 中経出版 / 2009-05-30
累計100万部突破だそうだ。そんなに売れていたとは。
コーヒーもう一杯 V (BEAM COMIX)
[a]
山川 直人 / エンターブレイン / 2009-05-30
2009年5月24日 (日)
湯けむりスナイパー 第12巻 (マンサンコミックス)
[a]
ひじかた 憂峰 / 実業之日本社 / 2003-04-28
湯けむりスナイパー 第13巻 (マンサンコミックス)
[a]
ひじかた 憂峰 / 実業之日本社 / 2003-11-29
湯けむりスナイパー 第14巻 (マンサンコミックス)
[a]
ひじかた 憂峰 / 実業之日本社 / 2004-03-29
湯けむりスナイパー 第15巻 (マンサンコミックス)
[a]
ひじかた 憂峰 / 実業之日本社 / 2004-06-29
湯けむりスナイパー 第16巻 (マンサンコミックス)
[a]
ひじかた 憂峰 / 実業之日本社 / 2004-08-28
湯けむりスナイパーPART2花鳥風月編 1 (マンサンコミックス)
[a]
ひじかた 憂峰 / 実業之日本 社 / 2005-12-20
後半からは恋愛話が主になった。このグダグダ感,好みが分かれるところであろう。
WILDERNESS(ワイルダネス) 7 (サンデーGXコミックス)
[a]
伊藤 明弘 / 小学館 / 2009-05-19
メキシコを舞台にしたガン・アクション。ジョン・ウーよりもたくさん人が死ぬ。でも主人公たちは怪我ひとつしない。いやあ,素晴らしいなあ。
中央線ドロップス (アクションコミックス)
[a]
元町 夏央 / 双葉社 / 2009-03-12
オムニバス形式の短編集。これが初の単行本である由。いかにも,マンガが好きな人のためのマンガ,というか。。。良質なんだけど,なんだか閉塞感を感じる。
極道めし(4) (アクションコミックス)
[a]
土山 しげる / 双葉社 / 2009-04-28
ハチワンダイバー 11 (ヤングジャンプコミックス)
[a]
柴田 ヨクサル / 集英社 / 2009-05-19
2009年5月 4日 (月)
この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)
[a]
こうの 史代 / 双葉社 / 2009-04-28
「漫画アクション」でのこうの史代さんの連載が完結した。このマンガについてはこれから多くの人が多くの事を語るだろうけれども,むしろ黙って心にとどめておきたいと思う。そういうマンガ。
失礼な言い方だが,かつて売れない四コママンガ家であった著者は,「夕凪の街 桜の国」以降,マンガの神様に取り憑かれたかのように傑作を連発,ついにはこのような,マンガ史上に残るにちがいない作品を産むことになった。人生わかんないですね。
きのう何食べた?(1) (モーニング KC)
[a]
よしなが ふみ / 講談社 / 2007-11-22
きのう何食べた?(2) (モーニング KC)
[a]
よしなが ふみ / 講談社 / 2008-11-21
朝の通勤電車を見回して一番よく見かける雑誌は,木曜朝の「週刊モーニング」だ。私も買ってます。(なお,いちばんよく見かける新聞は日経新聞,次は聖教新聞だ。新聞ってこれからどうなっちゃうのかしらん)
このマンガはゲイの男たちの静かな日常を描いた料理マンガ。これがサラリーマン向けマンガ誌「モーニング」に連載されているんだから,時代は徐々に変わっていくんだなあ,と思う。もっとも連載開始にあたっては,さぞや周到な作戦が練られたことだろう。セクシャルな話題はほぼ皆無で,わざわざ料理マンガのかたちを取っているところ,戦略的だなあ,と思う。この調理場面がまた良くできていて,朝から腹が減るんだよなあ。
定本 宮本から君へ 3
[a]
新井 英樹 / 太田出版 / 2009-03-12
定本 宮本から君へ 4
[a]
新井 英樹 / 太田出版 / 2009-04-16
それでも町は廻っている 4 (ヤングキングコミックス)
[a]
石黒 正数 / 少年画報社 / 2008-03-19
それでも町は廻っている 5 (ヤングキングコミックス)
[a]
石黒 正数 / 少年画報社 / 2008-12-26
竹光侍 6 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
[a]
松本 大洋 / 小学館 / 2009-04-30
湯けむりスナイパー 第6巻 (マンサンコミックス)
[a]
ひじかた 憂峰 / 実業之日本社 / 2001-01
湯けむりスナイパー 第7巻 (マンサンコミックス)
[a]
ひじかた 憂峰 / 実業之日本社 / 2001-05
湯けむりスナイパー 第8巻 (マンサンコミックス)
[a]
ひじかた 憂峰 / 実業之日本社 / 2001-09
湯けむりスナイパー 第9巻 (マンサンコミックス)
[a]
ひじかた 憂峰 / 実業之日本社 / 2002-01
湯けむりスナイパー 第10巻 (マンサンコミックス)
[a]
ひじかた 憂峰 / 実業之日本社 / 2002-06-29
湯けむりスナイパー 第11巻 (マンサンコミックス)
[a]
ひじかた 憂峰 / 実業之日本社 / 2002-11-29
2009年4月22日 (水)
湯けむりスナイパー 第1巻 (マンサンコミックス)
[a]
ひじかた 憂峰 / 実業之日本社 / 1999-06
湯けむりスナイパー 第2巻 (マンサンコミックス)
[a]
ひじかた 憂峰 / 実業之日本社 / 1999-12
湯けむりスナイパー 第3巻 (マンサンコミックス)
[a]
ひじかた 憂峰 / 実業之日本社 / 2000-03
湯けむりスナイパー 第4巻 (マンサンコミックス)
[a]
ひじかた 憂峰 / 実業之日本社 / 2000-06
湯けむりスナイパー 第5巻 (マンサンコミックス)
[a]
ひじかた 憂峰 / 実業之日本社 / 2000-10
映画や漫画のタイトルを目にしただけで電光に撃たれたような衝撃を受けた,という経験が二度あって,一度目は,俳優・エッセイストとして知られる伊丹十三の初監督作品の題名が「お葬式」だと知ったとき(当時としては実に画期的なタイトルだったのだ)。そして二度目が,このマンガのタイトルを目にしたときである。「湯けむりスナイパー」...ああ,なんと独創的な組み合わせだろうか。
題名だけでおなかいっぱいになってしまって,わざわざ注文して読んでみようという気にはなれなかったのだが,このたび書店で発見。「週刊漫画サンデー」で平成10年から連載していたらしい。
過去を捨て,秘境の温泉旅館で働く無口な男が主人公。タイトル通り,彼はかつて殺し屋であったという極端な設定だが,物語はこの男を視点人物にしたささやかな人情噺である。大したことは起こらないのに,ひとつひとつのエピソードが鮮やかで,これはただごとではないなあ,という感じ。調べてみたら,原作者のひじかた某とは大ベテラン・狩撫麻礼の変名だそうだ。なるほど。
それでも町は廻っている 2 (ヤングキングコミックス)
[a]
石黒 正数 / 少年画報社 / 2006-10-26
それでも町は廻っている 3 (ヤングキングコミックス)
[a]
石黒 正数 / 少年画報社 / 2007-08-03
暁星記(8) <完> (モーニング KC)
[a]
菅原 雅雪 / 講談社 / 2008-10-23
壮大な設定のSF作品,ついに最終巻。このマンガ,中盤で雑誌連載がストップし,以後は単行本書き下ろしでの発表となっていた。よけいな詮索だけど,執筆中の収入って,いったいどうなっていたのかしらん。
2009年4月 5日 (日)
昭和のこども~こんな親でも子は育つ! ~ (2) (ぶんか社コミックス)
[a]
流水 りんこ / ぶんか社 / 2009-03-30
インド夫婦茶碗 (12) (ぶんか社コミックス)
[a]
流水 りんこ / ぶんか社 / 2009-03-30
この著者にいったいいくら貢いだことだろう。この人の身辺雑記マンガをずーっと読み続けてきたので,なんというか,面白かろうがそうでなかろうが,買わずに済ませられなくなってきているのである。
伊藤潤二の猫日記 よん&むー (ワイドKC )
[a]
伊藤 潤二 / 講談社 / 2009-03-13
ホラーマンガ家がホラーマンガの絵柄で描くほのぼの猫エッセイマンガ。コンセプトは面白いと思った。
とろける鉄工所(2) (イブニングKC)
[a]
野村 宗弘 / 講談社 / 2009-03-23
鉄工所を舞台にしたコメディ,二巻目。厳しい話題を明るく笑い飛ばすところが魅力的である。
聖☆おにいさん(3) (モーニング KC)
[a]
中村 光 / 講談社 / 2009-03-23
シグルイ 12 (チャンピオンREDコミックス)
[a]
山口 貴由 / 秋田書店 / 2009-03-19
テレプシコーラ 第2部 第2巻 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)
[a]
山岸凉子 / メディアファクトリー / 2009-03-29
闇金ウシジマくん 14 (ビッグコミックス)
[a]
真鍋 昌平 / 小学館 / 2009-03-30
サイン会はいかが?‾成風堂書店事件メモ 2 (WINGS COMICS―成風堂書店事件メモ)
[a]
久世 番子,大崎 梢 / 新書館 / 2009-03-25
デトロイト・メタル・シティ 7 (ジェッツコミックス)
[a]
若杉 公徳 / 白泉社 / 2009-02-13
2009年3月18日 (水)
印度定食屋繁盛記 働く!!インド人
[a]
流水 りんこ / 朝日新聞出版 / 2009-03-06
練馬にケララバワンというなかなかおいしいインド料理屋があるが,このお店の経営者は,インドをめぐるエッセイマンガでブレイクしたマンガ家・流水りんこさんの旦那さんである。この本は国際結婚・来日から開店に至るまでの経緯を描いた作品。この著者のエッセイマンガはどれも一定の面白さを備えているが,この本は出色の出来である。いやあ,面白かった。足を棒にして探し回ったあげくついに理想的な店舗物件を見つけるあたり,著者の家族と一緒にゾクゾクしました。
飲食店経営のことなど全くわからないが,自分の店を持つということは,こんなにも大変なことなんだなあ。俺には逆立ちしても出来ない仕事だ。こういう本を読むと,どんなお店であれ尊敬したくなるし,仮にひどい店に出くわしても,ブログなどで名前を出して悪口をいってはいけないなあ,と思う次第である。
というようなことを考えながら,近所のいきつけの喫茶店に行ったら,客は俺しかいなくて,カウンターのなかではかなり陰湿な夫婦喧嘩をしており,なんだかいたたまれなくて,早々に逃げだした。ううむ,困っちゃうなあ。
大阪ハムレット 3 (アクションコミックス)
[a]
森下 裕美 / 双葉社 / 2009-03-12
東京マーブルチョコレート ハロー、グッバイ、ハロー。 (ワイドKC Kiss)
[a]
谷川 史子 / 講談社 / 2008-02-12
ラブやん(11) (アフタヌーンKC)
[a]
田丸 浩史 / 講談社 / 2009-01-23
PLUTO 7 (ビッグコミックス)
[a]
浦沢 直樹 / 小学館 / 2009-02-27
機動旅団八福神 9巻 (BEAM COMIX)
[a]
福島 聡 / エンターブレイン / 2009-02-14
岳 9 (ビッグコミックス)
[a]
石塚 真一 / 小学館 / 2009-02-27
ヴィンランド・サガ(7) (アフタヌーンKC)
[a]
幸村 誠 / 講談社 / 2009-02-23
ハチワンダイバー 10 (ヤングジャンプコミックス)
[a]
柴田 ヨクサル / 集英社 / 2009-02-19
俺はまだ本気出してないだけ 3 (IKKI COMIX)
[a]
青野 春秋 / 小学館 / 2009-02-25
さよなら絶望先生(16) (講談社コミックス)
[a]
久米田 康治 / 講談社 / 2009-02-17
坂道のアポロン (3) (フラワーコミックス)
[a]
小玉 ユキ / 小学館 / 2009-03-10
不景気だから暇になる,というのは嘘で,ここんところ訳がわからんくらいに忙しい。終電が続いたり,休日出勤が続いたり,会社に泊まり込む羽目になったりで,すっかり疲弊してしまい,ついつい勤め先の同僚にも愛想なく接してしまう。お世話になっている方にさえ木で鼻を括ったような口の利き方をしてしまい,あとになって,これはいかんなあと思うのだが,なかなか是正できない。
で,久々に早めに仕事を切り上げ,帰路の乗換駅で閉店間際の書店に駆け込んだ。実に十日ぶりに棚を巡回して,アア,イヤサレルウウウ,と深い溜息をついた。イイ。。。本屋さんはイイ。。。人生には本屋さんが必要だ。。。蛍の光が流れるなか,「ええいコレモコレモ全部だあああ」と新刊マンガを腕いっぱいに抱えてレジに駆け込み,帰宅して畳に寝そべりながらマンガ三昧。アア,イイ。。。人生にはマンガが必要だ。。。
翌日の会社で,ここ数日の振る舞いを謝罪し,「やはり人間は三日に一度は本屋にいかないといけませんですね」と事情を説明したら呆れられた。「いっそ古本屋さんでも開業したら?」とのこと。おお,いいですねえ。たまに客が来ると,床に寝そべったネコがじろっと睨んでにゃあと泣き,店主は奥の四畳半のこたつから出てくる気配がない,というような古本屋さん。
2009年2月22日 (日)
おかめ日和(5) (KCデラックス BE LOVE)
[a]
入江 喜和 / 講談社 / 2009-02-13
人間関係のちょっとした機微を描かせたら超一級だが,売れっ子とは言いがたいベテランマンガ家・入江喜和さんの連載作品。下町の主婦を主人公にしたほのぼのとしたマンガなのだが,幼稚園の保護者会をめぐってちょっとドロドロしたエピソードに突入してしまった。俺としては「先生待ってました」という感じだが,掲載誌(講談社BE LOVE)の読者にとってはどうなんだろうか。
私の血はインクでできているのよ (ワイドKC Kiss)
[a]
久世 番子 / 講談社 / 2009-02-13
著者は働きながら地道にBL系マンガを描き続けた末,勤め先の書店についてのエッセイマンガで一躍ブレイクした人。いま気がついたが,このマンガはもう本屋さんの話ではないし,しかも講談社のメジャー誌に連載していたようだ。。。よかったですね。
2009年2月11日 (水)
積極―愛のうた (クイーンズコミックス)
[a]
谷川 史子 / 集英社 / 2006-10-19
手紙 (りぼんマスコットコミックス クッキー)
[a]
谷川 史子 / 集英社 / 2009-01-15
谷川史子という少女マンガ家の恐るべき技術に感嘆し,本屋に行くたびに探して買い込んでいるのだが,そのわりには,これまで好きだと思ったことは一度としてなかったのである。なぜなら俺が思うに,中学生の少女の揺れる初恋とか,若い恋人たちの愛と信頼とか,これほどまでにどうでも良い話は他にない。繊細な描写と精密な構成,この才能がこんなくだらん話題に浪費されているなんて,誠に嘆かわしいことだ,とさえ思っていた。自慢じゃないが,俺はとても心が狭いのだ。
こういう視野の狭い読者は,テーマさえ選べば,谷川先生にとっては赤子の手をひねるようなものであろう。というわけで,珍しく老年期の男性を題材にした短編「積極」に,俺は易々と手をひねられ,一晩で三回読み,あとでさらに二回読んだ。これに涙しないのは難しい。やられた。ここのところ読んだマンガのなかでベストワン。
坂道のアポロン (1) (フラワーコミックス)
[a]
小玉 ユキ / 小学館 / 2008-04-25
坂道のアポロン (2) (フラワーコミックス)
[a]
小玉 ユキ / 小学館 / 2008-10-10
なにかのマンガランキングで1位になっていたので(いま調べたら宝島社の「このマンガがすごい」であった),ためしに読んでみた。ここまでのところでは,純朴な高校生たちの呆れるぐらいにオーソドックスな恋愛風景を,丁寧に丁寧に描いているマンガ。舞台が60年代後半の九州に設定されているところがポイントだが,とはいえ時代風俗を描くことにはあまり関心がないようだ。おそらく現代日本でさえなければなんでもよかったのだろう。
中春こまわり君 (ビッグコミックススペシャル)
[a]
山上 たつひこ / 小学館 / 2009-01
俺は「こまわりくん」を読んだことがないので,このマンガの細部については理解できないのだが,コンセプトはなんとなくわかるような気がする。かつてのギャグマンガの主人公たちは,いまやくたびれた中年であり,凡庸な現実に押しつぶされている。冴えない中年サラリーマンのこまわりくんは,軽薄な後輩にしつこく乞われ,酒席で「死刑!」と決めポーズを取るが,内心で「俺は全身の血液が沈んでいくのを感じた」と呟く。ファンタジーはとっくに終わったのだ。どこにも救いはない。
読者の年齢層が高いことで知られる「ビッグコミック」で断続的に掲載されていたらしい。このマンガを好んで読むのはいったいどういう人だろうか。これが受け入れられるのだとしたら,マンガの世界も老熟した,というか,なんというか。。。
団地ともお 13 (ビッグコミックス)
[a]
小田 扉 / 小学館 / 2009-01-30
深夜食堂 3 (ビッグコミックススペシャル)
[a]
安倍 夜郎 / 小学館 / 2009-01
ロストハウス (白泉社文庫)
[a]
大島 弓子 / 白泉社 / 2001-06
2009年1月31日 (土)
ラブやん(11) (アフタヌーンKC)
[a]
田丸 浩史 / 講談社 / 2009-01-23
未来町内会(4) <完> (講談社コミックス)
[a]
野中 英次 / 講談社 / 2008-05-16
それでも町は廻っている 1 (ヤングキングコミックス)
[a]
石黒 正数 / 少年画報社 / 2006-01-27
理系の人々
[a]
よしたに / 中経出版 / 2008-09-27
2009年1月12日 (月)
草の上星の下 (クイーンズコミックス)
[a]
谷川 史子 / 集英社 / 2008-06-19
若い物理の教師に恋した女子高生が,ふとした偶然から,その先生が美しい彼女と同棲しているアパートをみつけ,さらに偶然が重なって,放課後ごとに二人の部屋を訪ね上がり込むことになる(同棲相手はアクセサリ作家で,主人公はビーズの容器をひっくり返してしまい,片づけに通う羽目になる,という設定)。自分しか知らない先生のプライベート,そして年上の素敵な女性への憧れ。3人の間に生じた奇妙な友情が,主人公にはうれしくてたまらないんだけど,大人の恋人たちの仲に立ち入ることができるわけではない。その葛藤が爆発する場面があって,はじめて主人公は教師の彼女に告白する:「桃香さんに優しくされるの,少しいやだった」「ほんのちょっとでいいからわたしのこと/何こいつって/油断ならないいやな女だって警戒してほしかった」「ごめんなさい桃香さん/大好きなのに...」 和解の場面があって,年上の彼女が笑ってふと漏らす:「あー助かった/あの状態が続いてたら奴もやばかったな」 主人公ははじめて状況に気がつく。卒業式の日,主人公は自分が恋した教師の前に立ち,かつてないほどに真剣な表情で,真正面から問いかける:「いまちょっとだけ,私のこと好きでしょう?」 1頁分のたっぷりとした間があって,教師は娘の前髪にそっと手をやり,「ちょっとな」 二人は明るく笑う。
女子高生の恋愛なんて何の関心も持てないし,甘ったるいマンガは苦手なので,好きか嫌いかと云われたら,これはもう耐え難いくらい嫌いである。だ・け・ど,谷川史子という人は巧いわ。上のストーリーは2006年発表の「プリズム」,人が成長する瞬間を鮮やかに切り取って,もう完璧というしかない短編である。
というわけで,最近はこういうマンガも読めるようになってきました。年を取ったせいだろうか。
文鳥様と私 9 (LGAコミックス)
[a]
今 市子 / グリーンアロー出版社 / 2009-01-06
もとの版元は倒産したが,別の版元に無事移った模様。
2008年12月29日 (月)
天顕祭 (New COMICS)
[a]
白井 弓子 / サンクチュアリパプリッシング / 2008-07-26
同人誌のマンガが文化庁メディア芸術祭の賞をとってしまった,と話題になった作品。絵柄がちょっとわかりにくいけど,たしかに面白い。
もやしもん(7) (イブニングKC)
[a]
石川 雅之 / 講談社 / 2008-12-22
大奥 第4巻 (ジェッツコミックス)
[a]
よしなが ふみ / 白泉社 / 2008-12-24
よい子への道〈2〉
[a]
おかべ りか / 福音館書店 / 2003-10-10
2008年12月21日 (日)
女のはしょり道 (KCピース)
[a]
伊藤 理佐 / 講談社 / 2008-12-11
コミックエッセイ。講談社の美容誌に連載していたものらしい。手作りリップクリームのせいで唇が腫れ上がってしまい,思わず脳の解説書に出てくる唇のでかいこびとを連想する場面で爆笑(ペンフィールドのホムンクルスのことね)。なぜそういうことを思いつくのだろうか。
毎日かあさん 5 黒潮家族編
[a]
西原 理恵子 / 毎日新聞社 / 2008-12-13
2008年12月16日 (火)
遺跡の人 (アクションコミックス)
[a]
わたべ 淳 / 双葉社 / 2007-12-12
仕事が減ったマンガ家が,遺跡発掘のアルバイトで経験した人間模様を描いたエッセイ。同種の作品として吾妻ひでお「失踪日記」,黒咲一人「55歳の地図」が思い出されるが,この人の場合はマンガ家を廃業したつもりはさらさらなくて,単に生活のためのアルバイトであるところが特徴である。
一話一話がぴしっとまとまっていて,全く破綻がない。いかにもベテランマンガ家だなあ,という感じ。いっちゃなんだけど,あまりに形が整っているせいで,かえってなんだか古くさい印象さえうける。
カマかけたらクロでした
[a]
うえみあゆみ / メディアファクトリー / 2008-10-29
夫の浮気,離婚,復縁までをつづったエッセイコミック。別に買うほどの本ではなかったけれど,まあ人によっては実用的価値があるかも。
つげ義春コレクション 李さん一家/海辺の叙景 (ちくま文庫)
[a]
つげ 義春 / 筑摩書房 / 2008-12-10
つげ義春コレクション 大場電気鍍金工業所/やもり (ちくま文庫)
[a]
つげ 義春 / 筑摩書房 / 2008-11-10
いまちくま文庫でつげ義春選集が刊行中で,これは全9巻のうち2,3巻目。だいたい既読の作品であった。
今回読み直して,はじめて「沼」という短編の素晴らしさがわかったような気がする。十年くらい前に読んだときは,なんだこれは,落ちはどこだ,という感じだったのである。
おんなの窓〈2〉
[a]
伊藤 理佐 / 文藝春秋 / 2008-12
おいピータン!!(11) (ワイドKC Kiss)
[a]
伊藤 理佐 / 講談社 / 2008-12-12
日常のささいなエピソードだけに基づく,一級の娯楽作品。現状肯定のトーンを決して失うことがない。恐るべき職人芸だ。
2008年12月12日 (金)
とろける鉄工所(1) (イブニングKC)
[a]
野村 宗弘 / 講談社 / 2008-11-21
鉄工所ではたらく人々をエッセイ風に描いたコメディ。劣悪な労働環境とか,技術への誇りとか,労使のコミュニケーション・ギャップとか,よく考えてみると重い内容なのに,楽しく読ませる。これがマンガの力だなあ。
3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)
[a]
羽海野 チカ / 白泉社 / 2008-02-22
3月のライオン 2 (ジェッツコミックス)
[a]
羽海野 チカ / 白泉社 / 2008-11-28
かの大ヒット作「ハチクロ」の著者の新作。目標を見失った高校生プロ棋士が,心美しい姉妹に一種の疑似家族のような形で受け入れられ,それによって再生していく。。。というような感じの話。
評判通り,とても面白いマンガだったが,とくに印象に残ったのは物語のロケーションである。主人公はウォーターフロントの現代的マンションで孤独に暮らしており,ところが橋を渡ると月島の下町があって,昔の映画のような風情ある日本家屋に姉でもあり母でもあるような娘たちがいて。。。という設定になっている。この対比がとても面白い。
面白いんだけど,ちょっと考え込んでしまう面もある。なぜ彼女たちは,縁側があって卓袱台があるような,郷愁を誘う木造住宅に住んでいなければならないのだろうか? もし彼女たちが薄汚れた都営アパートに住んでいたら,このファンタジーは成立しなくなるだろうか? もしそうだとしたら,それは我々の想像力にとって悲しいことだと思う。
闇金ウシジマくん 13 (ビッグコミックス)
[a]
真鍋 昌平 / 小学館 / 2008-11-28
とりぱん(6) (ワイドKC モーニング)
[a]
とりの なん子 / 講談社 / 2008-11-21
蟲師(10) (アフタヌーンKC)
[a]
漆原 友紀 / 講談社 / 2008-11-21
つげ義春コレクション ねじ式/夜が掴む (ちくま文庫)
[a]
つげ 義春 / 筑摩書房 / 2008-10-08
岳 8 (ビッグコミックス)
[a]
石塚 真一 / 小学館 / 2008-11-28
2008年11月21日 (金)
岳 4 (ビッグコミックス)
[a]
石塚 真一 / 小学館 / 2007-04-27
岳 5 (ビッグコミックス)
[a]
石塚 真一 / 小学館 / 2007-09-28
岳 6 (ビッグコミックス)
[a]
石塚 真一 / 小学館 / 2008-01-30
岳 7 (ビッグコミックス)
[a]
石塚 真一 / 小学館 / 2008-06-30
ハチワンダイバー 9 (ヤングジャンプコミックス)
[a]
柴田 ヨクサル / 集英社 / 2008-11-19
こんな記録をつけている場合ではないのだが...この現実逃避癖をなんとかしないといけないのだが...
2008年11月16日 (日)
岳 (1) (ビッグコミックス)
[a]
石塚 真一 / 小学館 / 2005-04-26
岳 (2) (ビッグコミックス)
[a]
石塚 真一 / 小学館 / 2006-09-29
岳 (3) (ビッグコミックス)
[a]
石塚 真一 / 小学館 / 2006-12-26
小学館コミック誌の旗艦・ビッグコミックオリジナルで,いま一番面白いマンガ。すでに巻数が多いので躊躇していたのだが,手をだしてしまった。読ませるなあ...
風俗嬢Aの憂鬱
[a]
山田 可南 / 飛鳥新社 / 2008-10-04
風俗嬢らを主人公にした短編連作に,松沢呉一がひとつひとつ解説をつけるというフシギな構成の本。アタシはラブホテルの清掃係,一部屋片づけるたびに体がほてってしかたがないのん。。。というどうでもいいようなマンガに,そんなヒマな従業員はいません,という冷静な解説がついていたりして,なんだか可笑しい。
カブのイサキ(1) (アフタヌーンKC)
[a]
芦奈野 ひとし / 講談社 / 2008-10-23
ヒメアノ~ル(1) (ヤンマガKCスペシャル)
[a]
古谷 実 / 講談社 / 2008-11-06
GUNSLINGER GIRL 10 (電撃コミックス)
[a]
相田 裕 / アスキー・メディアワークス / 2008-10-27
2008年11月 3日 (月)
不思議な少年(7) (モーニング KC)
[a]
山下 和美 / 講談社 / 2008-10-23
ふだん本は読むけどマンガは読まないという大人に,マンガを一冊だけ薦めるとしたら,このシリーズが良いと思う。この最新刊は,その中でも特に素晴らしい。
僕の小規模な生活(2) (KCデラックス モーニング)
[a]
福満 しげゆき / 講談社 / 2008-10-23
大東京トイボックス(3) (バーズコミックス)
[a]
うめ / 幻冬舎 / 2008-10-24
さよなら絶望先生(15) (講談社コミックス)
[a]
久米田 康治 / 講談社 / 2008-10-17
あたしンち 14巻
[a]
けら えいこ / メディアファクトリー / 2008-10-29
2008年10月26日 (日)
おかめ日和(3) (KCデラックス BE LOVE)
[a]
入江 喜和 / 講談社 / 2008-04-11
おかめ日和(4) (KCデラックス BE LOVE)
[a]
入江 喜和 / 講談社 / 2008-10-10
入江喜和さんの連載中の作品。新刊が出ているのに,まったく気がつかなかった。来年は未完の傑作「のんちゃんのり弁」が映画化されるそうだから,すこしは本も手に入れやすくなるだろうか...
聖☆おにいさん (2) (モーニングKC)
[a]
中村 光 / 講談社 / 2008-07-23
いま版元が強く推しているらしいギャグマンガ。なるほど,ちょっと面白い。
駅から5分 2 (クイーンズコミックス)
[a]
くらもち ふさこ / 集英社 / 2008-09-19
2008年10月13日 (月)
ビーム短編傑作選 奥村編集長セレクション マンゴー編 (BEAM COMIX)
[a]
/ エンターブレイン / 2008-09-26
ビーム短編傑作選 奥村編集長セレクション いちぢく編 (BEAM COMIX)
[a]
/ エンターブレイン / 2008-09-26
「コミック・ビーム」誌に掲載された読み切りを集めたという,いかにもエンターブレインらしい,マニアックな感じの単行本。寡作のマンガ家・入江喜和さんが99年に描いた「ちゃらっぽこ幽霊」を,ようやく読むことができた。
海街diary(うみまちダイアリー)2 真昼の月(フラワーコミックス)
[a]
吉田 秋生 / 小学館 / 2008-10-10
おひとり様物語(1) (ワイドKC Kiss)
[a]
谷川 史子 / 講談社 / 2008-10-10
作品自体の好き嫌いとは無関係に,マンガとしての水準の高さに魅了されて買ってしまうことがあるが,この2冊がそれ。中学生の淡い恋愛にも,若い娘の恋模様にもからっきし関心が持てないのだが,それにしても,どちらも巧いなあ。。。登場人物に血が通っている。
聖☆おにいさん(1) (モーニング KC)
[a]
中村 光 / 講談社 / 2008-01-23
うつうつひでお日記 その後 (単行本コミックス)
[a]
吾妻 ひでお / 角川グループパブリッシング / 2008-09-30
百鬼夜行抄 17 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)
[a]
今 市子 / 朝日新聞出版 / 2008-10-07
2008年10月 6日 (月)
ドロヘドロ 12 (BIC COMICS IKKI)
[a]
林田 球 / 小学館 / 2008-09-30
竹光侍 5 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
[a]
松本 大洋,永福 一成 / 小学館 / 2008-09-30
明日ひらめけ!マンガ家デビュー物語
[a]
藤野 美奈子 / メディアファクトリー / 2008-09-17
おのぼり物語 (バンブー・コミックス)
[a]
カラスヤ サトシ / 竹書房 / 2008-09-17
著者は漫画誌の埋め草みたいな4コマから出てきた人で,売れないマンガ家の暇な日常をネタにした自虐的なギャグで人気を博したのだが,実は別のペンネームで何度も新人賞を取っていた,もともと実力のある人なのである。売れ始める前の模索の日々を描いたこのマンガも,軽い調子ではじめておいて,父親が亡くなる後半あたりでほろりとさせる。
あなたはこの先どんどん忙しくなりますよ,と編集者に元気づけられるくだりがあるが,目のある人にはわかっていたのかもしれないなあ。まあ,著者がこうして売れっ子になってから振り返った結果論かもしれないけど。
2008年9月28日 (日)
大金星 (アフタヌーンKC)
[a]
黒田 硫黄 / 講談社 / 2008-09-22
新吼えろペン 11 (サンデーGXコミックス)
[a]
島本 和彦 / 小学館 / 2008-09-19
松田洋子「薫の秘話」(1)(2)。95年に講談社「モーニング」誌に連載された,たしか著者のデビュー作。コマのすみまでブラックなギャグを詰め込んでいくところ,当時は非常に新鮮だった。単行本はすぐ品切れになり,河出から再刊されたのにまたすぐ手に入らなくなった。このたびコンテンツ・ワークスのオンデマンド出版で入手。尾崎豊ファンを茶化すところなど,いま読むと懐かしいですね。
2008年9月21日 (日)
雨無村役場産業課兼観光係 1 (フラワーコミックス)
[a]
岩本 ナオ / 小学館 / 2008-08-08
団地ともお 12 (ビッグコミックス)
[a]
小田 扉 / 小学館 / 2008-08-29
深夜食堂 1 (ビッグコミックススペシャル)
[a]
安倍 夜郎 / 小学館 / 2007-12
深夜食堂 2 (ビッグコミックススペシャル)
[a]
安倍 夜郎 / 小学館 / 2008-07-30
失われた時を求めて フランスコミック版 第2巻 花咲く乙女たちのかげに1 海辺への旅
[a]
ステファヌ ウエ,マルセル プルースト / 白夜書房 / 2008-05-23
サラリーマン田中K一がゆく! (単行本コミックス)
[a]
田中 圭一 / 角川グループパブリッシング / 2008-07-05
著者はすさまじく下品なギャグマンガ家として活躍するいっぽう,会社員としても成功を収めている人。この作品は「ヤング田中K一」に続き,玩具メーカー・タカラ勤務時代を舞台にしたもので,意外なほどに正統的なサラリーマンマンガであった。
あとがきにもすこし言及があるが,この人は自分の強みと弱みを分析し,きわめて戦略的に作品の方向性を決めている。おそらく,初期のきわめつけに下品な4コマも,この作品での驚くほどに前向きな会社員礼賛も,読者と市場の把握に基づき,熟慮の結果打ち出されたものなのだろう。マーケッターの視点から自分をプロデュースしようとする発想自体は,多かれ少なかれ誰でも持ち合わせているものだろうけれども,ここまで徹底しているのは,さすがだなあ,と思う。
研究者志望をドロップアウトし民間企業に拾ってもらって,まだ1年も経っていないころ,ひょんなことから,学部生のころにお世話になった先輩と飲みにいくことになった。その先輩は,博士課程の非常に早い時期に国立大の専任ポストを得た人であった。その頃を振り返る話になって,その先輩が語るに,自分にはコネもないし力もない,就職のためにはどんな研究テーマを選び,どのように自分をプレゼンテーションすればよいか,真剣に考えたものだ。今の自分はその必死の努力の賜物だ,という。(なるほど)と俺はひとりごちた。(それがあなたの成功譚なんですね)
俺はこれまでそうした成功とは絶えて縁がなかったし,これからもないだろうと思う。その原因は,まあいろいろあるけれど,自分をプロデュースしようとする発想の欠如も,そのひとつだったように思う。だから,戦略的に作風を設計するマンガ家も,自分のマーケティングの成功を語る研究者も,俺には光り輝いて見える。確かに光り輝いて見えるのだけれど,でも,自分には到底得られないだろうその自己肯定が,ちょっぴり疎ましく感じられるのも,また事実なのである。
2008年9月 7日 (日)
新・自虐の詩 ロボット小雪
[a]
業田 良家 / 竹書房 / 2008-07-30
題名に「新・自虐の詩」とあるが,かの名作「自虐の詩」とは無関係。著者にとって「自虐の詩」に匹敵するだけの挑戦だ,ということを示しているのだろう。
もっけ(8) (アフタヌーンKC)
[a]
熊倉 隆敏 / 講談社 / 2008-08-22
よつばと! 8 (電撃コミックス)
[a]
あずま きよひこ / アスキー・メディアワークス / 2008-08-27
機動旅団八福神 8巻 (BEAM COMIX)
[a]
福島 聡 / エンターブレイン / 2008-08-25
あたらしい朝(1) (アフタヌーンKC)
[a]
黒田 硫黄 / 講談社 / 2008-08-22
極道めし 3 (3) (アクションコミックス)
[a]
土山 しげる / 双葉社 / 2008-07-28
シグルイ 11 (チャンピオンREDコミックス)
[a]
山口 貴由 / 秋田書店 / 2008-08-20
2008年8月25日 (月)
ハチワンダイバー 8 (ヤングジャンプコミックス)
[a]
柴田 ヨクサル / 集英社 / 2008-08-19
2008年8月17日 (日)
デトロイト・メタル・シティ 6 (ジェッツコミックス)
[a]
若杉 公徳 / 白泉社 / 2008-08-08
サバの秋の夜長 (白泉社文庫)
[a]
大島 弓子 / 白泉社 / 2000-03
サバの夏が来た (白泉社文庫)
[a]
大島 弓子 / 白泉社 / 2000-06
大島弓子さんの昔のネコ・エッセイ。面白いんだけど,飼い猫がイケメンの男性に擬人化されて描かれるあたり,それってどうよ? と思ってしまう。
明日また電話するよ
[a]
山本 直樹 / イースト・プレス / 2008-07-17
著者自選短編集。半分くらいは既読であった。
レッド(2) (KCデラックス イブニング )
[a]
山本 直樹 / 講談社 / 2008-07-23
PLUTO 6 (ビッグコミックス)
[a]
浦沢 直樹 / 小学館 / 2008-07-30
エレキング(7) (ワイドKC モーニング)
[a]
大橋 ツヨシ / 講談社 / 2006-08-23
エレキング(8) (ワイドKC モーニング)
[a]
大橋 ツヨシ / 講談社 / 2007-04-23
庭先案内 4巻 (BEAM COMIX)
[a]
須藤 真澄 / エンターブレイン / 2008-07-25
ここまで読んでおいてなんだけど,ちょっと体質にあわない。。。
おうちがいちばん 3 (バンブー・コミックス)
[a]
秋月 りす / 竹書房 / 2008-07-26
海獣の子供 3 (IKKI COMIX)
[a]
五十嵐 大介 / 小学館 / 2008-07-30
テレプシコーラ/舞姫 第2部1 (MFコミックス―ダ・ヴィンチシリーズ)
[a]
山岸凉子 / メディアファクトリー / 2008-07-23
長編バレエマンガの連載再開初巻。バレエマンガといいつつ,コンクールに出るためにはどのような手続きを経るか,飛行機にどうやって乗るか。。。といった話なのであった。面白い。
闇金ウシジマくん 12 (ビッグコミックス)
[a]
真鍋 昌平 / 小学館 / 2008-07-30
EDEN(18) <完> (アフタヌーンKC)
[a]
遠藤 浩輝 / 講談社 / 2008-07-23
講談社アフタヌーン誌に11年連載していた長編マンガの最終巻。途中から迷走気味であったが,このマンガが楽しみで毎月雑誌を買っていたようなものであった。11年か。。。やれやれ。
2008年7月20日 (日)
この世界の片隅に 中 (アクションコミックス)
[a]
こうの 史代 / 双葉社 / 2008-07-11
戦時中の人々の生活を静かに描いた作品。背筋が寒くなるくらいに上手い。
OL進化論(28) (ワイドKC モーニング)
[a]
秋月 りす / 講談社 / 2008-06-23
庭先案内 1巻
[a]
須藤 真澄 / エンターブレイン / 2006-01-30
庭先案内2巻 (ビームコミックス)
[a]
須藤 真澄 / エンターブレイン / 2007-01-27
庭先案内 3 (BEAM COMIX)
[a]
須藤 真澄 / エンターブレイン / 2007-10
さよなら絶望先生(14) (講談社コミックス)
[a]
久米田 康治 / 講談社 / 2008-07-17
新吼えろペン 10 (サンデーGXコミックス)
[a]
島本 和彦 / 小学館 / 2008-05-19
BLACK LAGOON 8 (サンデーGXコミックス)
[a]
広江 礼威 / 小学館 / 2008-07-19
プリンセス破天荒
[a]
田中 圭一 / アスキー・メディアワークス / 2008-06-27
2008年6月29日 (日)
長い長いさんぽ ビームコミックス
[a]
須藤 真澄 / エンターブレイン / 2006-01-16
飼い猫が死んだ経緯についてのエッセイマンガ。
ここんところ読んだマンガのなかではベストワン。悲しみのあまりちょっとおかしな挙動にいたる自分自身を,ユーモラスに描きだすところが凄い。この著者のマンガはあまり読んでいないんだけど,推測するに,生涯に一本しか書けないタイプの作品なのではないかと思う。
半神 (小学館文庫)
[a]
萩尾 望都 / 小学館 / 1996-08
ヴィンランド・サガ(6) (アフタヌーンKC)
[a]
幸村 誠 / 講談社 / 2008-06-23
ラブやん(10) (アフタヌーンKC)
[a]
田丸 浩史 / 講談社 / 2008-06-23
カワイコちゃんを2度見る
[a]
福満 しげゆき / 青林工芸舎 / 2003-12
おやじ文庫 (ビームコミックス文庫)
[a]
桜 玉吉 / エンターブレイン / 2008-05-26
西洋骨董洋菓子店 (1) (ウィングス・コミックス文庫)
[a]
よしなが ふみ / 新書館 / 2008-05-27
西洋骨董洋菓子店 2 (WINGS COMICS BUNKO)
[a]
よしなが ふみ / 新書館 / 2008-05-27
西洋骨董洋菓子店 3 (WINGS COMICS BUNKO)
[a]
よしなが ふみ / 新書館 / 2008-05-27
この著者の出世作らしい。「大奥」でこれはエライ作家だとびっくりしたのだが,とっくに有名な人だったようだ。で,急遽旧作を漁ったところ。。。
愛すべき娘たち (Jets comics)
[a]
よしなが ふみ / 白泉社 / 2003-12-19
こどもの体温 (ウィングス・コミックス)
[a]
よしなが ふみ / 新書館 / 1998-07-01
この二作はよかったんだけど。。。
それを言ったらおしまいよ (F×comics)
[a]
よしなが ふみ / 太田出版 / 2004-01-24
これには油断した。いきなり野郎がフェラチオをはじめたので絶叫。通の方にとってはどうか知らんが,俺にとっては限度を超えるゲイマンガであった。表紙に「一般人さわるな危険」マークをつけておいてほしい。
2008年6月 3日 (火)
インド夫婦茶碗 11 (11) (ぶんか社コミックス)
[a]
流水 りんこ / ぶんか社 / 2008-05-30
昭和のこども‾こんな親でも子は育つ (ぶんか社コミックス)
[a]
流水 りんこ / ぶんか社 / 2008-05-28
グーグーだって猫である(4)
[a]
大島 弓子 / 角川グループパブリッシング / 2008-05-30
2008年5月29日 (木)
まんが極道 2 (BEAM COMIX)
[a]
唐沢 なをき / エンターブレイン / 2008-05-26
今日の早川さん 2
[a]
coco / 早川書房 / 2008-05-23
とりぱん(5) (ワイドKC モーニング)
[a]
とりの なん子 / 講談社 / 2008-05-23
2008年5月19日 (月)
さよなら絶望先生(13) (講談社コミックス)
[a]
久米田 康治 / 講談社 / 2008-05-16
そういえば,数日前に新宿の書店でレジ前の列に並んだら,前方の若い女性たちがことごとく,発売されたばかりの「NANA」19巻を手にしていた。す,すごい。飛ぶような売れ行きとはあのことだろう。
俺にとっては,登場人物の誰に感情移入すればよいのかわからない物語なのだが(強いていえば,脇役のレコード会社の社員だろうか。彼らには同情しますね),きっとあの世代の女性の心になにかしら響くところがあるのだろう。それとも,TVシリーズの「24」みたいなもので,もう面白くはないんだけど,なんだか最終回までつきあわずにはいられない,という気分なのか(それはそれで大したものである)。誰か俺にわかるように説明してくれないかしらん?
2008年5月 7日 (水)
ハチワンダイバー 7 (ヤングジャンプコミックス)
[a]
柴田 ヨクサル / 集英社 / 2008-05-02
2008年5月 3日 (土)
夜、海へ還るバス (アクションコミックス)
[a]
森下 裕美 / 双葉社 / 2008-04-28
結婚を控えた若い女性の心の揺れを描いた作品。
シリアスなストーリーマンガに転じた森下裕美の二作目。前作「大阪ハムレット」は大変な評判になり,大きな賞も取ったが,こちらのほうがさらに上だと思う。この著者にはどこか凄く冷ややかなところがあって(アザラシの出てくるほのぼのギャグマンガの頃からすでにそうだった),大好きにはなれないのだが,このマンガにはもう降参である。すごい。
最終話,主人公にとってのファム・ファタールである5Fの奥さんがマンションを去る場面と,病室で横たわる主人公に対して婚約者が「あの女はおそろしい」云々と呟く場面とが重なる。5Fの女は陽光の中に立っており,いっぽう主人公のアップからベッド脇の婚約者へとカメラが切り返すと,病室の窓から差し込む光が逆光になって,婚約者の表情は影に沈んでいる。上手いなあ。マンガ家や映画監督がこういう演出を考える時は,きっと創造主になった気分だろう。
俺はまだ本気出してないだけ 2 (IKKI COMICS)
[a]
青野 春秋 / 小学館 / 2008-04-26
良いタイトルだなあ。
闇金ウシジマくん 11 (ビッグコミックス)
[a]
真鍋 昌平 / 小学館 / 2008-04-26
2008年4月29日 (火)
うちの妻ってどうでしょう? 1 (1) (アクションコミックス)
[a]
福満 しげゆき / 双葉社 / 2008-04-28
著者得意の身辺雑記マンガ。
日々の些末な事柄が,いったいなぜこんなに面白いのか? 読み終えて考えるに,著者があちこちで発露する劣等感は,俺が日常的に感じている小さな不安や溜息を思い切り拡大したものであって(「何か...なんというかバックボーンになるような...そーいったものが僕にはない」とか),だからこそ共感しつつも安心して笑えるんじゃないか,と。
だから,このマンガを読んでもさっぱり面白くない,どこで笑えばいいのかわからない,という人が,きっとたくさんいるんじゃないかと思う。そこにも,ここにも,あそこにも。仕事で会う人々の中には「最初の会社を辞めてMBA取りました」なんていう超前向きな若い人がたくさんいて,ときどき自分は人一倍つまらなーい奴だと痛感し,どんよりした気分になるのである。
もっとも,他人の経歴や肩書は馬鹿にしてもいけないし,あまり買いかぶってもいけない。大学院に入ったばかりのころ,アルバイト先の女子大のパソコン教室の奥で,俺は同僚の院生と小声で,しかし熱い論争を闘わせていた。その様子を教室の入り口のあたりで眺めている学生がいたのだが,声を掛けてくることもなく,いつの間にか立ち去った。あとで教員に聞いたところ,その女の子は大学院志望で,院受験にあたり大学院生に相談に乗ってもらおうとしていたのだが,我々があまりに真剣に議論しているのを見て,やっぱり私には研究なんて無理です,あんな風にディスカッションすることなんて出来そうにありません,と意気消沈して去っていた由であった。俺は呆然とした。パソコンを使った講義の際,我々アシスタントは机を巡回して学生の肩越しにディスプレイをのぞき込むが,その学生が巨乳だった場合は胸の谷間をのぞき込むような形になる,その視線に当の女の子は気が付くものだろうか? いやチラッと見るのはむしろ礼儀のうちなのではないか? と我々は延々論争していたのである。
さざんかさっちゃん
[a]
林正之 / 角川(メディアワークス) / 2008-04-25
時事ギャグマンガ。なんだか薄っぺらい感じ。
2008年4月28日 (月)
エマ 10巻 (BEAM COMIX)
[a]
森 薫 / エンターブレイン / 2008-04-25
最終巻。脇役のおっちょこちょいなメイド・ターシャさんは,後輩がブルジョアの玉の輿に乗るのを,涙ながらに祝福するのであった。うーん,いい奴だなあ。
2008年4月20日 (日)
インドへ馬鹿がやって来た
[a]
山松 ゆうきち / 日本文芸社 / 2008-03
貸本マンガ時代にデビューした古参漫画家が,なぜかインドにわたってヒンディー語訳のマンガを出版するという体験記。しかも出版したのは平田弘史「血だるま剣法」という,ものすごく通向けの劇画である。もちろん,売れるわけがない。いったいなにを考えておられるのか。。。
番線―本にまつわるエトセトラ (ウンポコ・エッセイ・コミックス)
[a]
久世 番子 / 新書館 / 2008-03-27
面白い。。。
アオイホノオ 1 (ヤングサンデーコミックス)
[a]
島本 和彦 / 小学館 / 2008-02-05
おさんぽ大王3 (ビームコミックス文庫)
[a]
須藤 真澄 / エンターブレイン / 2008-03-22
おさんぽ大王4 (ビームコミックス文庫)
[a]
須藤 真澄 / エンターブレイン / 2008-03-22
コミック昭和史(5)太平洋戦争後半 (講談社文庫)
[a]
水木 しげる / 講談社 / 1994-10-05
2008年4月 6日 (日)
コーヒーもう一杯 IV (ビームコミックス)
[a]
山川 直人 / エンターブレイン / 2008-03-24
地球の生活 (BEAM COMIX)
[a]
山川 直人 / エンターブレイン / 2008-03-24
金田夫妻
[a]
けら えいこ / 幻冬舎 / 2008-03
旧作の寄せ集め。別に買うほどのことはなかった。。。
カラスヤサトシ 3 (アフタヌーンKC)
[a]
カラスヤ サトシ / 講談社 / 2008-03-21
萌道 (バンブー・コミックス)
[a]
カラスヤ サトシ / 竹書房 / 2008-03-21
デトロイト・メタル・シティ 5 (ジェッツコミックス)
[a]
若杉 公徳 / 白泉社 / 2008-03-28
グーグーだって猫である
[a]
大島 弓子 / 角川書店 / 2000-07
グーグーだって猫である〈2〉
[a]
大島 弓子 / 角川書店 / 2002-12
グーグーだって猫である (3)
[a]
大島 弓子 / 角川書店 / 2007-05
ぼく、オタリーマン。3
[a]
よしたに / 中経出版 / 2008-03-22
ダーリンは外国人 with BABY
[a]
小栗 左多里,トニー・ラズロ / メディアファクトリー / 2008-03-12
なんでかしらんが,買っちゃった。。。
ナッちゃん東京編 1―下町鉄工所奮闘記 (ジャンプコミックスデラックス)
[a]
たなか じゅん / 集英社 / 2008-04-04
21巻続いた鉄工所マンガ「ナッちゃん」の番外編。
シャーリー (Beam comix)
[a]
森 薫 / エンターブレイン / 2003-02
アラベスク (1) 第1部上 (白泉社文庫)
[a]
山岸 凉子 / 白泉社 / 1994-12
アラベスク (2) 第一部 下巻 (白泉社文庫)
[a]
山岸 凉子 / 白泉社 / 1994-12
アラベスク (3) 第2部 上巻 白泉社文庫
[a]
山岸 凉子 / 白泉社 / 1994-12
アラベスク (4) (白泉社文庫)
[a]
山岸 凉子 / 白泉社 / 1994-12
牧神の午後 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)
[a]
山岸 凉子 / メディアファクトリー / 2008-03-27
竹光侍 4 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
[a]
松本 大洋,永福 一成 / 小学館 / 2008-03-28
コミック昭和史(6)終戦から朝鮮戦争 (講談社文庫)
[a]
水木 しげる / 講談社 / 1994-10-05
コミック昭和史(7)講和から復興 (講談社文庫)
[a]
水木 しげる / 講談社 / 1994-11-04
コミック昭和史(8)高度成長以降 (講談社文庫)
[a]
水木 しげる / 講談社 / 1994-11-04
5巻を入手できず,飛ばして読んでいる。
ハチワンダイバー 1 (ヤングジャンプコミックス)
[a]
柴田 ヨクサル / 集英社 / 2006-12-19
ハチワンダイバー 2 (ヤングジャンプコミックス)
[a]
柴田 ヨクサル / 集英社 / 2007-03-19
ハチワンダイバー 3 (ヤングジャンプコミックス)
[a]
柴田 ヨクサル / 集英社 / 2007-06-19
ハチワンダイバー 4 (ヤングジャンプコミックス)
[a]
柴田 ヨクサル / 集英社 / 2007-09-19
ハチワンダイバー 5 (ヤングジャンプコミックス)
[a]
柴田 ヨクサル / 集英社 / 2007-12-19
ハチワンダイバー 6 (ヤングジャンプコミックス)
[a]
柴田 ヨクサル / 集英社 / 2008-03-19
ヤング・ジャンプ連載,真剣師(賭け将棋のプロ)の世界に身を投じた青年が主人公。評判になるだけあって,なるほど,これは面白い。
俺は将棋について全く無知なので,「君の玉には詰めろがかかって受けるのも一手一手の寄りだ」なんて台詞があっても,なんのことだかさっぱりわからないのだが,それでも物語の上でのニュアンスは理解できるし,ストレスを感じない。不思議なものだなあ。
2008年3月 9日 (日)
エマ (3) (Beam comix)
[a]
森 薫 / エンターブレイン / 2003-11-25
エマ (4) (Beam comix)
[a]
森 薫 / エンターブレイン / 2004-05-26
エマ (5) (ビームコミックス)
[a]
森 薫 / エンターブレイン / 2005-03-31
エマ (6) (Beam comix)
[a]
森 薫 / エンターブレイン / 2005-08-31
エマ (7) (Beam comix)
[a]
森 薫 / エンターブレイン / 2006-05-25
すっかりはまってしまった。別にメイドさんに関心はないのだが,「無口で美人で眼鏡で照れ屋」というのは,かなりキますね。。。
ビームコミックス エマ 8巻(通常版)
[a]
森 薫 / エンターブレイン / 2007-03-26
エマ 9巻 (BEAM COMIX)
[a]
森 薫 / エンターブレイン / 2007-09-25
この二冊は番外編であった。
2008年3月 2日 (日)
ドロヘドロ 11 (BIC COMICS IKKI)
[a]
林田 球 / 小学館 / 2008-02-29
おさんぽ大王1 (ビームコミックス文庫)
[a]
須藤 真澄 / エンターブレイン / 2008-02-23
おさんぽ大王2巻 (ビームコミックス文庫)
[a]
須藤 真澄 / エンターブレイン / 2008-02-23
エンターブレイン(旧アスキーのエンタメ部門)がコミックスの文庫を創刊,その第一弾。
エマ (1) (Beam comix)
[a]
森 薫 / エンターブレイン / 2002-08-26
エマ (2) (Beam comix)
[a]
森 薫 / エンターブレイン / 2003-02
数年前に大ヒットしたマンガ。ついに手を出してしまった。考えてみたら,これもエンターブレインの雑誌だ。やるなあ。
強気な小心者ちゃん リターンズ!
[a]
鈴木ともこ / メディアファクトリー / 2008-01-17
2008年2月24日 (日)
シグルイ 10 (チャンピオンREDコミックス)
[a]
山口 貴由 / 秋田書店 / 2008-02-20
これは面白い。。。
配達あかずきん ─ 成風堂書店事件メモ (1) (ウィングス・コミックス)
[a]
久世 番子,大崎 梢 / 新書館 / 2008-02-22
書店勤務の経験を綴って人気を呼んだマンガ家さんが,原作付きで描いたストーリーマンガ。こんな心優しい美人揃いの本屋さんがあったら,要らん本買っちゃいますね。
機動旅団八福神 7巻 (BEAM COMIX)
[a]
福島 聡 / エンターブレイン / 2008-02-25
不思議な少年(6) (モーニング KC)
[a]
山下 和美 / 講談社 / 2008-02-22
蟲師(9) (アフタヌーンKC)
[a]
漆原 友紀 / 講談社 / 2008-02-22
もやしもん(6) (イブニングKC)
[a]
石川 雅之 / 講談社 / 2008-02-22
2008年2月19日 (火)
さよなら絶望先生(12) (講談社コミックス)
[a]
久米田 康治 / 講談社 / 2008-02-15
2008年2月17日 (日)
舞姫(テレプシコーラ) (4) (MFコミックス―ダ・ヴィンチシリーズ)
[a]
山岸 凉子 / メディアファクトリー / 2003-06-23
舞姫 5―テレプシコーラ (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)
[a]
山岸 凉子 / メディアファクトリー / 2003-12-22
舞姫(テレプシコーラ) (6) (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)
[a]
山岸 凉子 / メディアファクトリー / 2004-08-23
舞姫 7―テレプシコーラ (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)
[a]
山岸 凉子 / メディアファクトリー / 2005-03-23
舞姫(テレプシコーラ) (8) (MFコミックス―ダ・ヴィンチシリーズ)
[a]
山岸 凉子 / メディアファクトリー / 2005-11-22
舞姫 9―テレプシコーラ (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)
[a]
山岸 凉子 / メディアファクトリー / 2006-07-22
舞姫 10―テレプシコーラ (MFコミックス)
[a]
山岸 凉子 / メディアファクトリー / 2007-01-23
少女マンガは苦手なのだが,さすがに一時代を画した作家はちがう。。。これを途中まで読んでやめるのは難しい。
ヴィリ (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)
[a]
山岸凉子 / メディアファクトリー / 2007-10-23
味をしめて買い込んだ新作。これはなんというか,ちょっと面白可笑しいです。
2008年2月11日 (月)
舞姫 1―テレプシコーラ (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)
[a]
山岸 凉子 / メディアファクトリー / 2001-06
舞姫(テレプシコーラ) (2) (MFコミックス―ダ・ヴィンチシリーズ)
[a]
山岸 凉子 / メディアファクトリー / 2001-12
舞姫(テレプシコーラ) (3) (MFコミックス―ダ・ヴィンチシリーズ)
[a]
山岸 凉子 / メディアファクトリー / 2002-10-23
2008年2月 7日 (木)
大奥 (第2巻) (JETS COMICS (4302))
[a]
よしなが ふみ / 白泉社 / 2006-11-29
大奥 第3巻 (ジェッツコミックス)
[a]
よしなが ふみ / 白泉社 / 2007-12-20
性役割が逆転している架空の江戸時代。奢侈に耽る大奥(全員男性)の改革に着手した八代将軍吉宗(女性)は,将軍家の秘められた過去に驚愕する。なんと,春日局は女性だったのだ! そこで舞台は寛永年間に移り,正史には残らない男たちの涙を描き出す。という。。。
こう書いているとなにがなんだかわからなくなってくるが,とにかく大変に面白い。奇妙な設定の下,いけしゃあしゃあとベタベタな物語を展開してみせるのだが,その背後には性役割についてのラディカルな問題意識があるように思う。将軍吉宗が,なぜ自分の公的な名前は男性であるのか,そうでないと間が抜けた感じがするのはなぜだろうか,と自省するところなど,実に渋い。著者はBL系の売れっ子マンガ家なので,これまで手が出なかったのだが(美男子の裸体など見たくないです),これはすごい,もっと早く気が付くべきであった。
2008年2月 3日 (日)
バトルガール (リュウコミックス)
[a]
伊藤 明弘 / 徳間書店 / 2008-01-19
昔のマンガの復刊。90年代初頭のOVAのコミカライズだそうだ。絵柄が生硬でものすごく読みにくい。プロのマンガ家は一朝一夕になれるものではないということですね。
大奥 (第1巻) (JETS COMICS (4301))
[a]
よしなが ふみ / 白泉社 / 2005-09-29
これは面白い。。。
闇金ウシジマくん 10 (ビッグコミックス)
[a]
真鍋 昌平 / 小学館 / 2008-01-30
ラブやん(9) (アフタヌーンKC)
[a]
田丸 浩史 / 講談社 / 2008-01-23
生活 1
[a]
福満 しげゆき / 青林工藝舎 / 2008-01
2008年1月29日 (火)
くらしのいずみ (ヤングキングコミックス)
[a]
谷川 史子 / 少年画報社 / 2008-01-28
著者はたしか通好みな少女漫画家だと思う。若い夫婦の愛と信頼を甘く歌い上げる短編連作。非常に苦手なタイプのマンガなのだが,もうとにかく上手いのなんの,読みやすく,絵柄が美しく,台詞が繊細で,男も女も実に魅力的である。よく知らないけど,90年代少女漫画の精髄!という感じであった。
アジ玉。〈3〉
[a]
黒川 あづさ / 中央公論新社 / 2008-01
バングラデシュの人と国際結婚した女性マンガ家によるエッセイコミック。「インド夫婦茶碗」の流水りんこさんが切り開いたジャンルだと思うけれど,これはこれでちょっと面白い。最終巻とのこと。
2008年1月27日 (日)
よい子への道
[a]
おかべ りか / 福音館書店 / 1995-10-10
年明けに読んだのだが,ここに書くのを忘れていた。渋谷の児童書専門店「ちえの木の実」で購入。歴史と伝統を誇るあの福音館書店の絵本シリーズに(「ぐりとぐら」ですぜお母さん),なんとマンガがあるとは知らなかった。それもちょっと一筋縄ではいかない一コママンガである。なにしろ一頁目は,「学校へ持っていってはいけないもの:その一,ことばづかいの悪い石」(小さな石が周囲の子どもたちを罵倒しているマンガ)。シュールだ。。。親世代が爆笑するのはいいとして,子どもの反応が知りたいところだ。
2008年1月20日 (日)
この世界の片隅に 上 (アクションコミックス)
[a]
こうの 史代 / 双葉社 / 2008-01-12
下巻が待ち遠しい。。。
まだ旅立ってもいないのに
[a]
福満 しげゆき / 青林工芸舎 / 2003-07
平田弘史傑作選 1 介錯 (ニチブンコミック文庫 HH 1)
[a]
平田 弘史 / 日本文芸社 / 2007-05
平田弘史傑作選 2 無惨 (ニチブンコミック文庫 HH 2)
[a]
平田 弘史 / 日本文芸社 / 2007-06
モリのアサガオ 7―新人刑務官と或る死刑囚の物語 (アクションコミックス)
[a]
郷田 マモラ / 双葉社 / 2007-07-03
2008年1月13日 (日)
失われた時を求めて フランスコミック版 第1巻 コンブレー
[a]
ステファヌ・ウエ,マルセル・プルースト / 白夜書房 / 2007-11-20
年始に読んだのだが,書くのを忘れていた。プルーストを読んだことがないので良し悪しは分からないが,絵柄も美しく,楽しめる内容であった。本家のほうも読んでみようか,という気にさせられた。
版元の名前に驚いた(「写真時代」「パチンコ必勝ガイド」のあの白夜書房である)。最近はアダルト向け出版を子会社のコアマガジンに移し,一般書にシフトしているのだそうだ。売れるといいですね。
モリのアサガオ―新人刑務官と或る死刑囚の物語 (5) (ACTION COMICS)
[a]
郷田 マモラ / 双葉社 / 2006-07-28
モリのアサガオ―新人刑務官と或る死刑囚の物語 (6) (ACTION COMICS)
[a]
郷田 マモラ / 双葉社 / 2006-12-26
その後のツレがうつになりまして。
[a]
細川 貂々 / 幻冬舎 / 2007-11
2008年1月 7日 (月)
ワイルダネス 6 (サンデーGXコミックス)
[a]
伊藤 明弘 / 小学館 / 2007-12
こんなつまらん人生にも,それなりにいろいろ思い悩むところある次第で,そうした諸般の都合により,読む本といったらもうマンガばっかし。
いや,「ワイルダネス」は面白いですけどね。この銃撃戦の鮮やかさ,ジョン・ウーにだって負けない。もう最高,とホレボレしつつも,やれやれ,他人のつくったものを喜んで消費して,こうやって人生をやり過ごすわけか,と少々気が滅入るのである。
花輪和一初期作品集
[a]
花輪 和一 / 青林工芸舎 / 2007-10
ぼく、オタリーマン。2 [a]
よしたに / 中経出版 / 2007-08-31
モリのアサガオ―新人刑務官と或る死刑囚の物語 (1) (ACTION COMICS)
[a]
郷田 マモラ / 双葉社 / 2004-12-06
モリのアサガオ―新人刑務官と或る死刑囚の物語 (2) (ACTION COMICS)
[a]
郷田 マモラ / 双葉社 / 2005-04-28
モリのアサガオ―新人刑務官と或る死刑囚の物語 (3) (ACTION COMICS)
[a]
郷田 マモラ / 双葉社 / 2005-08-27
モリのアサガオ―新人刑務官と或る死刑囚の物語 (4) (ACTION COMICS)
[a]
郷田 マモラ / 双葉社 / 2006-02-25
2007年12月29日 (土)
僕の小規模な生活(1) (KCデラックス モーニング)
[a]
福満 しげゆき / 講談社 / 2007-12-21
この人の自叙マンガ「僕の小規模な失敗」について,当時誰かが「この情けなさは金がとれる!」と評していて,言い得て妙だと笑ってしまった。その後この人は全国紙の書評欄で絶賛され,メジャー誌で複数の連載を持つ売れっ子になった。こうなってしまうと,肝心の情けなさも半減し,ひょっとしたらつまんなくなっちゃうんじゃないかなあ,と思っていた。
この本はモーニング連載をまとめたもので,前作よりますます面白くなっていることに驚かされる。これが才能というものなんだろうなあ。
都営住宅の隣室の老人が姿を見せなくなり,ベランダからのぞき込むと窓が開きっぱなしになっていて,玄関ドアの郵便受けからは異臭とともに小バエが出てくる。これは孤独死ではないかと気を揉んで,ベランダ経由で忍び込もうかとあれこれメンタル・シミュレーションを繰り返し,思い迷ったあげく警察に匿名で通報する(もちろん氏名を尋ねられ,答えないわけにもいかなくなる)。何人もの警官が押し寄せ大事になってしまい,これでもし何事もなかったらどうしようかと惑乱し,思わず隣室に向かって手をあわせ「頼む!死んでいてくれ!」 爆笑してしまったが,よく考えてみると,こういうちょっとした可笑しさは我々の日常の中に溢れているものだ。しかしそれをこのように形にするには,やはりある種の才能が必要なのだと思う。
GUNSLINGER GIRL 9 (電撃コミックス)
[a]
相田 裕 / メディアワークス / 2007-11-27
EDEN(17) (アフタヌーンKC)
[a]
遠藤 浩輝 / 講談社 / 2007-12-21
団地ともお 11 (ビッグコミックス)
[a]
小田 扉 / 小学館 / 2007-12
ここんところ柄にもなく忙しくて,マンガしか読めないありさまだった。なんだかなあ。
2007年12月22日 (土)
おいピータン!!(10) (ワイドKC Kiss)
[a]
伊藤 理佐 / 講談社 / 2007-12-13
トロイメライ
[a]
島田 虎之介 / 青林工藝舎 / 2007-07
さよなら絶望先生(11) (講談社コミックス)
[a]
久米田 康治 / 講談社 / 2007-12-17
未来町内会(3) (講談社コミックス)
[a]
野中 英次 / 講談社 / 2007-12-17
新吼えろペン 9 (サンデーGXコミックス)
[a]
島本 和彦 / 小学館 / 2007-12
2007年12月 9日 (日)
ぼく、オタリーマン。[a]
よしたに / 中経出版 / 2007-03-15
個人ブログの単行本化。売れているらしい。ふうん。
花輪 和一 / 小学館 / 2007-11-30
著者お得意の中世怪奇絵巻と,著者が銃刀法違反で捕まるまでの経緯が並行して描かれるという,実にアバンギャルドな構成のマンガ,その最終巻。護送車の中で警官に,この経験をマンガに描けばいいよ,と云われる場面があるのだが,ほんとかしらん。案外そういう雰囲気なのか。
駅から5分 1 (クイーンズコミックス)
[a]
くらもち ふさこ / 集英社 / 2007-11-19
2007年12月 2日 (日)
デトロイト・メタル・シティ 4 (ジェッツコミックス)
[a]
若杉 公徳 / 白泉社 / 2007-11-29
PLUTO 5 (ビッグコミックス)
[a]
浦沢 直樹 / 小学館 / 2007-11-30
わたしたちの好きなもの (BEAM COMIX)
[a]
安永 知澄/河井 克夫/上野 顕太郎/しりあがり 寿 / エンターブレイン / 2007-09-25
2007年11月28日 (水)
おかめ日和(2) (KCデラックス BE LOVE)
[a]
入江 喜和 / 講談社 / 2007-11-13
バーバーハーバーNG (KCデラックス) [a]
小池田 マヤ / 講談社 / 2007-11-22
この作者が以前週刊モーニングで連載していた「バーバーハーバー」は4コマのストーリーマンガで,毎回ある特定のコマで登場人物がある決まった台詞を口にするという,よく考えてみると大変なルールの下で描かれていた。作者の職人芸に感心し,単行本を全部買いそろえてしまったものである。
この本は,その後web上で連載した後日譚をまとめたもの。どうやら相当気合いが入った企画だったようで,webの特性を生かしたいろいろな試みがなされている。しかし皮肉なもので,本だと大変読みにくく,理解しにくい。
webでも課金していたようだが,それほど多くのユーザがいたとは思えない。おそらくは単行本の売り上げのほうが大きいのではないかと思う。だからこれでは本末転倒なんじゃないか,と思うのだが,それをあえて試みるくらいに,版元もマンガ家も,紙媒体への危機意識を持っているのだろう。
星降る夜は千の眼を持つ (BEAM COMIX)
[a]
上野 顕太郎 / エンターブレイン / 2007-11-26
作者は,時に面白さを犠牲にしてまで,前衛的なギャグを追求している人。
マンガに時々登場していた奥さんが,数年前に急逝していたそうである。知らなかった。
2007年11月18日 (日)
あたしンち 第13巻
[a]
けら えいこ / KADOKAWA(メディアファクトリー) / 2007-11
ドロヘドロ 10 (BIC COMICS IKKI)
[a]
林田 球 / 小学館 / 2007-07-30
少し前に読んだが,書くのを忘れていた。
阿佐谷腐れ酢学園 エマニエル編 (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)
[a]
SABE / ワニマガジン社 / 2007-10-31
この人のマンガをはじめて読んだとき,この人にはなにか特別なところがある,いつかメジャー誌で大ヒットを飛ばすに違いない,と俺は確信した。エロマンガから純粋なギャグに移行した最初の作品「Beautiful money」は,随分粗っぽい四コマだったけど,たしかに斬新な才能の煌めきがあった。ペンギンを目の敵にする若い女とか,強姦魔の前に現れて「若い人はいいですね」と愚痴る中年男とか,無意味に淫乱なアライグマとか,突き刺さるような可笑しさがあったと思う。
それが10年くらい前の話だ。この人はその後,人気マンガ家と結婚して離婚し(その人気マンガ家は別の有名人と結婚して離婚し,また結婚し,いまや不動の人気を得ている),東京から北海道に移住し,連載をいくつかはじめて,途中で終わらせた。
俺はこの人のマンガがいまでも好きなのだけれど,結局この人は人気作家にはならなかったし,これからもたぶんそうならないだろうと思う。いまこの人が月刊アフタヌーンでやっている連載を読むと,それはそれで面白いんだけど,少し胸が痛む。なぜ才能だけでは十分でなかったのだろうか。
2007年11月 8日 (木)
極道めし 2 (アクションコミックス)
[a]
土山 しげる / 双葉社 / 2007-10-27
刑務所の雑居房の男たちが,正月のおせち料理を賭け,かつて食った美味いものを競う,という設定。それぞれの思い出話から人生模様が浮かび上がるという,実に素晴らしいアイデアのマンガである。
双葉社って不思議な出版社だ。旗艦誌「漫画アクション」はいまいち誰が読むのかはっきりしない感じの雑誌で,経営的にも決して楽ではなさそうなのだが,こうの史代といい「大阪ハムレット」といい,時々こういう光り輝く作品を放つ。いまはぱっとしなくても,いつかの日か再び「クレヨンしんちゃん」級の大ヒットを飛ばすかも,と思わせるなにかがある。その秘密はどこにあるのだろうか。
アップルシード (3) (MF文庫)
[a]
士郎 正宗 / メディアファクトリー / 2001-08
平田弘史傑作選 3 鬼刃 (ニチブンコミック文庫 HH 3)
[a]
平田 弘史 / 日本文芸社 / 2007-07
俺はまだ本気出してないだけ 1 (IKKI COMICS)
[a]
青野 春秋 / 小学館 / 2007-10-30
インド夫婦茶碗 (10) (ぶんか社コミックス)
[a]
流水 りんこ / ぶんか社 / 2007-10-31
ナッちゃん 21 (ジャンプコミックスデラックス)
[a]
たなか じゅん / 集英社 / 2007-04-04
最終巻。
2007年11月 1日 (木)
竹光侍 3 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
[a]
松本 大洋,永福 一成 / 小学館 / 2007-10-30
ドロヘドロ 9 (BIC COMICS IKKI)
[a]
林田 球 / 小学館 / 2007-01-30
2007年10月28日 (日)
ムーたち(2) (モーニング KC)
[a]
榎本 俊二 / 講談社 / 2007-10-23
お父さんの人相は数コマごとに意味もなく変貌する。登場人物は数字に対して異常な執着を示す。などなど,読む者を不安にさせる要素が一杯詰まった怪作であった。連載が2巻で終わるのも,残念だけどやむを得ないという気がする。
ヴィンランド・サガ(5) (アフタヌーンKC)
[a]
幸村 誠 / 講談社 / 2007-10-23
とりぱん(4) (ワイドKC モーニング)
[a]
とりの なん子 / 講談社 / 2007-10-23
2007年10月21日 (日)
ドロヘドロ 8 (BIC COMICS IKKI)
[a]
林田 球 / 小学館 / 2006-05-30
BLACK LAGOON 7 (サンデーGXコミックス)
[a]
広江 礼威 / 小学館 / 2007-10-19
2007年10月17日 (水)
劇画信長公記 1 (SPコミックス)
[a]
平田 弘史 / リイド社 / 2007-09-26
ドロヘドロ 7 (BIC COMICS IKKI)
[a]
林田 球 / 小学館 / 2005-10-28
今日の早川さん [a]
coco / 早川書房 / 2007-09-07
本好き向けの4コマ。ブログ連載だそうだ。意外に面白かった。
登場人物はみな若い女の子で,濃ゆーいSFマニアの早川さん,なにかと知識をひけらかす岩波さん,ラノベ好きの富士見さん,滅多に見かけない国生さん(←国書刊行会),ホラー好きの帆掛さん。最後の人だけうまい語呂合わせがつくれなかったのかと思ったのだが,いま調べたら,創元推理文庫のホラーには帆掛船のマークがついている由。恐れ入りました。
ほかにキャラクターを作れないかなあ,とひとしきり考えた。時代小説好きでひねくれ者の矢来さん,外国の偉い人と会うのが大好きな牛尾さん,文章を書くのは好きだが読むのは嫌いな新風さん。うーん,どうも品がないなあ。
2007年10月14日 (日)
アップルシード (2) (Comic borne)
[a]
士郎 正宗 / 青心社 / 1985-11
2007年10月 5日 (金)
さよなら絶望先生(10) (講談社コミックス)
[a]
久米田 康治 / 講談社 / 2007-09-14
ドロヘドロ 5 (BIC COMICS IKKI)
[a]
林田 球 / 小学館 / 2004-08-30
ドロヘドロ 6 (BIC COMICS IKKI)
[a]
林田 球 / 小学館 / 2005-02-28
OL進化論(27) (ワイドKC モーニング)
[a]
秋月 りす / 講談社 / 2007-09-21
18年連載していて,クオリティが全然落ちない。偉大な作家だ。
レッド(1) (KCデラックス イブニング )
[a]
山本 直樹 / 講談社 / 2007-09-21
小学館IKKI誌連載だそうだ。セクシャルな描写が全く無い。この作者の新しい挑戦なのだろう。
連合赤軍の活動家たちの群像劇。この巻は,羽田空港で火炎瓶を投げるエピソードからはじまり,銃砲店を襲うところで終わる。よく知らないけど,史実にかなり忠実であるような印象をうける。リーダー格の「谷口」と「赤城」が,坂口弘と永田洋子であろうか。
大東京トイボックス(2) (バーズコミックス)
[a]
うめ / 幻冬舎 / 2007-09-22
連載誌を講談社から幻冬舎に移籍して,その第二巻。
講談社で出た旧刊は品切れだったのだが,こちらも幻冬舎から再刊された。損益分岐点がちがうんでしょうね。ともあれ,個人的に気に入っているマンガなので,再刊自体は喜ばしい限りである。
ところが本屋で見たら,再刊本の裏表紙に載せられた短いあらすじが,中身と全く食い違っている。幻冬舎の書籍担当者は,内容をきちんと読んでいなかったのだろう。
それはそれでいいじゃないか,とは思う。丁寧に製品をつくるのも商売だし,開発コストをかけずに次々と新製品を繰り出すのもまた商売だ。でも,もし講談社で版を重ねていればこんな目にも遭わずに済んだだろうなあ,と思うと,ちょっと切ない。
(いま調べたら回収騒ぎになっているらしい。新宿駅の大きな書店で平積みだったんだけどなあ)
よつばと! 7 (電撃コミックス)
[a]
あずま きよひこ / メディアワークス / 2007-09-27
もっけ(7) (アフタヌーンKC)
[a]
熊倉 隆敏 / 講談社 / 2007-09-21
盆堀さん (BEAM COMIX)
[a]
いましろ たかし / エンターブレイン / 2007-09-25
アップルシード (1) (MF文庫)
[a]
士郎 正宗 / メディアファクトリー / 2001-06
本屋で見つけて購入。文庫化されていたとは知らなかった。
たしか「攻殻機動隊」の単行本が出たばかりの時に,六本木の青山ブックセンターの突き当たり右の壁際に士郎正宗のマンガがずらりと揃っていて,この「アップルシード」を立ち読みで全読破した覚えがある。いま調べたら,おそらく1991年。うわあ,バブル末期の話だ。。。つい昨日のことのようなのに。
2007年9月12日 (水)
ドロヘドロ 2 (BIC COMICS IKKI)
[a]
林田 球 / 小学館 / 2002-09
ドロヘドロ 3 (BIC COMICS IKKI)
[a]
林田 球 / 小学館 / 2003-06-30
ドロヘドロ 4 (BIC COMICS IKKI)
[a]
林田 球 / 小学館 / 2004-01-30
闇金ウシジマくん 9 (ビッグコミックス)
[a]
真鍋 昌平 / 小学館 / 2007-08-30
黒田・三十六計 7 (SPコミックス)
[a]
平田 弘史 / リイド社 / 2007-07-26
2007年8月30日 (木)
しろねこくんDX
[a]
べつやく れい / 小学館 / 2007-08-08
新吼えろペン 8 (サンデーGXコミックス)
[a]
島本 和彦 / 小学館 / 2007-08-17
ドロヘドロ 1 BIC COMICS IKKI
[a]
林田 球 / 小学館 / 2002-01
シグルイ 9 (チャンピオンREDコミックス)
[a]
山口 貴由 / 秋田書店 / 2007-08-21
2007年8月12日 (日)
海獣の子供 1 (IKKI COMIX)
[a]
五十嵐 大介 / 小学館 / 2007-07-30
海獣の子供 2 (IKKI COMIX)
[a]
五十嵐 大介 / 小学館 / 2007-07-30
2007年8月 9日 (木)
カボチャの冒険 (バンブー・コミックス)
[a]
五十嵐 大介 / 竹書房 / 2007-07-30
2007年8月 2日 (木)
ラブやん(8) (アフタヌーンKC)
[a]
田丸 浩史 / 講談社 / 2007-07-23
先週読んでいたのだが,書くのを忘れていた。
団地ともお 10 (ビッグコミックス)
[a]
小田 扉 / 小学館 / 2007-07-30
2007年7月29日 (日)
毎日かあさん4 出戻り編
[a]
西原 理恵子 / 毎日新聞社 / 2007-07-20
機動旅団八福神 6巻 (BEAM COMIX)
[a]
福島 聡 / エンターブレイン / 2007-07-25
2007年7月22日 (日)
おうちがいちばん 2 (バンブー・コミックス)
[a]
秋月 りす / 竹書房 / 2007-07-17
さよなら絶望先生(9) (講談社コミックス)
[a]
久米田 康治 / 講談社 / 2007-07-17
女いっぴき猫ふたり 2 (アクションコミックス)
[a]
伊藤 理佐 / 双葉社 / 2007-07-17
この人には,自宅を建てるまでの悲喜こもごもを描いた「やっちまったよ一戸建て」という名エッセイマンガがあるのだが,その有名な一戸建てを売ってしまって,またマンションに引っ越したのだそうだ。うわー。。。おしどり夫婦で売ってたタレントが,突如離婚するようなものだなあ。
2007年7月15日 (日)
Rozen Maiden 2 (バーズコミックス)
[a]
PEACH-PIT / 幻冬舎 / 2003-12-24
片づかないので読了にしておくが,実のところ1巻の後半のあたりで挫折し,あとはぱらぱらとめくっただけ。
人気のあるマンガだというので試しに手にとってみたのだが,絵柄にも設定にもついていけず,不本意ながら挫折してしまった。ある種の少女マンガと同じく,なんというか,身体が受け付けないのである。なんでもこのマンガ,いまの外務大臣がお読みになっておられたそうだが,うーん,マンガ好きという評判は本当なんだなあ。
2007年7月 7日 (土)
わにとかげぎす(4)<完> (ヤンマガKCスペシャル)
[a]
古谷 実 / 講談社 / 2007-07-06
まんが極道 (BEAM COMIX)
[a]
唐沢 なをき / エンターブレイン / 2007-05-25
トモネン
[a]
大庭 賢哉 / 宙出版 / 2004-12
好みにあわなくて読み飛ばしたが,好きなひとは好きだろうと思う。
2007年7月 1日 (日)
もやしもん(5) (イブニングKC)
[a]
石川 雅之 / 講談社 / 2007-06-22
Amazon Web Serviceの調子がおかしい... それとも仕様が変わったのだろうか? 参るなあ。
2007年6月15日 (金)
未来町内会(2) (講談社コミックス)
[a]
野中 英次 / 講談社 / 2007-06-15
2007年6月 3日 (日)
竹光侍 2 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
[a]
松本 大洋,永福 一成 / 小学館 / 2007-05-30
闇金ウシジマくん 8 (ビッグコミックス)
[a]
真鍋 昌平 / 小学館 / 2007-05-30
ニートでフリーターにして30過ぎ,社会から徹底的に切り離された孤独で無気力な青年像を,これでもかこれでもか,と描いているマンガ。読むべき作品だと思うけれど,こういう下流社会物語って,いまやひとつの商品カテゴリになってしまっているなあ,と考えさせられる。
2007年5月27日 (日)
猫谷
[a]
花輪 和一 / 青林工藝舎 / 2007-05
とりぱん(3) (ワイドKC モーニング)
[a]
とりの なん子 / 講談社 / 2007-05-23
暁星記(7) (モーニング KC)
[a]
菅原 雅雪 / 講談社 / 2007-05-23
これは面白い。。。
2007年5月20日 (日)
さよなら絶望先生(8) (講談社コミックス)
[a]
久米田 康治 / 講談社 / 2007-04-17
海街diary 1 蝉時雨のやむ頃
[a]
吉田 秋生 / 小学館 / 2007-04-26
良い作品だということはよくわかるんだけど,どうしても好きになれないタイプのマンガ。
鎌倉とか茅ヶ崎とか,風情のある町が物語の舞台になっているだけで,ちょっとうんざりしてしまうのである。荒川区でも葛飾区でも多摩市でも八王子市でも,饐えた匂いのする暗渠の脇や冷え冷えとした団地でも,子どもは大きくならなければならないし人は生きていかなければならないのに。まあ,八つ当たりだけどさ。
2007年5月13日 (日)
入江喜和「杯気分! 肴姫」(4)(5)(6)(7)。主人公は下町の小料理屋の若きおかみさんで,流れ者の医者と恋に落ちるが,悩んだ末,過疎地に赴任していく男についていくのではなく,店を守ることを選ぶ(その決断は,彼女が小料理屋の店構えを見上げるカットで簡潔に示される。とても美しい場面だ)。で,別れの日,旅立つ男と一緒に軽口叩きながら歩き,東向島の駅の近くでおむすびを渡して,じゃあね,と精一杯の笑顔で手を振ってみせる,そのアップですとんと完結する。このマンガ,モーニング連載時にはそんなに気にしていなかったのだが,このラストシーンを目にして,これは粋な締めくくり方だなあと感心し,作者の名前を覚えたのである。
ところが,このたびようやく入手した単行本によれば,笑顔のアップはラストシーンどころか,その回の最終頁でさえない。連載は93年頃,もう15年近く前だから,曖昧なのも当然だが,それにしても,記憶というのはずいぶんあてにならないものだ。
2007年5月 8日 (火)
わにとかげぎす(3) (ヤンマガKCスペシャル)
[a]
古谷 実 / 講談社 / 2007-05-02
2007年5月 6日 (日)
パレスチナ
[a]
ジョー サッコ / いそっぷ社 / 2007-04
2007年5月 3日 (木)
ナルミさん愛してる―その他の短篇 (BEAM COMIX)
[a]
山川 直人 / エンターブレイン(角川GP) / 2007-04-25
2002年に少年画報社から出た本の復刊だそうだ。こんなに良い作品なのに,あっというまに絶版になったというんだから,本というのはわからないものだ。
おかめ日和 (KCデラックス BE LOVE)
[a]
入江 喜和 / 講談社 / 2007-04-13
女性コミック誌に連載していたらしい。全然気が付かなかった。
デトロイト・メタル・シティ 3 (ジェッツコミックス)
[a]
若杉 公徳 / 白泉社 / 2007-04-27
不成仏霊童女 続 (ぶんか社コミックス)
[a]
花輪 和一 / ぶんか社 / 2007-02-28
できるかなクアトロ (SPA COMICS)
[a]
西原 理恵子 / 扶桑社 / 2007-04-25
新吼えろペン 7 (サンデーGXコミックス)
[a]
島本 和彦 / 小学館 / 2007-04-19
セクシーボイスアンドロボ #2 (BIC COMICS IKKI)
[a]
黒田 硫黄 / 小学館 / 2003-02
2007年4月28日 (土)
入江喜和「杯気分! 肴姫」(1)(2)(3)。このblogの書影や書誌情報はamazonから引っ張ってきているので,この3冊は表示できない。
入江喜和さんは,名もない市民の哀歓を描かせたらピカイチのマンガ家で,「のんちゃんのり弁」で主人公のバツイチ女性が小料理屋を辞めるくだりなど,何度読んでも感心する。最近はすっかり寡作になってしまい,残念でならない。
このマンガはたしか著者の初連載作。単行本はとっくに絶版で,ながらく古本屋とオークションを探し回っていたのだが,このたびオンデマンド版で復刊された。販売元のコンテンツワークス社は,講談社と小学館が共同で立ち上げた会社だと思う。面白いもので,奥付にある発行所は講談社のままである。なるほど,版権は移動していないんですね。
読みたかった本をようやく手に入れることができて嬉しいし,こういう復刊サービスがあるのは素晴らしいとは思うけれど,一冊1000円近くするのは,ちょっと複雑な気分である。暇な大人向けの新商売にひっかかってしまった,という気がしないでもない。うーむ。
私家版魚類図譜 (KCデラックス モーニング)
[a]
諸星 大二郎 / 講談社 / 2007-03-23
コーヒーもう一杯 III (3)
[a]
山川 直人 / エンターブレイン(角川GP) / 2007-04-25
EDEN(16) (アフタヌーンKC)
[a]
遠藤 浩輝 / 講談社 / 2007-04-23
カラスヤサトシ(2) (アフタヌーンKC)
[a]
カラスヤ サトシ / 講談社 / 2007-04-23
インド夫婦茶碗 (9) (ぶんか社コミックス)
[a]
流水 りんこ / ぶんか社 / 2007-04-30
2007年4月20日 (金)
極道めし 1 (アクションコミックス)
[a]
土山 しげる / 双葉社 / 2007-02-10
刑務所の雑居房で,男たちが「かつて食った旨い飯」自慢話を競う,という設定。アイデアが素晴らしい!
鈴木先生 2 (アクションコミックス)
[a]
武富 健治 / 双葉社 / 2007-02-28
きっと面白がる人がいるだろうし,その気持ちもわかるけど,俺にはこのマンガ,体質的にあわない。とにかく奇妙なマンガ。
チナミの風景 (IKKI COMICS)
[a]
野本 明照 / 小学館 / 2007-03-30
松本大洋を子供向けにしたような絵柄で,筋は死ぬほど甘ったるい。
Sink 1 (バンブー・コミックス)
[a]
いがらし みきお / 竹書房 / 2002-04
Sink 2 (バンブー・コミックス)
[a]
いがらし みきお / 竹書房 / 2004-12-18
2007年4月 9日 (月)
御緩漫玉日記 3巻 (Beam comix)
[a]
桜 玉吉 / エンターブレイン / 2007-04-05
この人の鬱マンガは,もう芸の域を少し超えてしまっていて,人の病気を娯楽として消費しているような,つらい気分になってしまう。早く健康になって復帰してもらいたいものだ。
鈴木先生 (1) (ACTION COMICS)
[a]
武富 健治 / 双葉社 / 2006-08-11
これ,面白い。。。のかなあ? 俺にはよくわからない。
2007年4月 3日 (火)
カラスヤサトシ (アフタヌーンKC)
[a]
カラスヤ サトシ / 講談社 / 2006-08-23
2007年3月31日 (土)
GUNSLINGER GIRL 8
[a]
相田 裕 / メディアワークス / 2007-03-27
シグルイ 8 (チャンピオンREDコミックス)
[a]
山口 貴由 / 秋田書店 / 2007-03-20
団地ともお 9 (ビッグコミックス)
[a]
小田 扉 / 小学館 / 2007-03-30
2007年3月28日 (水)
大東京トイボックス(1) (バーズコミックス)
[a]
うめ / 幻冬舎 / 2007-03-24
掲載誌を講談社から幻冬舎に移しての1巻目。ちょっと読者層が若めになった感じだけど,連載が続いてなによりである。
HELLSING 1 (ヤングキングコミックス)
[a]
平野 耕太 / 少年画報社 / 1998-09
大地獄城・血だるま力士
[a]
平田 弘史 / 青林工藝舎 / 2007-02
2007年3月23日 (金)
団地ともお 8 (ビッグコミックス)
[a]
小田 扉 / 小学館 / 2006-09-30
2007年3月18日 (日)
団地ともお 2 (ビッグコミックス)
[a]
小田 扉 / 小学館 / 2004-06-30
団地ともお 3 (ビッグコミックス)
[a]
小田 扉 / 小学館 / 2004-11-30
団地ともお 4 (ビッグコミックス)
[a]
小田 扉 / 小学館 / 2005-03-30
団地ともお 5 (ビッグコミックス)
[a]
小田 扉 / 小学館 / 2005-07-29
団地ともお 6 (ビッグコミックス)
[a]
小田 扉 / 小学館 / 2005-12-26
団地ともお 7 (ビッグコミックス)
[a]
小田 扉 / 小学館 / 2006-04-27
街角花だより (アクションコミックス)
[a]
こうの 史代 / 双葉社 / 2007-03-12
2007年3月 6日 (火)
団地ともお(1) ビッグコミックス
[a]
小田 扉 / 小学館 / 2004-02-28
2007年3月 4日 (日)
レイモンド 1 (ドラゴンコミックス 56-5)
[a]
田丸 浩史 / KADOKAWA(富士見書房) / 2007-03-01
田丸浩史ファン向けの一冊でした。。。なんだかなあ。
米吐き娘 1 (イブニングKC)
[a]
古林 海月 / 講談社 / 2005-01-21
著者は公務員の出身だそうで,役所の描写に妙なリアリティがあった。
(被)警察24時 (マンサンコミックス)
[a]
小田 扉 / 実業之日本 社 / 2002-12
話の終盤で唐突に犯人と刑事の記憶が入れ替わってしまうのだけれど,その設定はちょっとしたギャグにつながるだけで,本筋に生かされることなく放置されてしまう。何考えてんだかわからない,そのいい加減さがとても面白い。これはやはり,一種の才能なのだろうなあ,と感心する。
時事ネタ
[a]
とり・みき / 文藝春秋 / 2007-02
「オール読物」連載。読んで面白いマンガではない。
2007年2月26日 (月)
もやしもん(3) (イブニングKC)
[a]
石川 雅之 / 講談社 / 2006-05-23
もやしもん(4) (イブニングKC)
[a]
石川 雅之 / 講談社 / 2006-12-22
キャンパスを舞台にしたマンガには確実な需要があるようだが,個人的にはどうも関心が持てなくて,サークルがどうとかこうとか書いてあるだけでもう読む気が失せるのである。所詮子どもの遊びじゃないですか。というわけで,これも好みのマンガとはいえないのだが,面白いことは確かだ。なるほど,人気があるわけだなあ。
ヴィンランド・サガ(4) (アフタヌーンKC)
[a]
幸村 誠 / 講談社 / 2007-02-23
さよなら絶望先生(7) (講談社コミックス)
[a]
久米田 康治 / 講談社 / 2007-02-16
蟲師(8) (アフタヌーンKC)
[a]
漆原 友紀 / 講談社 / 2007-02-23
2007年2月14日 (水)
機動旅団八福神 5巻 (ビームコミックス)
[a]
福島 聡 / エンターブレイン / 2007-01-27
もやしもん(1) (イブニングKC)
[a]
石川 雅之 / 講談社 / 2005-05-23
もやしもん(2) (イブニングKC)
[a]
石川 雅之 / 講談社 / 2005-10-21
2007年2月12日 (月)
闇金ウシジマくん 7 (ビッグコミックス)
[a]
真鍋 昌平 / 小学館 / 2007-01-30
三十三間堂外伝 (プレイコミックエクストラ)
[a]
平田 弘史 / 秋田書店 / 2006-06-20
2007年1月30日 (火)
ヒミズ(3) (ヤンマガKCスペシャル)
[a]
古谷 実 / 講談社 / 2002-04-30
ヒミズ(4)<完> (ヤンマガKCスペシャル)
[a]
古谷 実 / 講談社 / 2002-07-03
未来町内会(1) (講談社コミックス)
[a]
野中 英次 / 講談社 / 2007-01-17
闇金ウシジマくん 6 (ビッグコミックス)
[a]
真鍋 昌平 / 小学館 / 2006-10-30
大阪ハムレット 2 (アクションコミックス)
[a]
森下 裕美 / 双葉社 / 2007-01-12
OL進化論(26) (ワイドKC モーニング)
[a]
秋月 りす / 講談社 / 2007-01-23
榎本俊二のカリスマ育児 (akita essay collection)
[a]
榎本 俊二 / 秋田書店 / 2007-01
おんなの窓
[a]
伊藤 理佐 / 文藝春秋 / 2007-01
りさちゃん大集合!! (Action comics)
[a]
伊藤 理佐 / 双葉社 / 2000-01
新吼えろペン 6 (サンデーGXコミックス)
[a]
島本 和彦 / 小学館 / 2007-01-19
おいピータン!!(9) (ワイドKC Kiss)
[a]
伊藤 理佐 / 講談社 / 2007-01-12
ナッちゃん 20 (ジャンプコミックスデラックス)
[a]
たなか じゅん / 集英社 / 2007-01-04
こうやってなんの目当てもなくマンガと新書ばっかり読んで,いったいどうするんだろうかと思う。
2006年12月31日 (日)
コミック昭和史 (第1巻) 関東大震災~満州事変
[a]
水木 しげる / 講談社 / 1994-08-01
コミック昭和史 (第2巻) 満州事変~日中全面戦争
[a]
水木 しげる / 講談社 / 1994-08-01
コミック昭和史(3)日中全面戦争~太平洋戦争開始 (講談社文庫)
[a]
水木 しげる / 講談社 / 1994-09-05
コミック昭和史(4)太平洋戦争前半 (講談社文庫)
[a]
水木 しげる / 講談社 / 1994-09-05
書くのを忘れていた。しばらく前から読んでいる本。
2006年12月30日 (土)
男ロワイヤル (F×COMICS)
[a]
小田 扉 / 太田出版 / 2004-02-20
闇金ウシジマくん 2 (ビッグコミックス)
[a]
真鍋 昌平 / 小学館 / 2005-07-29
闇金ウシジマくん 3 (ビッグコミックス)
[a]
真鍋 昌平 / 小学館 / 2005-10-28
闇金ウシジマくん 4 (ビッグコミックス)
[a]
真鍋 昌平 / 小学館 / 2006-03-30
闇金ウシジマくん 5 (ビッグコミックス)
[a]
真鍋 昌平 / 小学館 / 2006-08-30
竹光侍 1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
[a]
松本 大洋,永福 一成 / 小学館 / 2006-12
ムーたち(1) (モーニング KC)
[a]
榎本 俊二 / 講談社 / 2006-12-22
ヒミズ(2) (ヤンマガKCスペシャル)
[a]
古谷 実 / 講談社 / 2001-12-26
わにとかげぎす(2) (ヤンマガKCスペシャル)
[a]
古谷 実 / 講談社 / 2006-12-28
PLUTO 4 (ビッグコミックス)
[a]
浦沢 直樹 / 小学館 / 2006-12-26
2006年12月21日 (木)
そっと好かれる (F×COMICS)
[a]
小田 扉 / 太田出版 / 2002-08
江豆町―ブリトビラロマンSF
[a]
小田 扉 / 太田出版 / 2004-06
この二冊,久々に大笑い。面白い。。。
ヒミズ 1 (ヤンマガKC)
[a]
古谷 実 / 講談社 / 2001-07-13
2006年12月17日 (日)
よつばと! (6) (電撃コミックス)
[a]
あずま きよひこ / メディアワークス / 2006-12-16
さよなら絶望先生(6) (講談社コミックス)
[a]
久米田 康治 / 講談社 / 2006-12-15
闇金ウシジマくん 1 (ビッグコミックス)
[a]
真鍋 昌平 / 小学館 / 2004-07-30
2006年12月13日 (水)
片目の軍師―井上靖・原作「風林火山」より (20世紀漫画叢書)
[a]
平田 弘史 / 少年画報社 / 2006-11-27
ツレがうつになりまして。
[a]
細川 貂々 / 幻冬舎 / 2006-03
シグルイ 7 (チャンピオンREDコミックス)
[a]
山口 貴由 / 秋田書店 / 2006-10-20
インド夫婦茶碗 (8) (ぶんか社コミックス)
[a]
流水 りんこ / ぶんか社 / 2006-11-30
わにとかげぎす(1) (ヤンマガKCスペシャル)
[a]
古谷 実 / 講談社 / 2006-09-06
追い立てられるような毎日で,本を読むどころではない。。。
2006年12月 6日 (水)
シグルイ 6 (チャンピオンREDコミックス)
[a]
山口 貴由 / 秋田書店 / 2006-04-20
2006年11月30日 (木)
シグルイ 4 (チャンピオンREDコミックス)
[a]
山口 貴由 / 秋田書店 / 2005-06-20
シグルイ 5 (チャンピオンREDコミックス)
[a]
山口 貴由 / 秋田書店 / 2005-11-19
こ,これは確かに面白いわ。。。世間で評判になったものは,一応は手にとってみないといけないなあ,と痛感した。
2006年11月26日 (日)
シグルイ 2 (チャンピオンREDコミックス)
[a]
山口 貴由 / 秋田書店 / 2004-06-24
シグルイ 3 (チャンピオンREDコミックス)
[a]
山口 貴由 / 秋田書店 / 2005-01-20
2003年から連載しているらしい。これは面白い。。。不覚であった。
2006年11月25日 (土)
ラブやん(7) (アフタヌーンKC)
[a]
田丸 浩史 / 講談社 / 2006-11-22
電車の中で読んでいて,かなり恥ずかしかった。
もっけ(6) (アフタヌーンKC)
[a]
熊倉 隆敏 / 講談社 / 2006-11-22
シグルイ 1 (チャンピオンREDコミックス)
[a]
山口 貴由 / 秋田書店 / 2004-01-22
魔女 第2集 (IKKI COMICS)
[a]
五十嵐 大介 / 小学館 / 2005-01-28
これは,すごいなあ。。。
2006年11月19日 (日)
魔女 第1集 (IKKI COMICS)
[a]
五十嵐 大介 / 小学館 / 2004-04-30
あくまで個人的な好みの話だけれど,この人と黒田硫黄のマンガは,100%好きにはなれない。ありあまる才能がじゃばじゃばと垂れ流されているのをみると,世の中にマンガ家志望者はたくさんいるだろうに,神様は残酷だなあ,と落ち着かなくなるのである。
Rozen Maiden 1 (バーズコミックス)
[a]
PEACH-PIT / 幻冬舎 / 2003-03
BLACK LAGOON 6 (サンデーGXコミックス)
[a]
広江 礼威 / 小学館 / 2006-11-17
2006年11月18日 (土)
デトロイト・メタル・シティ (1) (JETS COMICS (246))
[a]
若杉 公徳 / 白泉社 / 2006-05-29
デトロイト・メタル・シティ (2) (JETS COMICS (271))
[a]
若杉 公徳 / 白泉社 / 2006-10-27
好きな道には才能がないのに,嫌いな分野でなぜか大成功してしまった青年を巡るコメディ。面白い。
ワイルダネス 5 (サンデーGXコミックス)
[a]
伊藤 明弘 / 小学館 / 2006-11-17
いやあ,素晴らしいなあ。。。
2006年11月12日 (日)
ディエンビエンフー (100%コミックス)
[a]
西島 大介 / 角川書店 / 2005-08-26
晴れた日に絶望が見える―あびゅうきょ作品集 (バーズコミックススペシャル)
[a]
あびゅうきょ / 幻冬舎 / 2003-02
著者がなにを考えておるのかはわからんが,美少女と戦闘機が大好きな人であることはよくわかった。
2006年11月 6日 (月)
文鳥様と私 (8) (あおばコミックス)
[a]
今 市子 / あおば出版 / 2006-10-28
2006年11月 5日 (日)
あたしンち (12)
[a]
けら えいこ / メディアファクトリー / 2006-11-02
暴れん坊本屋さん(3) (ウンポコ・エッセイ・コミックス3)
[a]
久世 番子 / 新書館 / 2006-10-25
まほおつかいミミッチ 3 (IKKI COMICS)
[a]
松田 洋子 / 小学館 / 2006-10-30
2006年10月30日 (月)
イキガミ―魂揺さぶる究極極限ドラマ (2) (ヤングサンデーコミックス)
[a]
間瀬 元朗 / 小学館 / 2006-04-05
感動!超感動!涙なしには読めない感動作!とどこかで紹介されていたので読んでみた。ヤングサンデー連載。
最初のエピソード(1巻)はこうだ。学校でのいじめの経験を抱え,社会に適応できない若者が,一念発起し同級生に復讐してまわったあげく,同じようにいじめられている中学生に「勇気を出して戦え」云々と説教して死ぬ。中学生はその後教室で机を振りまわして抵抗し,無事いじめられっ子から脱出したのでした,ああよかったよかった,という話。
要するに,いじめられたくなかったら努力しろ,それでもいじめられるのならそれはあなたが悪い,というわけだ。リアルタイムの当事者にとって,これは一種のセカンドレイプであろう。この種の糞のような物語を,我々は日々無神経に消費しているわけである。ただただ虚しい。世の中は全く進歩しないのかもしれない。
ヴィンランド・サガ(3) (アフタヌーンKC)
[a]
幸村 誠 / 講談社 / 2006-10-23
EDEN(15) (アフタヌーンKC)
[a]
遠藤 浩輝 / 講談社 / 2006-10-23
えの素トリビュート えの素トリビュート&他薦傑作集 (KCデラックス )
[a]
榎本 俊二,ゆかいな人びと / 講談社 / 2006-10-23
再婚一直線! 寿編 (Feelコミックス)
[a]
安彦 麻理絵 / 祥伝社 / 2006-10-25
鬼堂龍太郎・その生き様 4 (ヤングジャンプコミックス BJ)
[a]
田中 圭一 / 集英社 / 2006-10-19
真説 ザ・ワールド・イズ・マイン5巻 (ビームコミックス)
[a]
新井 英樹 / エンターブレイン / 2006-10-25
2006年10月22日 (日)
タマキトヨヒコ君殺人事件 (双葉文庫―名作シリーズ (さ-20-07))
[a]
さそう あきら / 双葉社 / 2006-10
イキガミ―魂揺さぶる究極極限ドラマ (1) (ヤングサンデーコミックス)
[a]
間瀬 元朗 / 小学館 / 2005-08-05
2006年10月 3日 (火)
パーマネント野ばら
[a]
西原 理恵子 / 新潮社 / 2006-09-28
暁星記(6) (モーニング KC)
[a]
菅原 雅雪 / 講談社 / 2006-07-21
赤い雪―勝又進作品集
[a]
勝又 進 / 青林工芸舎 / 2005-11
2006年9月24日 (日)
ヴィンランド・サガ(2) (アフタヌーンKC)
[a]
幸村 誠 / 講談社 / 2006-09-22
真説 ザ・ワールド・イズ・マイン 3巻 (ビームコミックス)
[a]
新井 英樹 / エンターブレイン / 2006-09-25
真説 ザ・ワールド・イズ・マイン 4巻 (ビームコミックス)
[a]
新井 英樹 / エンターブレイン / 2006-09-25
とりぱん 2 (ワイドKCモーニング)
[a]
とりの なん子 / 講談社 / 2006-09-22
アジ玉。―Asia‐no‐tamanokoshi。 (2)
[a]
黒川 あづさ / 中央公論新社 / 2006-09
2006年9月18日 (月)
さよなら絶望先生(5) (講談社コミックス)
[a]
久米田 康治 / 講談社 / 2006-09-15
2006年9月12日 (火)
美しき獣たち (HONWARAコミックス)
[a]
今 市子 / 朝日ソノラマ / 2006-08-25
ほとんど既読。やられた。。。
ナッちゃん 19 (ジャンプコミックスデラックス)
[a]
たなか じゅん / 集英社 / 2006-09-04
群青学舎 一巻 (ビームコミックス)
[a]
入江 亜季 / エンターブレイン / 2006-08-31
短編集。いかにもコミック・ビームに載っていそうなマンガであった。絵が上手くて,話の腰が弱い。
真説 ザ・ワールド・イズ・マイン (1)巻 (ビームコミックス)
[a]
新井 英樹 / エンターブレイン / 2006-08-31
真説 ザ・ワールド・イズ・マイン (2)巻 (ビームコミックス)
[a]
新井 英樹 / エンターブレイン / 2006-08-31
小学館版を全部持っているのに,つい買ってしまった。。。
サルまん サルでも描けるまんが教室 21世紀愛蔵版 上巻 (BIG SPIRITS COMICS)
[a]
相原 コージ,竹熊 健太郎 / 小学館 / 2006-08-28
サルまん サルでも描けるまんが教室 21世紀愛蔵版 下巻 (BIG SPIRITS COMICS)
[a]
相原 コージ,竹熊 健太郎 / 小学館 / 2006-08-28
これも再刊本。
2006年8月31日 (木)
ヴィンランド・サガ(1) (アフタヌーンKC)
[a]
幸村 誠 / 講談社 / 2006-08-23
「プラネテス」の作者の新作。いまは月刊誌で連載中だけど,最初数巻分は週刊少年マガジン連載だったのである。このマンガを週刊連載? 時間をかけて書き溜めておいたのだろうか。
家出のじかん
[a]
鴨居 まさね / 集英社 / 2006-05
最近のコミック書売り場では,こういう「女性マンガ家のエッセイマンガ,A5版,薄め」というのが目立つような気がする。なぜだろう。
きょうの猫村さん 1[a]
ほし よりこ / マガジンハウス / 2005-07-14
昨年かなり話題になった本だが,どこが面白いのか全然理解できず,放り出してあった。最後までめくってみたけど,やっぱりわからなかった。
新吼えろペン 5 (サンデーGXコミックス)
[a]
島本 和彦 / 小学館 / 2006-07-19
乱漫 (KCデラックス)
[a]
加藤 伸吉 / 講談社 / 2006-06-23
2006年8月 6日 (日)
GUNSLINGER GIRL 7
[a]
相田 裕 / 角川HD(アスキー・メディアワークス) / 2006-07-27
2006年7月24日 (月)
SWWEEET 1 (IKKI COMIX)
[a]
青山 景 / 小学館 / 2005-10-28
中学校の屋上で,幼なじみの女の子がいじめられているのを助けようとした少年が,女の子たちに逆に袋だたきにされた末,その幼なじみと無理矢理性交させられる,というのが導入部。山本直樹のマンガなら,その後気が狂うなり人殺しに及ぶなりするところだが,このマンガでは案外淡々と,ヤングアダルト小説的な展開に進んでいく。いったいどう考えればいいのか。
よにんぐらし 1 (バンブー・コミックス)
[a]
宇仁田 ゆみ / 竹書房 / 2005-05-17
竹書房一流のファミリーマンガ。スマートだし読みやすいし,良くできてるんだけど,その満たされた現状肯定ぶりに,正直なところちょっとサブイボ立ってしまう。
2006年7月23日 (日)
不思議な少年(5) (モーニング KC)
[a]
山下 和美 / 講談社 / 2006-07-21
2006年7月19日 (水)
うつうつひでお日記 (単行本コミックス)
[a]
吾妻 ひでお / 角川書店 / 2006-07-06
出版の当てもなく綴ったという日記マンガ。去年の各種漫画賞を総なめにした話題作「失踪日記」は,原稿をいったん別の会社の編集者に見せて,出版を断られていたのだそうである。コンテクストなしに生原稿をみるとなると,難しいものなのだろう。
スミレ 17歳!!(1) (講談社コミックス)
[a]
永吉 たける / 講談社 / 2006-02-17
スミレ 17歳!!(2) (講談社コミックス)
[a]
永吉 たける / 講談社 / 2006-06-16
設定をひとこと聞いただけで,ああそれは面白いかもしれないなあ,と思ってしまう物語があるものだが(ビリー・ワイルダーのコメディはたいていそうですね),そういう類のマンガ。友人に囲まれ明るい学園生活を送る女子高生スミレは,客観的にみれば腹話術の人形であって,その背中には髭面の謎の男が常にぴったりと寄り添っているのだが,周囲はあまりそれを気にしない,という設定。
魁!!クロマティ高校(17)<完> (講談社コミックス)
[a]
野中 英次 / 講談社 / 2006-07-14
最終巻。
女子高生 8 新装版 (アクションコミックス)
[a]
大島 永遠 / 双葉社 / 2006-07-12
2006年7月10日 (月)
さんさん録 (2) (ACTION COMICS)
[a]
こうの 史代 / 双葉社 / 2006-06-28
この人はどんどん成長している。この本でも新境地を開いていて,なんとも末恐ろしい。
女子高生 6 新装版 (アクションコミックス)
[a]
大島 永遠 / 双葉社 / 2006-01-28
女子高生 7 新装版 (アクションコミックス)
[a]
大島 永遠 / 双葉社 / 2006-03-11
2006年6月26日 (月)
東京トイボックス 2 (モーニングKC)
[a]
うめ / 講談社 / 2006-06-23
とても気に入っていたのだが,2巻分で打ち切りになってしまった。残念。
女子高生 4 新装版 (アクションコミックス)
[a]
大島 永遠 / 双葉社 / 2006-01-28
女子高生 5 新装版 (アクションコミックス)
[a]
大島 永遠 / 双葉社 / 2006-01-28
フルーツ (IKKI COMICS)
[a]
木葉 功一 / 小学館 / 2006-05-30
2006年6月18日 (日)
水精
[a]
花輪 和一 / ぶんか社 / 2006-06-12
逮捕前の作品の復刊。
さよなら絶望先生(4) (講談社コミックス)
[a]
久米田 康治 / 講談社 / 2006-06-16
女子高生 2 新装版 (アクションコミックス)
[a]
大島 永遠 / 双葉社 / 2006-01-12
女子高生 3 新装版 (アクションコミックス)
[a]
大島 永遠 / 双葉社 / 2006-01-12
2006年6月12日 (月)
女子高生 1 新装版 (アクションコミックス)
[a]
大島 永遠 / 双葉社 / 2006-01-12
なに読んでんだかなあ。暇なのか俺は。
凪渡り ― 及びその他の短篇 (九竜コミックス)
[a]
高浜 寛 / 河出書房新社 / 2006-03-16
2006年6月 9日 (金)
大阪ハムレット (1) (ACTION COMICS)
[a]
森下 裕美 / 双葉社 / 2006-05-12
2006年6月 7日 (水)
ナッちゃん 18 (ジャンプコミックスデラックス)
[a]
たなか じゅん / 集英社 / 2006-05-02
機動旅団八福神 4巻 (ビームコミックス)
[a]
福島 聡 / エンターブレイン / 2006-05-25
愛ある暮らし (Next comics)
[a]
耕野 裕子 / 宙出版 / 2006-05-18
2006年5月24日 (水)
ヨコハマ買い出し紀行 (14) (アフタヌーンKC (1176))
[a]
芦奈野 ひとし / 講談社 / 2006-05-23
12年続いたそうだ。信じられない。連載開始以来,雑誌で欠かさず読んでいたぞ。嘘だ,誰か嘘だといってくれ。
さよなら絶望先生(3) (講談社コミックス)
[a]
久米田 康治 / 講談社 / 2006-03-17
2006年5月15日 (月)
アンダーカレント アフタヌーンKCDX
[a]
豊田 徹也 / 講談社 / 2005-11-22
連載時に読んでいたのだが,気になったので買い直してしまった。良いような気もするし,それほどでもないような気もするし。
さよなら絶望先生(2) (講談社コミックス)
[a]
久米田 康治 / 講談社 / 2005-12-16
2006年5月 7日 (日)
よつばと! (5) (電撃コミックス (C102-5))
[a]
あずま きよひこ / メディアワークス / 2006-04-27
ある年の夏休みの一日一日を丁寧に描く,という連載。悪い人も悲惨な出来事も一切登場しない。世界は平穏と優しさに満ちており,女の子はみんな美人だ。読んでいるほうは気楽だけれど,こういう完全に閉じた世界をつくり出すのは,大変骨の折れることだろう。
さよなら絶望先生(1) (講談社コミックス)
[a]
久米田 康治 / 講談社 / 2005-09-16
ろくろく話を動かさず,コマに社会批評的なギャグを詰め込んでいくところ,松田洋子を水で薄めたような感じだ。少年マガジン連載。ひょっとすると最近の少年誌は読者の年齢層が高くなっているのかもしれない。
2006年4月27日 (木)
だめんず・うぉーかー〈10〉 (SPA! comics)
[a]
倉田 真由美 / 扶桑社 / 2006-04
わざわざ買うほどの本ではないのに。。。
新吼えろペン 4 (サンデーGXコミックス)
[a]
島本 和彦 / 小学館 / 2006-04
コーヒーもう一杯 II (2)
[a]
山川 直人 / エンターブレイン / 2006-04-24
独りでできるもん
[a]
森下 えみこ / メディアファクトリー / 2006-04-21
毎日かあさん3 背脂編
[a]
西原 理恵子 / 毎日新聞社 / 2006-04-27
2006年4月 9日 (日)
PLUTO (3) (ビッグコミック)
[a]
浦沢 直樹 / 小学館 / 2006-03-30
女いっぴき猫ふたり (ACTION COMICS)
[a]
伊藤 理佐 / 双葉社 / 2006-01-12
とりぱん 1 (1)[a]
とりの なん子 / 講談社 / 2006-03-23
2006年3月30日 (木)
怪力の母 3 (SPコミックス)
[a]
平田 弘史 / リイド社 / 2006-02-17
2006年3月27日 (月)
暴れん坊本屋さん(2) (ウンポコ・エッセイ・コミックス)
[a]
久世 番子 / 新書館 / 2006-03-25
週刊誌の発行日日付は実売日の15日先まで,月刊誌は45日先まで,という雑協の自主基準があるのだそうだ。へええ。
2006年3月25日 (土)
東京トイボックス 1 (モーニングKC)
[a]
うめ / 講談社 / 2006-03-23
弱小ゲーム会社を舞台にした青春ストーリー。ありがちな設定だし,ゲームにはまったく関心がないのだが,このマンガはとても面白い。連載時に全部読んでいるのだが,再読に耐える。きっと見せ方がうまいからだろう。
もっとも,舞台(秋葉原)や主人公の絵柄(ショートカット)に惹かれている面もある。中央通りの日通の前をカツカツ渡っていたり,昌平橋の鉄橋下にある雑居ビルの屋上で夜空を眺めたりしているところで,ちょっと胸が熱くなってしまうのである。
ラブやん(6) (アフタヌーンKC)
[a]
田丸 浩史 / 講談社 / 2006-03-23
鬼堂龍太郎・その生き様 3 (ヤングジャンプコミックス BJ)
[a]
田中 圭一 / 集英社 / 2006-03-17
もう涙が出るくらいに下品だ。。。
魁!!クロマティ高校(16) (講談社コミックス)
[a]
野中 英次 / 講談社 / 2006-03-17
EDEN(14) (アフタヌーンKC)
[a]
遠藤 浩輝 / 講談社 / 2006-03-23
2006年3月19日 (日)
さんさん録 (1) (ACTION COMICS)
[a]
こうの 史代 / 双葉社 / 2006-03-11
雨の学校や,迷子になった孫娘が歩く見知らぬ街角など,何気ない描写がとても美しい。この人,また腕を上げているよ。。。
BLACK LAGOON 5 (サンデーGXコミックス)
[a]
広江 礼威 / 小学館 / 2006-03-17
おいピータン!!(8) (ワイドKC Kiss)
[a]
伊藤 理佐 / 講談社 / 2006-03-13
2006年3月12日 (日)
黒田・三十六計 (6) (SPコミックス―時代劇シリーズ)
[a]
平田 弘史 / リイド社 / 2006-03-09
黒田官兵衛が荒木村重に監禁される話。
この一年で学んだことは数多いが,そのひとつは,人には趣味が必要だ,という点である。趣味がそのまま仕事だなんていうのは,よほど幸せなケースなのである。
歴史なんていいかもな。休みの日にはどこぞの寺だかに行って写真とって能書き垂れるわけだ。やれやれ。
2006年3月 1日 (水)
蟲師 (7) アフタヌーンKC (404)
[a]
漆原 友紀 / 講談社 / 2006-02-23
インド夫婦茶碗 (7) (ぶんか社コミックス)
[a]
流水 りんこ / ぶんか社 / 2006-02-28
2006年2月 5日 (日)
怪力の母 2 (SPコミックス)
[a]
平田 弘史 / リイド社 / 2006-01-20
戦国武将が村はずれのあばら屋の戸を開くと,武家の子でありながら芸術に執着する不肖の長男が,密かに笛を削っている。壁に掛けられた絵と彫刻の数々,どれも素人の域を超えている。緊迫する沈黙を父が破る。「弾いてみよ」「はい」二人は相対し,息子は自ら考案した六弦楽器を奏で,やおら歌い始める:
D 星は G なぜ A7 あるの D か
D 月は G なぜ Em 夜 A7 輝くの D か
D 風は G なぜ Em 吹くのか
D 夏は G なぜ A7 あつ D く 冬は G なぜ Em 寒いの D か
結局息子は出奔し,放浪の芸人として都に向かう。賊に襲われ身ぐるみを剥がれる際には:
G 我身 Bm 守らんと Em すればこ Em7/D そ
C 人の Bm7 歴史は Am 殺しの歴 D7 史
G 傷つけ Bm7 合いの Em 歴史では Em7/D なかったのか
ああ Bm7 我 Em/B は ああ Bm7 我 Em/B は Am7 フー D7/A フー
別にギャグではなく,著者はたぶん大真面目なのだが,どうしても噴き出さずにいられない。怪作である。
2006年2月 1日 (水)
かみちゅ! 1 (電撃コミックス)
[a]
鳴子 ハナハル,ベサメムーチョ / メディアワークス / 2006-01-27
なんとなく買っちゃったのだが,年齢層的に無理のある内容で,俺はいったいなにをしておるのかと思いながら読了。
2006年1月30日 (月)
御緩漫玉日記 (2) (ビームコミックス)
[a]
桜 玉吉 / エンターブレイン / 2006-01-30
うわあ。。。
2006年1月23日 (月)
もっけ(5) (アフタヌーンKC)
[a]
熊倉 隆敏 / 講談社 / 2006-01-23
2006年1月15日 (日)
弓道士魂 完全版 レジェンドコミックシリーズ7 (レジェンドコミックシリーズ―平田弘史作品 (7))
[a]
平田 弘史 / 星雲社 / 2006-01-11
昨年から次々と復刻されている平田弘史の劇画が書店の棚を占めており,それらの本がすべてうちの本棚にも並んでいるのをみるにつけ,正直,誰かに乗せられているのかなあ,などと反省していたのである。なぜ60~70年代の劇画をこんなに買い込まねばならんのか。ひょっとすると俺は良いカモではないのかと。
わたくしが悪うございました。まさにこの本に出会うために,わたくしは平田先生の本を忠実に買いそろえてきたのです。冒頭の見開きの病的なまでの迫力,狂気が狂気を呼びエスカレートする物語,屋敷が血の池に沈む(文字通り沈む!)幻想シーン,この作品こそは「薩摩義士伝」に並ぶ世紀の傑作,これはすごい,ほんとにすごい。
2006年1月 8日 (日)
再婚一直線! (Feelコミックス)
[a]
安彦 麻理絵 / 祥伝社 / 2005-12-05
しばらく前に読んだのだけど,書くのを忘れていた。
みつえ日記―女子〓パソコン事情 (1) (Honwara comics)
[a]
青木 光恵 / 朝日ソノラマ / 2005-12
失敗。買うことなかった。
口笛小曲集 (ビームコミックス)
[a]
山川 直人 / エンターブレイン / 2005-07-25
機動旅団八福神 3巻 (ビームコミックス)
[a]
福島 聡 / エンターブレイン / 2005-12-26
ナッちゃん 16 (ジャンプコミックスデラックス)
[a]
たなか じゅん / 集英社 / 2005-09-02
ナッちゃん 17 (ジャンプコミックスデラックス)
[a]
たなか じゅん / 集英社 / 2006-01-05
マット洗い機のモーターに水がかからないようにしないといけないんじゃないかと心配なのだが,その道のプロが描いているんだから,これでいいんだろうなあ。
2005年12月24日 (土)
GUNSLINGER GIRL 6
[a]
相田 裕 / 角川HD(アスキー・メディアワークス) / 2005-12-17
OL進化論(24) (ワイドKC モーニング)
[a]
秋月 りす / 講談社 / 2005-12-21
漫画家超残酷物語 (ビッグコミックススペシャル)
[a]
唐沢 なをき / 小学館 / 2005-11
新吼えろペン 3 (サンデーGXコミックス)
[a]
島本 和彦 / 小学館 / 2005-12-19
怪力の母 1 (SPコミックス)
[a]
平田 弘史 / リイド社 / 2005-12-16
無名の人々異色列伝
[a]
平田 弘史 / 青林工芸舎 / 2005-12
コーヒーもう一杯(1) (ビームコミックス)
[a]
山川 直人 / エンターブレイン / 2005-05-25
予想外に面白かった。
2005年12月 4日 (日)
まほおつかいミミッチ 2 (IKKI COMICS)
[a]
松田 洋子 / 小学館 / 2005-09-30
2005年11月30日 (水)
だめんず・うぉ~か~ (9) (SPA! comics)
[a]
倉田 真由美 / 扶桑社 / 2005-11
2005年11月26日 (土)
魁!!クロマティ高校 (15) 少年マガジンコミックス
[a]
野中 英次 / 講談社 / 2005-11-17
55歳の地図 (ニチブンコミックス)
[a]
黒咲 一人 / 日本文芸社 / 2005-05-19
まほおつかいミミッチ 1 (IKKI COMICS)
[a]
松田 洋子 / 小学館 / 2004-10-29
花喰幻燈機
[a]
三浦 靖冬 / ワニマガジン社 / 2005-09
さおり&トニーの冒険紀行 ハワイで大の字
[a]
小栗 左多里,トニー・ラズロ / ソニー・マガジンズ / 2005-11-25
またこの夫婦に貢いでしまった...
アジ玉。
[a]
黒川 あづさ / 中央公論新社 / 2005-11
2005年11月14日 (月)
オクタゴニアン (1) (カドカワコミックスAエース)
[a]
杉浦 守,大塚 英志 / 角川書店 / 2005-08-26
あとがきのみ格調高く,あとはつまらない。
みなみけ(1) (ヤンマガKCスペシャル)
[a]
桜場 コハル / 講談社 / 2004-11-05
「あずまんが大王」を水で薄めたようなもの。いずれにしろ,ネクタイ締めたおっさんが読むマンガではなかった。。。
2005年11月13日 (日)
僕の小規模な失敗
[a]
福満 しげゆき / 青林工芸舎 / 2005-09
暗く冴えない,徹底的に負け組な青春のドロドロを,これでもかというくらいに赤裸々に描いた自叙的マンガ。ああここに俺の青春が描かれている,と感傷にひたる人がきっと大勢いるだろう。
しかし想像するに,いったんこの疾風怒濤の時期を乗り越え自意識を飼い慣らし,過去をいったんフィルタにかけて,はじめてこういう作品が可能になるんだろうと思う。マンガ家を目指してある時期を費やした人は大勢いるだろうけど,その時期をくぐり抜けてこういう視点を持てる人は,たぶんとても少ない。その意味で,これは勝ち組のマンガだ。
残酷なものだなあ。物語を創るというのはつくづく残酷なものだと思う。
文具天国 (てんとう虫コミックス〔スペシャル〕)
[a]
そにしけんじ / 小学館 / 2004-03-27
2005年11月11日 (金)
つっこみドン!! (Cue comics)
[a]
田中 圭一 / イースト・プレス / 1998-03-01
これはさすがに,ちょっと...
2005年11月10日 (木)
ドクター秩父山だっ!! (ぶんか社コミックス)
[a]
田中 圭一 / ぶんか社 / 2005-10-31
諸怪志異 (3) 鬼市 (アクションコミックス)
[a]
諸星 大二郎 / 双葉社 / 1999-10-29
2005年11月 6日 (日)
昆虫物語 ピースケの冒険
[a]
田中 圭一 / アスペクト / 2005-10-31
あたしンち(11)
[a]
けら えいこ / メディアファクトリー / 2005-11-04
2005年10月30日 (日)
ドクター秩父山 (ぶんか社コミックス)
[a]
田中 圭一 / アスペクト / 2005-10-31
営業ものがたり
[a]
西原 理恵子 / 小学館 / 2005-10-26
2005年10月23日 (日)
鬼堂龍太郎・その生き様 1 (ヤングジャンプコミックス BJ)
[a]
田中 圭一 / 集英社 / 2005-04-19
鬼堂龍太郎・その生き様 2 (ヤングジャンプコミックス BJ)
[a]
田中 圭一 / 集英社 / 2005-10-19
く,くだらない。。。
暴れん坊本屋さん (1) (ウンポコ・エッセイ・コミックス)
[a]
久世 番子 / 新書館 / 2005-09-22
「白い犬とワルツを」のくだりで爆笑。
いばらの王 (6) (ビームコミックス)
[a]
岩原 裕二 / エンターブレイン / 2005-10-24
御用金 (レジェンドコミックシリーズ―平田弘史作品 (6))
[a]
平田 弘史 / マガジン・ファイブ / 2005-09
2005年10月21日 (金)
文鳥様と私 7 (あおばコミックス 513 動物シリーズ)
[a]
今 市子 / あおば出版 / 2005-10-15
諸怪志異 (1) 異界録 (アクションコミックス)
[a]
諸星 大二郎 / 双葉社 / 1989-05
諸怪志異 (2) 壺中天 (アクションコミックス)
[a]
諸星 大二郎 / 双葉社 / 1991-02
2005年10月16日 (日)
諸怪志異 4 燕見鬼 (4) (アクションコミックス)
[a]
諸星 大二郎 / 双葉社 / 2005-10-12
2005年10月 6日 (木)
EDEN(13) (アフタヌーンKC)
[a]
遠藤 浩輝 / 講談社 / 2005-09-21
かいしゃいんのメロディー 残業編 (バンブー・コミックス)
[a]
大橋 ツヨシ / 竹書房 / 2005-04-07
アニメ店長 2 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
[a]
島本 和彦 / 一迅社 / 2005-09-24
なにもこんな本を買わなくても...反省。
2005年9月26日 (月)
千利休
[a]
清原 なつの / 本の雑誌社 / 2004-12
烈願記 (平田弘史傑作選 (昭和43年))
[a]
平田 弘史 / 青林工芸舎 / 2005-09
平田弘史の昭和四十年代作品集,第三巻。売れ行きが良いようで,さらに続刊を出す由。
2005年9月20日 (火)
赤い文化住宅の初子 (F×COMICS)
[a]
松田 洋子 / 太田出版 / 2003-06
モーニングに「薫の秘話」を連載していた人。その後,こんなアーティスティックな漫画を描いていたとは。
2005年9月 4日 (日)
よつばと! (4) (電撃コミックス (C102-4))
[a]
あずま きよひこ / メディアワークス / 2005-08-27
鳴呼!栄冠は君には輝かない (双葉文庫―ひさいち文庫)
[a]
いしい ひさいち / 双葉社 / 2005-08
サイバラ茸
[a]
西原 理恵子 / 講談社 / 2002-06-26
これは買うことなかった。失敗。
ヤング田中K一 (ニチブンコミックス)
[a]
田中 圭一 / 日本文芸社 / 2005-07-22
自伝的エッセイマンガ。いっちゃなんだけど,これまでに読んだ田中圭一の本のなかで一番面白かった。
オールナイトライブ (5) (Beam comix)
[a]
鈴木 みそ / エンターブレイン / 2001-05
おとなのしくみ (3) (Beam comix)
[a]
鈴木 みそ / エンターブレイン / 2000-11
間違えて買った本。やれやれ。
コミック 銭 1巻 (Beam comix)
[a]
鈴木 みそ / エンターブレイン / 2003-09-26
情報マンガ。つまんない...
マリアナ伝説 (3) (ドラゴンコミックス)
[a]
田丸 浩史,ゆうき まさみ / 角川書店 / 2005-08-01
魁!!クロマティ高校(14) (講談社コミックス)
[a]
野中 英次 / 講談社 / 2005-08-17
愛がなくても喰ってゆけます。
[a]
よしなが ふみ / 太田出版 / 2005-04-16
グルメマンガだが,紹介される店のほとんどが阿佐ヶ谷近辺の飲み屋なのが泣かせる。俺は三食コーンフレークで済ませてしまうような実につまらない男なので,あれが美味いとかこれがどうだとか聞かされてもあまり関心が持てない。うーん。
それから,これは俺の本じゃないけど,さきほど「NANA」13巻を読了。この人たちはもう少しセックスの回数を減らした方がよいのではなかろうか。
2005年7月30日 (土)
こんな日記つけてる場合ではないのだが,
オールナイトライブ (6) (Beam comix)
[a]
鈴木 みそ / エンターブレイン / 2002-06
叛逆の家紋 (平田弘史傑作選 (昭和46年~50年))
[a]
平田 弘史 / 青林工芸舎 / 2005-07
長い道 (Action comics)
[a]
こうの 史代 / 双葉社 / 2005-07-28
実に素晴らしいのだが,ヒロインがもうちょっと不細工に描かれているとより味わい深いのではないかと思った。
2005年7月25日 (月)
暁星記(5) (モーニング KC)
[a]
菅原 雅雪 / 講談社 / 2005-07-22
新吼えろペン 2 (サンデーGXコミックス)
[a]
島本 和彦 / 小学館 / 2005-07-19
BLACK LAGOON 4 (サンデーGXコミックス)
[a]
広江 礼威 / 小学館 / 2005-07-19
ヨコハマ買い出し紀行 13 (アフタヌーンKC)
[a]
芦奈野 ひとし / 講談社 / 2005-07-22
ワイルダネス 4 (サンデーGXコミックス)
[a]
伊藤 明弘 / 小学館 / 2005-07-19
バーバーハーバー (7) (ワイドKCモーニング (577))
[a]
小池田 マヤ / 講談社 / 2005-07-22
なにもかもうまくいかないことばかりだ。もう何年も何年もそんな具合で,仕方がないのでマンガばかり読んでいる。
2005年7月18日 (月)
敷居の住人 (1) (Beam comix)
[a]
志村 貴子 / エンターブレイン / 2000-09
敷居の住人 (2) (Beam comix)
[a]
志村 貴子 / エンターブレイン / 2000-07
中学生の恋愛群像劇だった。世界で一番関心の持てない話題だ。失敗した。
2005年7月15日 (金)
ジュゲム・ジュゲム (ワイドKC)
[a]
ケイケイ / 講談社 / 2002-01-09
オールナイトライブ (3) (Beam comix)
[a]
鈴木 みそ / エンターブレイン / 2001-05
2005年7月14日 (木)
おいピータン!!(7) (ワイドKC Kiss)
[a]
伊藤 理佐 / 講談社 / 2005-07-13
ジュゲム・ジュゲム(5) (ワイドKC)
[a]
ケイケイ / 講談社 / 2005-07-13
帰りの電車で読了。
2005年7月 6日 (水)
どうにかなる日々 (2) (F×COMICS)
[a]
志村 貴子 / 太田出版 / 2004-04
セクシャルな描写にも清潔感があって,ちょっと良い感じである。太田出版のMANGA EROTICSに連載していたらしい。
2005年7月 5日 (火)
大問題’05 (創元ライブラリ)
[a]
いしい ひさいち,峯 正澄 / 東京創元社 / 2005-06-23
どうにかなる日々 (1) (Fx COMICS)
[a]
志村 貴子 / 太田出版 / 2002-12
2005年7月 2日 (土)
インド夫婦茶碗 (6) (ぶんか社コミックス)
[a]
流水 りんこ / ぶんか社 / 2005-06-30
オールナイトライブ (2) (Beam comix)
[a]
鈴木 みそ / エンターブレイン / 2001-11
機動旅団八福神 (2巻) (Beam comix)
[a]
福島 聡 / エンターブレイン / 2005-06-25
2005年6月26日 (日)
枇杷の樹の下で
[a]
ユズキ カズ / 青林工芸舎 / 2001-09
2005年6月25日 (土)
オールナイトライブ (1) (Beam comix)
[a]
鈴木 みそ / エンターブレイン / 2001-11
ラブやん(5) (アフタヌーンKC)
[a]
田丸 浩史 / 講談社 / 2005-06-23
蟲師 (6) (アフタヌーンKC)
[a]
漆原 友紀 / 講談社 / 2005-06-23
2005年6月19日 (日)
駿河城御前試合―南条範夫原作集 (上) (レジェンドコミックシリーズ―平田弘史作品 (5))
[a]
平田 弘史 / マガジン・ファイブ / 2005-05
駿河城御前試合―南条範夫原作集 (下巻) (レジェンドコミックシリーズ―平田弘史作品 (5))
[a]
平田 弘史 / マガジン・ファイブ / 2005-06
2005年6月18日 (土)
インドな日々 (3) (Honwara comics)
[a]
流水 りんこ / 朝日ソノラマ / 2005-06
ひかりのまち (サンデーGXコミックス)
[a]
浅野 いにお / 小学館 / 2005-06-17
2005年6月17日 (金)
魁!!クロマティ高校(13) (講談社コミックス)
[a]
野中 英次 / 講談社 / 2005-06-17
2005年6月11日 (土)
座頭市 レジェンドコミックシリーズ3 (レジェンドコミックシリーズ (3))
[a]
平田 弘史 / 星雲社 / 2004-07-06
2005年5月30日 (月)
それがし乞食にあらず (平田弘史傑作選 (昭和四五年~四六年))
[a]
平田 弘史 / 青林工芸舎 / 2005-05
最近この人の作品の復刊が続いている。ありがたいことだ。
2005年5月29日 (日)
んなアホな! (双葉文庫―ひさいち文庫)
[a]
いしい ひさいち / 双葉社 / 2004-10
いしいひさいちの本の困るところは,どれとどれのあいだに内容の重複があるのかがさっぱりわからないところだ。この本も,読んだことがある作品がほとんどだった。「ヘイ,タクシー」「ヘイ,お客さん」など,はじめて読んだときは悶絶死しそうになったものだし,いま読んでも新鮮だけど,同じ内容の本を何度も買うというのはちょっと困る。双葉社の新書版だけを追いかけていればいいのだろうか?
2005年5月27日 (金)
いばらの王 (5) (Beam comix)
[a]
岩原 裕二 / エンターブレイン / 2005-05-25
GUNSLINGER GIRL 5 (電撃コミックス)
[a]
相田 裕 / 角川HD(アスキー・メディアワークス) / 2005-05-27
わからないもので,ちょっと面白くなってきた。
2005年5月23日 (月)
OL進化論(23) (ワイドKC モーニング)
[a]
秋月 りす / 講談社 / 2005-05-23
ああ,ほっとする。
2005年5月19日 (木)
ミックスリサ2 ~伊藤理佐傑作集~ (講談社漫画文庫)
[a]
伊藤 理佐 / 講談社 / 2005-03-11
黒田・三十六計 (5) (SPコミックス―時代劇シリーズ)
[a]
平田 弘史 / リイド社 / 2005-02-21
2005年5月14日 (土)
ミックスリサ 伊藤理佐傑作集 (講談社漫画文庫)
[a]
伊藤 理佐 / 講談社 / 2003-01-10
パリパリ伝説―不思議いっぱいパリ暮らし! (1) (Feelコミックス)
[a]
かわかみ じゅんこ / 祥伝社 / 2004-12-08
連休に寝過ぎたのがいかんかったのか,今週は発熱してさんざんだった。
2005年5月 8日 (日)
薩摩義士伝 (5) (SPコミックス―時代劇シリーズ)
[a]
平田 弘史 / リイド社 / 2001-10
いやいや,誠に素晴らしかったです。
2005年5月 4日 (水)
薩摩義士伝 (4) (SPコミックス―時代劇シリーズ)
[a]
平田 弘史 / リイド社 / 2001-09
素晴らしい。
ナッちゃん 15 (ジャンプコミックスデラックス)
[a]
たなか じゅん / 集英社 / 2005-05-02
看板のポールを切るときは,荷重がかかっているからサンダでは危ない。まずドリルで穴をあけて水抜きし,地表から数センチ上をガスで切るのだそうだ。へええ。
卓球社長 (ビッグコミックス)
[a]
島本 和彦 / 小学館 / 2005-04
この人のマンガは,別に買わなくてもいいかなあ,などと思いながら,つい買ってしまうのである。
2005年4月28日 (木)
PLUTO (2) (ビッグコミックス)
[a]
浦沢 直樹 / 小学館 / 2005-04-26
薩摩義士伝 (2) (SPコミックス―時代劇シリーズ)
[a]
平田 弘史 / リイド社 / 2001-07
薩摩義士伝 (3) (SPコミックス―時代劇シリーズ)
[a]
平田 弘史 / リイド社 / 2001-08
2005年4月27日 (水)
だめんず・うぉーかー 8 (SPA! comics)
[a]
倉田 真由美 / 扶桑社 / 2005-04-27
2005年4月22日 (金)
チューネン娘。 2 (Feelコミックス)
[a]
伊藤 理佐 / 祥伝社 / 2005-04-08
この落ちはあんまりだ,と思うのだが,こういう話を平然とつくっちゃうところが一種の職人芸なのだろう。
2005年4月21日 (木)
おきらくミセスの婦人くらぶー (講談社文庫)
[a]
けら えいこ,ハヤセ クニコ / 講談社 / 1993-05
エッセイマンガと対談。
2005年4月15日 (金)
女の子ものがたり
[a]
西原 理恵子 / 小学館 / 2005-04
うまく表示されないけど,この本は西原理恵子「女の子ものがたり」。
bk1から書誌データを引っ張れなくなってしまったので,今度はamazonからもらってくるように書き換えたのだが,それはそれでいろいろ不具合があって困る。たのむよbk1。
2005年3月26日 (土)
もっけ(4) (アフタヌーンKC)
[a]
熊倉 隆敏 / 講談社 / 2005-03-23
毎日かあさん2 お入学編
[a]
西原 理恵子 / 毎日新聞社 / 2005-03-26
2005年3月21日 (月)
新吼えろペン 1 (サンデーGXコミックス)
[a]
島本 和彦 / 小学館 / 2005-03
2005年3月18日 (金)
ダーリンの頭ン中 英語と語学
[a]
小栗 左多里,トニー・ラズロ / メディアファクトリー / 2005-03-04
昭和の男(2)<完> (モーニング KC)
[a]
入江 喜和 / 講談社 / 2005-02-23
2005年3月15日 (火)
魁!!クロマティ高校(12) (講談社コミックス)
[a]
野中 英次 / 講談社 / 2005-02-17
2005年3月14日 (月)
失踪日記
[a]
吾妻 ひでお / イースト・プレス / 2005-03-01
面白いんだけど,ホームレス生活やアルコール依存症治療の手記を,こうやって楽しんでしまっていいんだろうか,とちょっと後ろめたい気分になる。
人斬り (レジェンドコミックシリーズ―平田弘史作品 (4))
[a]
平田 弘史 / マガジン・ファイブ / 2004-11-15
平田弘史のお父さん物語
[a]
平田 弘史 / 青林工芸舎 / 2005-01
残念だけど,これはちょっと読むに耐えなかった。うーん。
EDEN(12) (アフタヌーンKC)
[a]
遠藤 浩輝 / 講談社 / 2005-02-23
2005年2月25日 (金)
インド夫婦茶碗 (5) (ぶんか社コミックス)
[a]
流水 りんこ / ぶんか社 / 2005-02-11
生きるススメ
[a]
戸田 誠二 / 宙出版 / 2003-12
ハチの子リサちゃん (アクションコミックス)
[a]
伊藤 理佐 / 双葉社 / 2004-09-11
まさか面白いとは思わなかったんだけど。
2005年2月14日 (月)
こっこさん
[a]
こうの 史代 / 宙出版 / 2005-02-10
良いなあ。こんな作家を知らなかったとは,不覚であった。
ぴっぴら帳(ノート) (1) (ACTION COMICS)
[a]
こうの 史代 / 双葉社 / 2000-07
苦労の末,ようやく入手。賞を取ったおかげで増刷されたのだろう。
2005年2月 4日 (金)
御緩漫玉日記 (1) (Beam comix)
[a]
桜 玉吉 / エンターブレイン / 2005-01-31
泣かせる。。。
脂肪と言う名の服を着て 完全版
[a]
安野 モヨコ / 祥伝社 / 2002-07-08
再読。
刑務所の前 (第2集) (Big comics special)
[a]
花輪 和一 / 小学館 / 2004-12
時空を飛び越え,ますますアバンギャルドになりつつある。大丈夫なんだろうか。
水鏡綺譚
[a]
近藤 ようこ / 青林工芸舎 / 2004-05
昭和の男(1) (モーニング KC)
[a]
入江 喜和 / 講談社 / 2005-01-21
これも良いのだが,「のり弁」の続きが読みたかったよ。。。
機動旅団八福神 (1巻) (Beam comix)
[a]
福島 聡 / エンターブレイン / 2004-12
吼えろペン 13 (サンデーGXコミックス)
[a]
島本 和彦 / 小学館 / 2004-12-17
おいピータン!!(1)[改訂版] (ワイドKC Kiss)
[a]
伊藤 理佐 / 講談社 / 2003-03-11
おいピータン!!(2) (ワイドKC Kiss)
[a]
伊藤 理佐 / 講談社 / 2001-12-10
おいピータン!!(3) (ワイドKC Kiss)
[a]
伊藤 理佐 / 講談社 / 2002-09-11
おいピータン!!(4) (ワイドKC Kiss)
[a]
伊藤 理佐 / 講談社 / 2003-03-10
おいピータン!!(5) (ワイドKC Kiss)
[a]
伊藤 理佐 / 講談社 / 2003-11-12
おいピータン!!(6) (ワイドKC Kiss)
[a]
伊藤 理佐 / 講談社 / 2004-09-13
一巻目の「カレー心」のくだりが仙川啓文堂で立ち読み用パンフレットになっていて,心ひかれて買い込んで以来,伊藤理佐漬けの日々を過ごしていた。「幸せは身近にあった」系の落ちが続く種類のマンガで(いわく「相田みつをのマンガ版」),どこが良いとはいえないのだが,気楽にめくっている分には最適である。
渡る世間はオヤジばかり (ワイドKC)
[a]
伊藤 理佐 / 講談社 / 2001-12-13
結婚泥棒 (クイーンズコミックス)
[a]
伊藤 理佐 / 集英社 / 2004-02-19
この二冊は外れ。
チューネン娘。 1 (Feelコミックス)
[a]
伊藤 理佐 / 祥伝社 / 2004-01-19
これは水準作。
やっちまったよ一戸建て!! (1) (Action comics)
[a]
伊藤 理佐 / 双葉社 / 2001-03
やっちまったよ一戸建て!! (2) (Action comics)
[a]
伊藤 理佐 / 双葉社 / 2001-03
いまのところ,この2冊がベスト。本当に面白い。
ナッちゃん 14 (ジャンプコミックスデラックス)
[a]
たなか じゅん / 集英社 / 2005-01-05
首代引受人(ワイド版) (SPコミックス)
[a]
平田 弘史 / リイド社 / 1999-10
血だるま剣法・おのれらに告ぐ
[a]
平田 弘史 / 青林工芸舎 / 2004-09
ぴっぴら帳 (完結編) (Action comics)
[a]
こうの 史代 / 双葉社 / 2004-04-28
面白いじゃないですか!
2004年12月23日 (木)
流水さんちのペット事情家族事情―インドな家族のインドアな生活 (ピチコミックス)
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流水 りんこ / 学習研究社 / 2004-11-27
嫌いじゃないけど,別に買わなくても良い本であった。
OL進化論 (22)
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秋月 りす / 講談社 / 2004-11-22
木曜日にはこの四コマを読むのが当たり前になっていて,もはや空気のような存在なのだが,作者はこれを10年書き続けているのだと思うと,心底尊敬する。
いばらの王 (1) (Beam comix)
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岩原 裕二 / エンターブレイン / 2003-04
コミック いばらの王 2巻 (Beam comix)
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岩原 裕二 / エンターブレイン / 2003-09-26
いばらの王 (3) (Beam comix)
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岩原 裕二 / エンターブレイン / 2004-02-25
いばらの王 (4) (Beam comix)
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岩原 裕二 / エンターブレイン / 2004-09-25
PLUTO (1) (ビッグコミックス)
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浦沢 直樹 / 小学館 / 2004-09-30
銃夢(Gunnm)Last Order (2) (ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ)
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木城 ゆきと / 集英社 / 2002-02-19
不思議な少年(3) (モーニング KC)
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山下 和美 / 講談社 / 2004-11-22
ラブやん(4) (アフタヌーンKC)
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田丸 浩史 / 講談社 / 2004-11-22
かすかにネタ切れの香りが...
よつばと!(3) (電撃コミックス)
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あずま きよひこ / メディアワークス / 2004-11-27
上京ものがたり
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西原 理恵子 / 小学館 / 2004-11
魁!!クロマティ高校(11) (講談社コミックス)
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野中 英次 / 講談社 / 2004-11-17
表示されないが,これは「魁!!クロマティ高校 (11)」である。ピース。
ヨコハマ買い出し紀行 12 (アフタヌーンKC)
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芦奈野 ひとし / 講談社 / 2004-11-22
最強伝説黒沢 5 (ビッグコミックス)
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福本 伸行 / 小学館 / 2004-11-30
胸が痛くて読めないっす。